夏目友人帳(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『夏目友人帳』とは、「緑川ゆき」による漫画作品。2008年にアニメ第一期を放送し、2017年までに第六期まで放送。2018年に映画化された。妖の見える少年「夏目貴志」は、妖の「ニャンコ先生」と出会い、祖母の遺品で妖の名前が書かれた紙「友人帳」を手にすることとなった。貴志は多くの妖や人間と関わり、様々な葛藤をし自分の過去と向き合っていく。そして、多くの妖と出会いや別れを繰り返しながら、貴志は少しずつ人間として成長していく。

『夏目友人帳』の概要

『夏目友人帳』とは、「緑川ゆき」による漫画作品。
2003年『LaLa DX』にて初掲載、2005年から同誌で隔月連載し、一部が『LaLa』に掲載。
2007年から『LaLa』で連載を開始。
2008年にテレビアニメ第一期が「ブレインズ・ベース」製作で放送。
2009年に第二期「続 夏目友人帳」が放送。
2011年に第三期「夏目友人帳 参」が放送。
2012年に第四期「夏目友人帳 肆」が放送。
2013年に『LaLa』『LaLa DX』に新作オリジナルアニメ『ニャンコ先生とはじめてのおつかい』のDVD配布が全員応募サービスで実施。
『LaLaメロディonline(現在の「花LaLa online」)』で「カネチクヂュンコ」によるスピンオフ4コマ漫画『ニャンコ先生が行く!』連載。
2014年にOVA『夏目友人帳 いつかゆきのひに』が発売。特典として上記『ニャンコ先生とはじめてのおつかい』が収録。
2016年に第五期「夏目友人帳 伍」が放送。アニメーション製作が「朱夏」に変更。
2017年に第六期「夏目友人帳 陸」が放送。本作放送の前の週に「夏目友人帳 陸 放送記念スペシャル」が放送。
2018年に『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』が公開予定。

本作は2008年から不定期にアニメ化し、2017年の段階で第六期まで放送。
主人公「夏目貴志」は、物心付いた時から普通の人が見えない怪(あやかし)が見える少年であった。
夏目は祖母「夏目レイコ」の遺品で妖の名前が書かれた「友人帳」を預かり、妖怪「斑」と出会う。
斑は夏目が死んだら友人帳を貰い受けるという約束の元、夏目の用心棒「ニャンコ先生」となる。
人と妖怪を結ぶ1話完結型のストーリーで形成され、妖怪や人間に関わっていく事で、夏目の心の成長や環境の変化なども描かれていく。
心温まる感動ストーリー、妖怪と人間の恋、妖怪退治などのホラーアクション、可愛く個性的なキャラクターなど見所が盛り沢山。

『夏目友人帳』のあらすじ・ストーリー

「友人帳」を引き継ぐ貴志

主人公「夏目貴志」は、幼い頃に両親を亡くし、父方の親戚をたらい回しにされていた。
貴志は物心ついた時から人ならざる者(妖)が見え、周りの人間から虚言壁のある薄気味悪い子扱いをされて、苛められることもあった。
妖たちは妖力のある貴志をからかってちょっかいを出したり、襲って食べようとしたり、貴志を悪い道へ誘惑しようとしたり、貴志にとっては脅威であった。
貴志はどの家に居候しても居心地は悪く、また居候先の家族からも歓迎されず、妖には脅かされ、貴志は心を閉ざし孤独の中に居た。
貴志と遠い親戚に当たる「藤原滋」は葬式の席で貴志を見かけ、貴志の哀れな境遇を知り自分達の家で引き取ると申し出た。
藤原家は滋とその妻「藤原塔子」の二人暮らしで、貴志は藤原家に引き取られる事になった。
子供の居ない藤原夫妻はこれまでの親戚達とは違い貴志を実の子供のように可愛がり、貴志はようやく落ち着いた暮らしを手に入れた。
貴志は地元の高校に転入し、同級生の「西村悟」「北本篤史」と友人になった。
しかし貴志は藤原夫妻にも友人の二人にも、自分が妖が見える事を隠していた。
もし知られてしまっては気味が悪いと思われてしまうかもしれないし、妖に関する危ない事に関わらせてしまうかもしれないからであった。

