レッドマン(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『レッドマン』とは、1972年の4月から10月にかけて日本テレビ系子供向け番組『おはよう!こどもショー』内で放送された円谷プロ制作の特撮ドラマ、およびその主人公の名前。5分間という短時間のコーナーで放送された本作は、冒頭で野原などを徘徊している怪獣を発見したレッドマンが猛然と挑みかかり、戦闘開始となる構成となっていた。レッドマンが一方的に襲いかかっているようにしか見えない場面も見られることから、インターネット上では「朱い通り魔」の二つ名で呼ばれている。

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レッドチョップ

敵の頭部へ手刀を振り下ろす必殺技で、ジャンプなどと併用して威力を高めることが多い。

レッドフォール

強敵・ゼットンをレッドフォールで谷底へ投げ落とすレッドマン

敵を頭上に高く掲げ、投げ落とす大技。その場に投げ落とす場合と、崖から谷底へ向かって放り投げるというバリエーションが存在する。すでに虫の息となっている怪獣へのとどめとして用いられることが多いが、二代目ゼットンのような規格外の強敵は谷底へ投げ落としている。

レッドサンダー

腕から照射する破壊光線。しかし本編で登場したのは第137話で放った1回のみとなっている。

分身

第136話で一度だけ登場。2人に分裂し、グドンとビーコンの強敵タッグに挑む際に使われた。

レッドマンの武器

レッドナイフ

短剣程度の大きさがある大型のナイフで、先端に行くにつれて刃が広くなった独自の形状をしている。切り裂く、投げつけるなど、レッドアローと同様の使い方ができるほか、先端から「レッドショット」として弾丸の射出が可能となっており、殺傷能力は非常に高い。初期では2本所持していたが、のちに3本目が登場している。

レッドアロー

いわゆる手槍で、先端の刃の部分は十字の形をしている。戦闘中に超能力によって実体化し、相手を突く、投擲武器として用いるなど汎用性が高い。至近距離から投げると怪獣を2体同時に串刺しにするなど、驚異的な貫通力を誇っているほか、対象に刺さると爆発する描写も見られた。

『レッドマン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「残虐すぎる」と物議を醸した戦闘シーンの数々

朱い通り魔 残虐シーン10選

地球を守るために身を投じてきたにも関わらず、レッドマンの戦いぶりは「残虐すぎる」とされ、しばしば物議を醸してきた。それは「朱い通り魔」というインターネット上の通り名からもうかがえる。
特に残酷な戦闘シーンをまとめた動画がそこかしこに投稿されており、それを見るとレッドマンの戦いぶりは「ヒーローものとは思えないほど残虐」だということがよくわかる。
地球を守るという大義のためには、手段など選んでいられないのかもしれない。

『レッドマン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

お笑い芸人たちによるツッコミの副音声を入れて配信された『レッドマン』

水野忠邦
水野忠邦
@toriiyouzou

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