大人気アニメ、「鋼の錬金術師」の実写映画化が遂に発表されました。原作は6000万部を超えるベストヒットとなり、アニメシリーズは二度も映画化されるほどの人気作品でした。しかしこれまで実写化だけは不可能だと言われていた本作がどのように実写映画で表現されるのか、原作ファンの間では大きな話題となっています。
物語の主役となるのは幼い頃に亡くなった母に会いたいという、ただそれだけのために禁忌を破ったエドワード兄弟。禁断の人体錬金を行ったことで、エドワードは左脚を、アルフォンスは体を失ってしまいました。さらに持っていかれかけたアルフォンスの魂をどうにか鎧に錬成し、右手を失ったエドワード。兄弟は元の体に戻るため、錬金術師として冒険の旅へと出かけます。
公開は2017年。撮影地はイタリアが予定され、原作の世界観をなるべく忠実に再現すると監督が明言しています。物語の主役であるエドワード・エルリックを演じるのはHey!Say!JUMPの山田涼介さんが抜擢され、続々と主要キャストも発表されています。ロイ・マスタング大佐はディーン・フジオカ氏、ウィンリィは本田翼ちゃんが演じます。主人公弟、アルフォンス・エルリックを誰が演じるかは今だ公開されていません。
メガホンを撮ったのは「ピンポン。」を実写化した曽利監督です。曽利監督はハリウッドも認めるCGの達人。鋼の錬金術師の物語の中に登場する錬金術をどのようにCGを使って再現するのか、高い期待が持たれています。
母を失い、体を失ったエルリック兄弟は、自分たちの体を取り戻すため、賢者の石を探します。しかし賢者の石を探す旅の途中で、賢者の石へと近づけば近づくほどに、人造人間や異国の民、さらに軍の中枢に潜む大きな敵とぶつかり、旅は波乱を極めていきます。2010年に完結した二人の物語が映画になって帰ってきます!
「DEATH NOTE」を生み出した最強タッグ原作・大場つぐみ、作画・小畑健の漫画「バクマン。」。漫画家を志す少年二人が漫画家となるため試行錯誤する日々が描かれた物語です。原作と作画を分け、二人三脚で漫画を描きながら、ただひたすら面白い漫画を作ろうと尽力する少年二人の姿は、週刊少年ジャンプの仕組みや、漫画家苦労などをよく理解できる内容にもなっています。
週刊少年ジャンプが舞台となるため、作中ではこれまで週刊少年ジャンプに掲載された馴染みのある作品も登場しています。物語の主人公となる最高は佐藤健君、秋人は神木隆之介君の二人の実力派若手俳優が熱演。さらにジャンプの担当編集者、服部さんは山田孝之さんが演じるなど、キャンスティングの良さも光った映画でした。
中村光原作の「荒川アンダーザブリッジ」。荒川の河川敷を舞台に、生まれながらのエリートである市ノ宮行が、それまでの常識では考えられない人々と生活を共にしていく物語です。主役の市ノ宮行役を林遣都さん、さらに行の命の恩人となるニノを演じたのはモデルで女優の桐谷美玲さんです。
原作の物語の中では、荒川の河川敷にはニノの他に、河童や星、シスターやマリアが経営する牧場などが存在しています。映画でも原作を忠実に再現し、実力派俳優たちがさらに原作の世界感を表現しようと登場します。村長である河童役にはは小栗旬、ニノに恋する星役を山田孝之さんが熱演しています。
2000年から2006年に渡って連載し、このマンガがすごい!大賞を2度も受賞した羽海野チカの少女漫画「ハチミツとクローバー」。美術大学に通う学生たちの不器用な恋愛をテーマに、アニメ化、ドラマ化、映画化と続々映像化された作品です。
主役の竹本祐太を嵐の櫻井翔君が演じ、その恋心を向ける女の子、花本はぐみを蒼井優さんが演じました。不器用で切ない恋心、まだ大人になりきれないキャラクターたちの葛藤など、原作の漫画同様に、とにかく胸がキュンキュンする映画になっています。
日本の国民的漫画、ルパン三世の実写映画。怪盗ルパン3世を演じたのは今とときめく実力派若手俳優の小栗旬さん。原作のイメージが強い本作の映画化は難しいと言われていたものの、原作の世界観を生かし、新しいルパン三世像を作り上げた映画となっています。
ルパン三世の見どころと言えば、その時々に舞台となる美しい街の情景やオシャレな車。もちろん映画の中でも見ることができます。