ある日、貴志は妖に追われ逃げている最中に、祠にあった紙垂(しで)のついた縄を切ってしまい、そこに封印されていた妖を解放してしまう。
封印されていたのは大妖怪「斑」で、斑は長い間招き猫を寄り代にしていたため丸っこい猫の姿をしていた。
斑は貴志を見ると「夏目レイコじゃないか」と尋ねる。
夏目レイコとは貴志の母方の亡き祖母の名前で、貴志とレイコは見た目がそっくりであるのであった。
斑はレイコも妖が見える体質でいつも一人であった事と、妖相手に憂さ晴らしをしていたことを貴志に話し、「友人帳を知っているかい」と言って消えて行った。
レイコのことが気になった貴志は、レイコの遺品の中から「友人帳」と書かれた帳面を見つけた。
友人帳には人間には読めない妖の文字が書かれていて、不思議と貴志はこれを読むことが出来た。
すると斑が現れ、友人帳をよこせと迫る。
貴志はとっさに素手で斑を殴った。
妖力の高い貴志のパンチは非常に威力が高く、斑は毒気を抜かれてしまう。
斑は貴志に用心棒をしてやると申し出て、代わりに貴志が死んだら友人帳を譲るように言う。
貴志は友人帳の説明を斑に求めた。
友人帳とは夏目レイコが気まぐれに片っ端から妖と勝負し、自分に負けた相手の名前を子分の証として書かせたものであった。
友人帳に名前がある妖は友人帳の持ち主の命令に従わなければならず、友人帳を奪おうと狙っている妖は多いのである。
貴志は友人帳に書いた名を返して欲しいと思う妖には名を返したいと思い、自分が死んでしまったら斑に友人帳を譲ると約束し、用心棒の申し出を受けた。
名を返すにはレイコの血縁者(貴志の事)の唾液と息が必要で、名を書いた紙を銜えて息を吹くことで返還出来る。
友人帳を真に使いこなせるのはレイコとその血縁者のみであり、現状この名を返す行為は貴志にしか出来ない。
貴志が友人帳に書いてある名が読めたのも、レイコの血縁者であるためであった。

貴志が初めて名を返すことになったのは、先ほど貴志を追いかけてきた一つ目の妖怪「ひしがき」であった。
名を返すと、レイコとひしがきの友人帳に纏わる思い出が貴志の中に流れ込んできた。
昔、ひしがきは周りから嫌われ、いつも一人でいたが、同じくいつも一人の人間・夏目レイコと出会う。
レイコはひしがきが食べようとしていたお供え物の饅頭を取ってしまい、欲しければ自分と勝負しろと言う。
ひしがきは勝負に負けてしまい、友人帳に名を書くが、孤独だったひしがきはこの繋がりを嬉しく感じた。
レイコは「私が呼んだら飛んできてね」と言い、ひしがきはレイコから呼ばれるのをずっと待っていた。
しかしレイコは一度もひしがきの名を呼ぶ事はなく、ひしがきは一人っきりの時よりもずっと強い孤独を募らせ、レイコを恨むようになった。
呼ぶ気がないなら名前を返してほしいと思いレイコを尋ね、貴志に出会ったのであった。
ひしがきの気持ちを知った貴志はひしがきの名を呼び、ひしがきは「もう一人でも平気かい?」とレイコ(貴志)に問う。
貴志は祖母はきっと一人ではなかったと言って礼を述べ、ひしがきは満足そうに微笑み何処かへ消えていった。

