アニマル横町(アニ横)のネタバレ解説・考察まとめ

『アニマル横町』とは、前川涼によるギャグ漫画作品及びそれを原作としたテレビアニメ作品である。少女漫画雑誌『りぼん』・『りぼんオリジナル』・『りぼん増刊』・『あみーご!』に1999年から連載されている。新しい家に引っ越してきた主人公の松崎 あみ(まつざき あみ)は、自分の部屋に異世界「アニマル横町」(通称アニ横)へと繋がる扉を見つける。そこからウサギのイヨ、クマのケンタ、パンダのイッサが登場し、ドタバタ劇が繰り広げられていく。少女漫画だが昭和ネタやシュールなネタが多く、大人にも人気の作品である。

『アニマル横町』の概要

『アニマル横町』とは、前川涼によるギャグ漫画作品、及びそれを原作としたテレビアニメ作品である。子供向けの作品でありながら、昭和ネタやシュールなネタが多いのが特徴である。
新しい家に引っ越してきた主人公・5歳の松崎 あみ(まつざき あみ)は、自分の部屋に異世界「アニマル横町」(通称アニ横)へと繋がる扉を見つける。そこからウサギのイヨ、クマのケンタ、パンダのイッサが登場し、ドタバタ劇が繰り広げられていく。
少女漫画雑誌『りぼん』・『りぼんオリジナル』・『りぼん増刊』・『あみーご!』に1999年から連載されており、第51回(平成17年度)小学館漫画賞児童向け部門受賞作品である。
アニメは2005年10月4日から2006年9月26日まで、テレビ東京系列で全51回(1回2話構成のため、全102話)放送された。アニメは韓国でも放映され、韓国版タイトルは『どき☆どき秘密の友達』。香港TVBでは『動物横町』、台湾では『動物小町』というタイトルで放送された。
2005年12月22日には、ゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『アニマル横町 〜どき☆どき 救出大作戦!の巻〜』がコナミから発売された。イヨ、ケンタ、イッサ、それぞれの特技を使い分けながらステージを進めていくアクションゲームである。2006年5月18日には、2作目のゲームソフト『アニマル横町 〜どき☆どき 進級試験!の巻〜』も発売された。

『アニマル横町』のあらすじ・ストーリー

新しい家に引っ越してきた主人公・5歳の松崎 あみ(まつざき あみ)は、自分の部屋に異世界「アニマル横町」(通称アニ横)へと繋がる扉があることに気づく。そこから自由奔放なウサギのイヨ、ツッコミ気質で兄貴分なクマのケンタ、天然で臆病なパンダのイッサの3匹が登場し、ドタバタ劇が繰り広げられていく。
『アニマル横町』は、基本的に1話完結型のストーリー構成である。

