デッドマン・ワンダーランド(Deadman Wonderland)のネタバレ解説・考察まとめ

『デッドマン・ワンダーランド』とは、2007年に『月刊少年エース』で連載を開始した、片岡人生と近藤一馬による漫画、およびそれをもとにしたアニメ作品である。
東京大震災から10年後、中学生の五十嵐丸太は「赤い男」によるクラスメイト惨殺事件の濡れ衣を着せられ、完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」へ送致される。そこで自らの血液を操る能力「罪の枝」に覚醒した丸太は、謎の少女シロとの再会や他の能力者たちとの過酷な戦いを通じ、施設と「赤い男」に隠された巨大な陰謀へ立ち向かっていく。

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CV:花澤香菜
本作のヒロイン。白い髪と赤い目を持つ少女。ガンタの幼馴染で親友を自称する。純粋な性格だが常識やモラルに欠け、超人的な身体能力と無痛覚を持つ。幼少期に人体実験の被験体とされ、麻酔なしの解剖など過酷な実験を受け続けた。そのあまりの苦痛から自身を守るため、解離性同一性障害を起こしてもう一つの人格「レチッドエッグ」を生み出した。実はガンタの身代わりとして実験台にされた経緯があり、世界と自身の存在を強く憎みつつも、ガンタへの深い愛情を抱いていた。剥切の死後に能力を全開させてDWを崩壊させるが、ガンタとの戦いを経て本当の思いを救い出される。戦いのアフターケアとして医療刑務所に収監され昏睡状態にあったが、物語の結末で目を覚ます。

レチッドエッグ(Wretched Egg:見捨てられた卵)

「赤い男」と呼ばれる謎の殺人鬼。10年前の東京大震災を引き起こした元凶であり、長野県立第四中学校でガンタのクラスメイトを惨殺した犯人。罪の枝は超圧縮した血で物体を消滅させる能力を持つ。その正体は、幼少期に過酷な人体実験の苦痛から逃れるために生み出されたシロのもう一つの人格である。シロ自身はこの人格を「エースマン」と呼んでいた。

デッドマン

千地 清正(せんじ きよまさ)

CV:加藤将之
DWの囚人。26歳。コード名は「クロウ」。戦闘マニアで強い相手との闘いを好む筋肉質の男性。女性が苦手で、口癖は「ズッパシ」。罪の枝は血を鎌状の刃にする「クロウ・クロウ」で、超音速の斬撃「虚空一閃(インビジブル・ブラック)」を放つ。元警察官で、無法地帯となった東京で同僚を殺害された過去を持ち、右目の上に同僚のイニシャルの刺青を刻んでいる。ガンタの初戦の相手であり、敗北して罰ゲームで右目を失うも、以降は頼れる味方として能力の訓練指導や命名(「ガンタガン」等)を行った。DW閉鎖後の再潜入戦では、剥切との戦いで右腕を失うもガンタと共に激闘を制した。戦い終結後は片腕でロッククライミングに挑んでいる。

鷹見 水名月(たかみ みなつき)

CV:野水伊織
DWの囚人。17歳。コード名は「ハミングバード」。羊の妹。表向きは清楚で控えめな少女だが、本性は暴言を連発する狂気的な性格。震災時に母親から見捨てられたトラウマから人間不信に陥った。罪の枝は血を髪と一体化させて鞭のように振るう「ウィップ・ウイング」。ガンタとの戦いで頭突かれ敗北した後は元の素直さを取り戻し、他人を思いやる変化を見せた。DW閉鎖後は他の刑務所へ移送されていたが、唐子らの誘いで再びDWへ乗り込み戦った。決戦後は兄の羊らと同居しながら学校に通い、獣医学を学んでいる。

チョップリン助川(チョップリンすけがわ)

DWの囚人。32歳。オカマ。コード名は「ピーコック」。本名は助川まさる。面倒見の良いまとめ役だが、狂気的な一面も合わせ持つ。罪の枝は血を鋭い棘の集合体にして放つ「ピーコック・ピーク」。かつて交際相手の女性から姿を嘲笑された際、衝動的に罪の枝で殺害した過去を持つ。DW閉鎖後に再潜入し剥切らと交戦した。最終決戦後は舞台監督として活動している。

火多良 懐(ひたら いだき)

DWの囚人。77歳。コード名は「コンドル」。ドレッドヘアにヘッドホンとアイマスクを装着した老人。32年間一睡もしておらず、「…と我が娘は言っている」が口癖。罪の枝は血を燃やす「コンドル・キャンドル」。元中学教師で、震災で負傷し自死した娘への不条理な罪悪感から自らの殻に閉じこもっていた。決戦後は復職し学校の教師に戻った。

頂 和弥(いただき かずや)

CV:原田晃
DWの囚人。23歳。常に空腹で金属すら食べる男。口の両端が裂けて縫い合わされている。元サーカスのピエロ。DW閉鎖後は独房の壁などを食していたが、最終決戦後はフードファイターとして活躍している。

咲神 トト(さきがみ トト)

CV:沢城みゆき
DWの囚人。18歳。コード名は「モッキンバード」。「デッドマン最強」と称される戦闘狂の少年。罪の枝は他者の能力を複製する「ラブ☆ラビリンス」。実態は剥切燐一郎に肉体を乗っ取られており、かつてのトト自身の自我は封印されていた。本来は震災で姉を失った絶望から死に場所を探していた少年であり、ヨスガとの出会いで生きる意味を見出していた。剥切の死亡間際に一瞬自我を取り戻すも、崩壊に巻き込まれ死亡した。

密崎 ヨスガ(みつざき ヨスガ)

DWの囚人。17歳。トトを「弟」と呼び慕う病弱な少女。罪の枝は血を傘状に展開する。震災で全てを失い死を望んでいたが、トトに救われ生きる意味を得た。剥切に支配されたトトを救おうと行動するが、最期は剥切の罪の枝によって頭部を貫かれ死亡した。

自由の鎖(スカーチェイン)

剣ヶ峰 凪(けんがみね なぎ)

CV:小野大輔
DWの囚人。コード名は「オウル」。DW脱出を目指す反体制組織「自由の鎖」のリーダー。温厚な性格で、状況を天候に例える癖がある。罪の枝は血の玉を爆発させる「オウルズ・アイボウル」。過去に死肉祭で妻を失ったトラウマを抱える。脱走計画時に裏切りに遭い、東弦角の洗脳で自暴自棄となるがガンタの説得で正気を取り戻し、致命傷を負いながらも弦角を道連れにして息を引き取った。

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