ニャンコ先生が相棒に

貴志(左)と相棒のニャンコ先生(右)。

その後、斑は猫の姿の「ニャンコ先生」となり、貴志のペットという体裁で藤原家に住む事になった。
そして貴志は友人帳に名前のある妖が名前を返して欲しいと尋ねてきたら名前を返す事にし、その噂は妖達の中で瞬く間に広まった。
名を返して欲しいと尋ねてくるものや、友人帳を奪うために襲ってくるもの、妖が見える貴志を頼り相談事をするものなど、貴志は様々妖と出会うことになる。
名を返すとレイコとその妖の記憶が貴志の中に流れ込み、貴志はその記憶から祖母レイコの生き方を知る事になる。
レイコは貴志と同じく妖が見えることで人々から忌み嫌われ、本人も人間と距離を取っていた。
その代わり妖とは戯れるようになり、それが友人帳に名前を書く勝負であった。
レイコと妖の繋がりから、貴志は苦手に思っていた妖に対する考えを改め、人と妖の絆について考えることとなる。

貴志が転校して来てからしばらくして、高校には新しい転校生「田沼要」が転入してきた。
田沼の家は寺で、田沼は僧侶の息子であり、貴志ほどの妖力はないが妖の気配を感じたり妖の影を見る事が出来る人物であった。
貴志は初めて自分の境遇を打ち明けられる友人を得て、田沼には自分の能力の事とニャンコ先生の事など、主に友人帳の事以外を打ちあけた。
その後、貴志は同級生の少女「多軌透」と知り合いになる。
多軌は亡き祖父が陰陽師のような事をしていて、その祖父の遺した「姿写しの陣」を所持していた。
姿写しの陣とは、陣の上に妖が乗ると霊力の低いものでも妖を見る事が出来るというものである。
多軌は好奇心でこの陣を使ってみた結果、凶悪な妖に祟られてしまい一人途方に暮れていたが、貴志とニャンコ先生の協力により解決する。
以降、多軌も田沼と同様に貴志の秘密を共有する友人となった。
さらに貴志は式を使って妖を封印する「祓い屋」の「名取周一」とも知り合いになる。
式とは、契約者に従う妖怪の事である。
名取は世間で名の知れたイケメン俳優であるが、裏で祓い屋をしてる人物である。
名取は妖を憎んでいたが、人間である貴志に対しては優しく、貴志が妖絡みのトラブルに巻き込まれるのを心配し、時に一緒に妖の事件を解決した。
貴志は自分と同じ悩みを共有し、且つ自分に優しくしてくれる名取を信用はしていたが、妖を憎んでいる名取に友人帳の事は話せなかった。
そして名取と関わるうちに、祓い屋の大家「的場一門」の当主「的場静司」と出会う。
的場は人も妖も、使えるか使えないかで判断する合理的で非情な人間で、貴志の高い妖力を見込み的場一門に入らないかと誘う。
貴志は断り、妖にたいして暴力的な的場を強く警戒した。

貴志は人や妖との出会いの中で、藤原夫妻や人間の友人たち、そして妖の友人たちを大事に思うようになる。
そしてその大事な人たちを妖の脅威などから守るため、ニャンコ先生と一緒に日々奮闘していく。

『夏目友人帳』の登場人物・キャラクター

主要人物

夏目 貴志(なつめ たかし)