あみとイヨ・イッサ・ケンタとの出会い

左からケンタ・イヨ・イッサ

新しい家に引っ越してきた主人公の松崎 あみ(まつざき あみ)は、両親と一緒に引っ越しの荷物を片付けていた。その家には、さまざまな動物が住む不思議な異世界「アニマル横町」の住人であるウサギのイヨ、クマのケンタ、パンダのイッサ(アニ横トリオ)が隠れていた。
たくさんの段ボールが置かれた家の中で、ケンタは段ボールに足を引っかけて転んでしまう。あみが物音がした段ボールの陰を覗くと、ケンタが倒れていた。ケンタはあみに驚かれないよう、動かずにぬいぐるみのふりをした。見覚えのないぬいぐるみを見つけたあみは不思議に思ったが、ケンタを置いて片付けを続ける。その後、あみはドアの前に座るイヨを見つけた。またしても自分のものではないぬいぐるみを見つけて不思議に思っていたところ、母親からバケツを持ってくるように言われる。あみがバケツを持って振り返ると、そこにはイッサが立っていてバケツを受け取った。イッサが動いたことに驚いたあみは、両親に「動くぬいぐるみがいる」と訴えた。しかし、両親を呼びに行っているうちにアニ横トリオの3匹は移動してしまい、信じてもらえなかった。
おかしいと思いながら、自分の部屋の片付けに向かったあみ。部屋のドアを開けると、ドアの前の床に床下収納のような扉を見つけた。あみがその扉を開けようとした瞬間、アニ横トリオがしゃべりながら部屋に入ってきた。あみと目が合い、再びぬいぐるみのふりをするが、「今更遅い!」とあみにツッコまれる。「何者なの?」とあみに聞かれ、アニ横トリオは自己紹介とアニマル横町について説明したが、ハチャメチャな説明であみは結局よく理解できなかった。アニ横トリオは引っ越しの手伝いをすると言う。しかし、イヨがマグロの抱き枕を持ち込んだり、ケンタがクマのぬいぐるみに攻撃したりとボケ続けるばかりだった。ツッコみながら作業を進めていると、あみは前の幼稚園のアルバムを見つける。アルバムを見て寂しくなったあみに対し、アニ横トリオは「友達ならすぐできる」「僕たち、もう友達だよ」と言って、扉に入ってアニマル横町に帰っていった。
次の日の朝、目覚めたあみは「昨日のことは全部夢?だとしたらちょっと寂しい」と思いながら、アニ横の扉を見つめた。その瞬間、扉からアニ横トリオが飛び出してきた。アニマル横町のことは夢ではなかったのだ。両親に話しても信じてもらえないと考えたあみは、自分だけの秘密にすることにした。

みんなでケーキ作り

第3話、お留守番をすることになったあみは、キッチンでケーキを作ろうとしていた。そこにアニ横トリオがやってきて、ケーキ作りを手伝うという。嫌な予感のしたあみは一度断るが、イヨが悲しんだため、手伝ってもらうことにした。
イヨのせいで卵が割れてしまったり、ケンタがはちみつにされてしまったりしたが、なんとかスポンジのたねが完成した。しかし、イヨがケーキのたねをオーブンに入れ、ビームを放って真っ黒に焦がしてしまった。あみは困ったが、イヨが「お料理番組でよくある手を使えばいい」と、どこからか完成したスポンジを取り出した。
イヨが用意したスポンジを使って無事に飾り付けまで終わり、完成したケーキを食べたアニ横トリオだったが、3匹とも「まずい」と言う。そこに、あみの両親が帰ってきたため、アニ横トリオは帰っていった。あみの両親がケーキを食べると「おいしい」と言い、あみ自身も食べてみるがやはり美味しかった。「アニ横のケーキ屋さんってどんなケーキがおいてあるんだろう」と疑問に思ったあみだった。

あみの宿題

イッサに好きなものを聞くあみ

第4話、あみは幼稚園から出された身近にいる動物の観察日記の宿題をやろうとしていた。
はじめにイッサの観察日記を書こうとしたが、好きな遊びと食べ物はトランプと塩辛で、全くパンダらしくない。次にイヨの観察日記を書こうとするものの、好きな食べ物はフルコース料理の肉だった。「草食動物のくせに!」とツッコんだあみは、諦めてケンタの観察をすることにした。しかし、ケンタに好きなものを聞こうとしたが、主役になれていないケンタは緊張して固まってしまった。
あみは宿題ができずアニ横トリオに怒ったが、それに対しアニ横トリオは「勝手に観察して、人間って傲慢だよね」「人間だって動物なのに」と不満をもらした。生意気な発言に怒ったあみだが、「人間も動物」ということに気づき、母親の観察日記を書くことにした。
後日、あみは「幼稚園の先生に褒められた」と母親に観察日記の宿題を見せた。そこには「あやこはスーパーの大安売りコーナーが好き」「この間は卵を買い忘れた」などと書いてあり、あみは母親に怒られてしまった。

