新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION（第1期）のネタバレ解説・考察まとめ (8/31)

新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION（第1期）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.06

『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』とはTBS系列『アニメサタデー630』の枠内で全76話放送されたアニメ作品である。鉄道に関する細かな設定が忠実に再現されており、子供向けアニメにも関わらず、大人の鉄道ファンにも人気の高い作品となっている。
鉄道が大好きな主人公・速杉ハヤトはひょんなことから巨大人型変形ロボ「シンカリオン」の運転士の適合者に選ばれる。仲間と共に日本の平和と安全を守る為、謎の巨大怪物体と戦っていく物語である。

キトラルザス

トラメ

CV：髙階俊嗣
滅びゆく種族であるキトラルザスの1人。
10年前に人類に対して攻撃を仕掛けた旧世代のエージェントでカイレンの部下。キトラルザスの中では一番大柄で戦闘力も非常に高い。その反面、頭はあまり良くない為、考えて戦ったり細かいことを気にすることは苦手。
旧世代のエージェントの中では一番に地球に帰還してセイリュウ達と接触したりシンカリオンと戦ったりした。10年前に人類の前に突如現れたファーストエネミーはトラメが操っていた。
一度はシンカリオンに倒されて石化するが、ソウギョクがルクスヴェテの力を利用したことで復活する。再びハヤト達の前に姿を現すも、シンカリオンとの戦いの末に再度倒された。

ドクター・イザ

CV：うえだゆうじ
滅びゆく種族であるキトラルザスの1人。
エージェント達をまとめる存在で、白髪の老人の姿をしている。地底世界の中心にある建物内にいるが、体の石化が進んでおりその場から動くことができない状態となっている。セイリュウにブラックシンカリオンを与えた人物である。
その正体は超進化研究所を設立した研究員で「第1回超進化速度到達実験」の事故で行方不明となった八代イサブロウ本人である。カイレンとの最終決戦前にハヤトとかつての同僚であるホクト、出水と面会しシンカリオンを作るに至った経緯と自身の思いを語る。
シンカリオンとカイレンの戦いが激しくなり地底世界が崩壊する際に、建物と共に崩壊に巻き込まれてそのまま再び消息を絶った。

キリン

CV：浪川大輔
滅びゆく種族であるキトラルザスの1人。
旧世代のエージェントであるカイレン達よりもさらに昔から人間界に潜入してキトラルザスの存命に向けて活動していた人物。10年以上前に「キトラルザスが生き残る為には地上に上がること」と提唱するも賛同者を得られず、単身人間界に上がった。
人間界でイサブロウと出会って人とキトラルザスの共存に向けて研究を続けていたが、人間を支配する以外に共存は成らないという考えに至ったことでシンカリオンによる武力制圧を計画する。クラシキ重工の社長イズモとは利害が一致したことで協力関係となっていた。ハヤト達シンカリオン運転士には協力して人を支配する側に立つ様誘うも拒絶されたことでブラックシンカリオンオーガで東京の街に攻撃を仕掛ける。自分の力を日本の国民に見せつけた後に日本政府に交渉を要求しようとするが、最終的にハヤト達に倒されて超進化研究所・総合指令部に保護される。

その他

倉敷ヤクモ（くらしきやくも）

CV：辻井健吾
科学産業省に務める若手のキャリア官僚。
超進化研究所総合指令部からの依頼でシンカリオンの調査を行っており、適合率等の超進化研究所内だけでは解明できないことを海外の研究機関と合同で研究できる様に橋渡しの役割を担っている。
実は日本を代表する重工業企業である「クラシキ重工」の御曹司で、フタバより4歳年上だが、子供の頃から付き合いのある幼馴染。父親であるイズモがフタバを勝手に婚約者にしてしまったが、ヤクモ自身もフタバを気に入っており実際にプロポーズしている。しかし、「大宮支部に残りたい」というフタバの意志を尊重して結婚を諦めて赴任先のフランスへ飛び立った。
物語の終盤ではフランスから一時帰国し、アズサの適合率を言い当てる能力についてイズモと協力関係にあったキリンに情報を流す。しかし、イズモが日本の全区間を新幹線で繋ぐという無謀な計画とキリンのシンカリオンで世界を導くという目的を知り、ブラックシンカリオンをセイリュウに返す手筈を整えてハヤト達に協力した。

倉敷イズモ（くらしきいずも）

CV：小形満
日本を代表する大手重工業企業「クラシキ重工」のCEOで、超進化研究所とも繋がりがある。
ヤクモの父親で、ヤクモの幼馴染であるフタバを幼い頃から気に入っており勝手に婚約者にしてしまった人物。
地域格差をなくす為、日本全国に新幹線を通そうという思想を持っており、その為の技術と知識を得る為にキトラルザスのキリンと協力関係を結んでいた。しかし、キリンの本来の目的は「シンカリオンで世界そのものを導く」というものであったことを知り、利用されていただけであることに気付く。周囲に多大な迷惑をかけたことを謝罪し、キリンとの最終決戦後には、自分の行いを全て公表することを誓った。

スーパー・スパイス（イナホ・ミヤコ・ナスノ）

右（黄色）がミヤコ、中央（桃色）がイナホ、右（水色）がナスノ

CV：洲崎綾（イナホ）、金魚わかな（ミヤコ）、井上遥乃（ナスノ）
3人組の人気女性アイドルグループ。
イナホは桃色、ミヤコは黄色、ナスノは水色とそれぞれカラーが決まっている。
お台場でのライブ中に巨大怪物体との戦いに巻き込まれる。

ゲストキャラクター

碇シンジ（いかりしんじ）

CV：緒方恵美
『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公である。
第31話に登場した。
本作品では京都支部に所属する中学2年生で、シンカリオン500 TYPE EVAの運転士。
ハヤトがキングシトエルとの戦いで苦戦している際に救援に駆けつけ、敵のATフィールドを破壊した。
年下であるハヤトに対して「シンジでいいよ」と気さくに話しかける。戦いの後、自分が今いる世界が別の世界だとハヤトが気付いた際には「こっちの世界は僕が、ハヤト君は君の世界を…鉄道を守るんだ」と声をかけ握手をしてハヤトと別れた。

洞木ヒカリ（ほらきひかり）

劇場版新幹線変形ロボシンカリオン未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版新幹線変形ロボシンカリオン未来からきた神速のALFA-X』とは2019年に公開されたアニメ映画作品である。興行収入は3億1900万円を記録している。テレビシリーズ『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』で、主人公のシンカリオン運転士・ハヤトがキトラルザスという種族から人類を守った半年後が舞台である。ハヤトは家族旅行で北海道を訪れ、そこでゴジラと遭遇して戦う。しかし、戦いの中で謎の光に飲み込まれて意識を失い、次に目覚めたハヤトは謎の少年に遭遇する。

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