『シュレック』「常識」や「お約束」をぶち壊す爽快感

「ドリームワークス」制作のアニメ、『シュレック』。元々は絵本なんですが、内容を膨らませ、しかも皮肉をてんこ盛りにして主役のシュレックに関西弁を喋らせるなど、「突き抜けた」感があります。爽快さを覚えるほどに「絵本」や「物語」のお約束、常識をぶち破ってくれたり、パロディしてくれたり。もうどこまでも行っちゃって!といった感じです。

もっとも、彼も「お約束」にこだわる部分はあるんですけどね。「結婚式をぶち壊す時のお約束」とか。白馬に憧れてたりしますし。

総括

色々と既成概念をぶち壊してくれるこの映画ですが、すべてにおいてそう、というわけではなくベタな部分もあればパロディもあります。原作絵本からして何だか「自分は自分。それでいいじゃない」との感想を与えるもののようですし。コメディだからと逸脱しすぎず、その上でオリジナルをいく。まさに、ドンキーのように。そんな決意が爽快感を呼ぶのかもしれませんね。

2から登場、長靴をはいた猫。彼はスピンオフ映画で「プス」という名がついてました。毛玉がのどに詰まったり、光点を追いかけたりと、かっこつけてる割に猫あるあるを見せてくれます。でもカッコいい。

えどまち
えどまち
@edono78

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