風邪をひいたあみ

第8話、あみは風邪をひいて幼稚園から帰ってきた。いつもと様子が違うあみを心配したアニ横トリオは、あみの母が薬を買ってくるまでの間、看病をしようと張り切る。
まずは身体を温めようと寝ているあみの上にアニ横トリオが乗っかったが、「重い!暑い!」と怒られてしまう。
体温を測り、熱があると分かると、イッサが「おでこを冷やせばいい」と提案する。イヨが「じゃあ、氷…」と言いかけたとき、扉から氷を持ったヤマナミさんが登場した。大きな氷を見たアニ横トリオは、「氷といえばかき氷!」と言って、あみのことを忘れてかき氷を作り食べ始めてしまう。シロップの名前を「初恋メロン」「ミルキーセカンドラブ」「最後の恋苺」など、カクテルのようにしているところは『アニマル横町』らしい。「そういえば、どうしてかき氷食べてるんだっけ?」というイッサの言葉で、アニ横トリオはあみの看病中だったことを思い出す。
続いて、何か食べて体力をつけるべきと考えたアニ横トリオは、アニ横伝統のおかゆを作ってきた。アニ横のおかゆということで不安を感じたあみだが、見た目は普通で味もおいしい。食べている途中にケンタが「隠し味を使っている」と言い、あみは何が入っているのか問いただしたが、アニ横トリオに話をそらされてしまった。
最後に、アニ横トリオは薬を用意しようとする。そこに再びヤマナミさんが薬を持ってやってきたが、「G1レースで1着になれる」「フライパンでホットケーキ返しができる」といった変わった薬ばかりだった。あみが「普通の風邪薬が欲しい」と言うと、ヤマナミさんは落ち込んで帰って行った。
そこで、代わりにイヨが薬を作ると言い出した。しかし、完成したのは緑色の泡立った奇妙な液体だった。あみが嫌な表情をすると、「せっかく作ったのに…」とイヨが泣き出してしまった。イヨのことを思ってその薬を飲んだあみは、「元気になってきた」と言ったがすぐに倒れこんでしまった。
しばらくしてあみの熱が下がり、イヨの薬が効いたようだと安心したケンタとイッサ。しかし、イヨが作ったのは、誰よりも長く美しい耳になる薬だったのだ。あみは母に「なんだか耳がむずむずしてきた」と言い、アニ横トリオは逃げるように静かに帰っていった。

ケンタのマフラー

ケンタはいつでもどこでも赤いマフラーを外さない。不思議に思うあみにも、ケンタはその理由を話そうとしない。しかし、イヨによると、ケンタのマフラーには大切な思い出が詰まっているのだという。第13話で、その理由が明かされた。
あみと出会う前、ケンタは人間のおばあちゃんと親しくしていた。毎日のようにおばあちゃんの家に遊びに行き、一緒にお菓子を食べたり話をしたりして過ごしていた。しかし、ある日おばあちゃんは孫と一緒に住むことになり、ケンタは大好きなおばあちゃんとお別れすることになってしまった。おばあちゃんと会う最後の日、おばあちゃんからもらったのが赤色のマフラーだった。おばあちゃんのことを大切に思う気持ちから、ケンタは季節を問わず、いつもこのマフラーを身に着けている。