CV:神谷浩史

本作の主人公。
妖が見える男子高校生。初登場は一年生であったが、アニメ版では二年生に進級する。
幼いころ両親を亡くし、親戚にたらい回しにされた過去を持つ。
現在は遠縁の藤原夫妻に引き取られ安定した生活を送っており、今の生活を大切にしている。
心優しい穏やかな性格で感情を表に出すのは苦手であり、親しくない周囲の人間には作り笑顔で一歩引いて接してしまいがち。
しかし妖に襲われるとすぐ手が出るなど、粗暴な一面もある。
妖の気に当てられ倒れることが頻繁にあり、体はそこまで丈夫ではない。
妖が見えることで気味悪がられた過去から、親しい友人や藤原夫妻にさえ妖が見えることは隠している。
また、友人帳については友人帳の持つ大きな影響力を考え他人を巻き込みたくないという思いから、この事は特に秘密にしている。
特に藤原夫妻には心配をかけたくないという思いから、妖関係の外出、怪我などは必ず嘘でごまかすほど。
友人帳の存在を知ってからは、妖に名前を返す日々を送っている。
名前を返す以外に友人帳を使う気は全く無く、また友人帳を悪用されることをよしとしていない。
祖母の唯一の遺品であることから、友人帳は大切にしている。
強大な妖力は祖母譲りで、拳骨ひとつで妖を退けることもできる。しかし喧嘩は不得意。
強力な妖怪である斑(ニャンコ先生)を連れていることから、祓い屋などの術者から驚かれる。
名取や的場よりも強力な妖力を持ち、的場からは利用価値があると判断され、名取からはトラブルに巻き込まれがちな所を心配されている。
妖術は使えないが、ニャンコ先生や名取などの指導の下でなら祓いの術を使うことも可能。
外見は祖母・レイコと似ており、初対面の妖が勘違いするほど。作者曰く貴志は女顔がコンプレックス。
体格は細く、登場人物たちから「マッチ棒」「もやし」などの評価を受けている。
人間嫌いだったレイコに対し、貴志は人間を嫌っていない。
過去自分を傷つけたり蔑視した人たちも、妖の脅威にさらされていれば積極的に関わろうとする。
友人帳の影響で妖と触れ合うようになってからは、妖も友達だと思えるようになった。
また、これまでは何でも一人で全てを背負ってしまっていたが、数多くの理解者に出会えたことで、妖達や多軌・田沼にも助力を願うことが増えている。

ニャンコ先生 / 斑(まだら)

普段貴志と一緒に居る時の姿。普通の人間にも見る事が出来る。

本来の姿。普通の人間では見る事が出来ない。

CV:井上和彦

貴志の用心棒をしている妖怪。
招き猫を寄り代に封印されていたが、偶然貴志によって封印が解かれ貴志と出会うことになった。
本当の名前は「斑」と言い、作中ほぼ最強と言って良い程の大妖怪。
本来の姿は大きな白い獣の体であるが、長年招き猫を寄り代としていたため丸っこい猫の姿をしている。
猫の姿の時は普通の人間の目にも目視でき、藤原夫妻や友人の間では貴志のペットということになっている。
多軌や田沼・祓い屋の人たちなど貴志に特殊な力があることを知っている一部の人間は、ニャンコ先生が妖であることを知っている。
登場キャラたちによるニャンコ先生の見た目は「たぬきだるま」「ブタネコ」「デブネコ」「ブサネコ」「インチキ招き猫」「大福ネコ」「白豚ネコ」「ネコだるま」「砂袋のようなもの」と低評価。
本来の美しい姿の斑を尊敬してる妖「紅峰」は、猫の姿を残念がり酷評。
しかし多軌からは可愛いと言われ、会う度に撫で回される。そのためニャンコ先生は多軌を苦手にしている。
人間の姿に変身する事もでき、貴志に変身して貴志になりきったり、人間として貴志の友人と接触する時はレイコ似の姿に変身する。
猫の姿の時は使える妖力が少なくなるが、元の姿に戻ると本来の力が発揮できる。
大抵の下級妖は光を発して弱体化・撤退させ、逃がせない程悪質な妖などは食べてしまうこともある。
本来は人間を食べる妖怪であるため、うっかりを含め何度か貴志を食べようとしたこともある。
好物はイカで、お酒が大好きなのんべぇ。とても食い意地が張っている。
特にニャンコ先生となってからは人間の習慣に馴染み、塔子の料理も気に入っている。エビフライが特に好き。
饅頭屋の「七辻屋」の饅頭も大好物で、何かと貴志に強請る。
生前のレイコの事を知っているが、レイコと勝負はしなかったため友人帳に名前は無い。
貴志の死後友人帳を貰い受けるという約束で貴志の護衛をしており、貴志に対して段々と情が移って行く。
上から目線で物を言ったり我侭を言うため貴志とはよく喧嘩し、藤原家の冷蔵庫のエビを食べてしまった事で貴志に怒られ家でしたことがある。
短気で陽気な性格であり、貴志を脅かす格下妖怪や自分や貴志に敵意のある祓い屋などの人間に対して特に高圧的になる。
日常パートでは陽気さが特に際立ち、貴志の用心棒でありながら夜な夜な飲みに行ってしまったり、何かにつけて直ぐにお酒を飲もうとする。
本作の中で人気ナンバーワンのキャラクターであり、マスコットキャラでもあるため単独でのグッズが多数発売している。

