[※最新12話/最終回まで]ジョーカー・ゲーム エンドカード集/東京十二景まとめ
レトロな味わいのあるアニメ『ジョーカー・ゲーム』のエンドカードまとめ。昭和初期特有の、和と洋が融合した独特の世界観は必見です。エンドカードが出来るまでの制作裏も掲載。
イラスト/板津匡覧
第11話のエンドカードは、現千代田区にある日比谷公園を舞台に。
キャラクターは蒲生(※何故彼がチョイスされたのかは下記tweetの”エンドカードができるまで”で判明します)と生前の三好。
三好ェ……
日比谷公園 - Wikipedia
ja.wikipedia.org
第12話(最終回)「XX ダブル・クロス」
イラスト/板津匡覧
最終回の背中で語るエンドカードは神田萬世橋駅を舞台に。
キャラクターは佐久間中尉を除き、結城中佐を含むD機関員の面々。
光が当たっているところは小田切でしょうか?D機関員ではなくなる、という事か…。
結城中佐に背を向けている所から察するに、彼らがこれから世界に散らばって暗躍し始める姿を示唆しているようにも見えます。
というか後ろ姿で波多野・甘利・三好だけでも見分けがつく様になっていた自分を褒めてやりたい。
左から、神永、実井、田崎、甘利、三好、福本、小田切、波多野、結城。 pic.twitter.com/osH1C5X5h1
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) June 23, 2016
答え合わせです。
全員見抜けた方はスパイマスターです。
万世橋駅 - Wikipedia
ja.wikipedia.org
「神田萬世橋駅」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)
image.search.yahoo.co.jp
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【さいごに】ここまで閲覧下さり、ありがとうございました。
後ろ姿になると黒髪チームはどうにも見分けるのが困難になるようです。
よってここで記載したエンドカードに登場しているキャラ名には誤りがあるかもしれませんので、最終確認は自己責任でお願いいたします。
おまけ「1枚のエンドカードができるまで」
tvアニメーション「ジョーカー・ゲーム」の放送も中盤となましたので、自分が担当しているエンドカードの解説(のようなもの)でもやってみようかと思います。ひっそりと。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
ジョーカー・ゲームのエンドカードは作画、彩色、共に全て板津が担当しておりますが、タイトルの筆文字のみ、五十嵐祐貴くんという書道が達者なアニメータにお願いしております。エンディングには記載されていないのでここに記しておきます。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
五十嵐くんは、板津がキャラクターデザインと作画監督を務めました、映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』においても、筆でのアニメーションを担当していますので興味を持たれた方は、そちらもよろしく。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
エンドカードの、発注側からのオーダーとしては、「本編では描かれない機関員達の日常を描く」というものでしたので全体的にその方向で描いています→
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
が、「男どうしがイチャイチャしているところを描き続けるだけだと自分のモチベーションがもたない、、、」ので、別の文脈も重ねる事に。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
そこで思いついたのが、当時の東京の風景も必ず描き込むというシバリでした。この時代なら「風立ちぬ」に参加していた時に集めた資料が使えるし、と。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
名所連作モノにするなら、浮世絵だろういうことで絵スタイルもそちらで統一する事に。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 15, 2016
名所絵といえば、広重『名所江戸百景』なので、背景の枠線の形はそちらから拝借。 pic.twitter.com/txE14z4p89
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 16, 2016
ただ、ジョーカー・ゲームは昭和初期の設定なので、絵の中身は新版画っぽいニュアンスを目指しています。
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 16, 2016
吉田博、川瀬巴水、伊東深水の版画とかですね。
♯01「銀座ライオン」 pic.twitter.com/fcJMnaScYD
— 板津匡覧 Yoshimi Itazu (@jokerendcard) May 19, 2016
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