イヨの記憶喪失

記憶喪失になったイヨ

第14話、あみの部屋に慌てたイッサがやってきた。イッサは「イヨが頭を打って記憶喪失になり、様子がおかしい」と言うが、あみとケンタは「いつものおふざけだろう」と信じない。そこに、扉からノックの音が聞こえ、イヨがやってきた。あみが「大丈夫?」と聞くと、イヨは「はい。ご心配くださってありがとうございます」と丁寧な口調で答えたのだ。
イヨはみんなにケーキを用意したりお茶を入れたりと、いつもと違った様子だったが、あみとケンタは「おとなしいイヨも悪くない」と思っていた。しかし、イッサが「イヨが普通のウサギになってしまったらアニ横の放送も終わってしまうかも」と言い、あみとケンタも焦りだす。イヨを元に戻すため、大きな風船を破裂させたり、たらいを落としたりしたが効果はなかった。
すると、イヨは「自分がどんなウサギだったのか」とあみ達に聞いた。しかし、「幽体離脱をする」「ビームを出す」などとは言えず、答えられなかった。そこで、イヨは「自分探しの旅に出る」と言って、あみの部屋を出て行った。
少し経って、イヨはあみの赤点テストやケンタの秘密のノート、イッサの隠しおやつを持って戻ってきた。自分のことは分からなかったので、代わりに持ってきたのだと言う。自分の秘密をバラされて怒ったケンタは、これまでイヨからビームを打たれたり、耳で攻撃されたりしたことを明かした。
自分の過去を知ったイヨはショックを受け、もうみんなの前には現れないと言った。焦ってあみとイッサとケンタは、「イヨがいないとアニ横じゃない」と、立ち去ろうとするイヨを引き留めた。優しい言葉をかけられ、泣きながら戻ってきたイヨはみんなとハグをした。そして、おやつを持ってくると言って部屋を出て行った。
大きなケーキを持って戻ってきたイヨはケンタの目の前で転び、ケーキがケンタの顔に当たってしまった。怒ったケンタは全力でイヨの頭にチョップし、イヨは目が回ってたんこぶができてしまった。「絶対わざとだ!」と怒るケンタに、イヨは「わざとならもっと上手くやるもん!」といつものように反論した。その後も、耳からりんごを取り出したり、耳でりんごの皮をむいたりと、いつものイヨに戻ったようだ。しかし、ケンタのツッコミのおかげで元に戻ったのか、もともと記憶喪失のふりをしていたのかは誰にも分からない。

アニ横すごろく

第27話で、アニ横トリオはお正月にもかかわらずスイカ割りをしていた。あみが「お正月らしい遊びをしたい」と言うと、イヨがロフトの上にのぼるように言った。そこには巨大なすごろくがあり、ゴールは双眼鏡がないと見えないほど遠くにある。
イヨがはじめにサイコロを振り2のマスに止まると、ヤマナミさん型の像が出てきて「私には向いていないと叫んでリタイア」と指示した。言い出しっぺのイヨは、早々にリタイアしてしまった。次にケンタがサイコロを振ると、「なわとび連続200回」という指示が出る。あみは「ヤマナミ通販で何か買う」のマスに止まり、まぐろの抱き枕を買わされた。イッサは「一回休み」で、無事に1周目を終了した。イヨはリタイアしたが、UFOのようなものに乗ってみんなの様子を見て楽しんでいた。
その後も、ケンタは「腕立て伏せ連続300回」「語尾にコロンをつける」、あみは「お気に入りの一発ギャグを披露」「パンチパーマにする」、イッサは何度も「ぶっちゃける」といった無茶な指示を受け続けた。3人はボロボロになりながら、砂漠のようなところまで進んだ。イヨによると、次に6が出ればゴールらしい。ケンタが全力でサイコロを振ると、出たのは5だった。「全員スタートに戻る」という指示が出て3人は倒れこんだが、イヨは「早くやろうよ!」と笑っていたのだった。

くーちゃんとアニ横トリオ

第29話で、あみは幼稚園の友達であるくーちゃんを家に招待する。アニ横トリオには「今日だけは部屋に来ないで」と言いつけていたが、あっさりくーちゃんと対面してしまう。くーちゃんと出会ってすぐに、イヨとイッサは自分たちが生きていると説明してしまった。あみは慌てたが、事実を知ってもくーちゃんは驚くことなく2匹と接していた。ケンタもくーちゃんに事実を話そうとするが、イヨに「ケンタは電池で動いているぬいぐるみだ」と説明されてしまう。「ケンタは可愛いけど、本物のクマだったら怖い」とくーちゃんに言われてしまい、本当のことを言えなくなってしまったケンタは、その後もくーちゃんの前ではぬいぐるみのふりを続けざるを得なくなってしまった。

ケンタとメカケンタ

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