夏目 レイコ(なつめ レイコ)

CV:小林沙苗

貴志の母方の祖母。
友人帳の製作者で、物語が始まった時には既に故人。回想のみで登場する。
強い妖力を持ち妖が見える他、妖と戦ったり祓ったりも出来た。
貴志の母(レイコにとっては娘)を生んだ後若くして死亡したが、死因などの詳しい話は不明。
結婚はしておらず、貴志の母が誰との間に出来た子供なのかもアニメ第六期まででは不明。
貴志が見るレイコと妖の思い出は友人帳に纏わる話であるため、友人帳を製作していた高校生の頃の姿で登場する。
美しい外見をしており、妖怪達の中でも噂になっていた。
しかし妖が見えた事や粗暴な性格から、周りの人間からは好かれておらず石を投げられたり悪い噂を流されていた。
レイコ本人はその事に関しては対して気にしていないが、人間との関わりをあまり持とうとしなかった。
その分の気持ちの矛先は妖に向き、手当たり次第に妖と勝負し負かした相手を子分とし、その証に友人帳に名前を書かせた。
しかしこの行為は祓い屋では最大の禁術と言われる行為であると、後に判明する。
妖の間では怖ろしい存在としても有名で、その妖力の強さから祓い屋の界隈でも名前は有名であった。
傍若無人のガキ大将のような性格であるが、面倒見も悪くはなく困っていた妖を助けたり、自分に話しかけてくる幼少期の滋の事を気に入っているようだった。
貴志は人間から嫌われてる事を気に病み塞ぎこんでしまったり、人や妖と結んだ繋がりを大事にしてるが、レイコはその逆を行く性格で他人からの評価を気にせず、大事なものが無く常に笑顔の人間であった。
レイコと貴志は非常によく似ており、貴志は大抵の妖からは夏目レイコだと間違えられる。
回想のみの登場で、登場回数も少ないが本作の中でもかなりの重要人物である。

藤原家

藤原 塔子(ふじわらとうこ)

CV:伊藤美紀

貴志を引き取った藤原家の住人。滋の妻。
滋とはおしどり夫婦そのもので、非常に仲良し。
滋との間に子供はなく、二人きりの生活に満足しているが、もしどちらかが先に死んでしまっらと考えて悲観していた。
そんな時に滋から遠い親戚の少年(貴志)を引き取りたいと相談を受け、その提案を自分なりに良く考えた上で賛成した。
貴志は現在も夏目の姓を名乗っており、養子縁組したわけではなくあくまで引き取ったのみ。
貴志への第一印象は「良い子」で、とても気に入っていた。
家に着てからは貴志と本当の家族になりたいと思い、貴志に優しく接する。
料理が得意で、毎日手料理を作っている。
買い物が好きで、買い溜めしてしまう癖がある。花も好き。
いつも一羽でいるカラスを気にし、見かけるたびに声を掛けて貴志にカラスを友達だと紹介した。
貴志を「貴志くん」、滋を「滋さん」、ニャンコ先生を「ニャンキチ君」「ネコちゃん」と呼ぶ。
貴志からは「塔子さん」と呼ばれる。

8oaidatokio
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@8oaidatokio

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