新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION（第1期）のネタバレ解説・考察まとめ (7/31)

新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION（第1期）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.06

『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』とはTBS系列『アニメサタデー630』の枠内で全76話放送されたアニメ作品である。鉄道に関する細かな設定が忠実に再現されており、子供向けアニメにも関わらず、大人の鉄道ファンにも人気の高い作品となっている。
鉄道が大好きな主人公・速杉ハヤトはひょんなことから巨大人型変形ロボ「シンカリオン」の運転士の適合者に選ばれる。仲間と共に日本の平和と安全を守る為、謎の巨大怪物体と戦っていく物語である。

清洲ミユ（きよすみゆ）

CV：真堂圭
リュウジとタツミの妹。
小学3年生（第65話以降は小学4年生）。
髪を右側だけサイドアップしている。
リュウジのことを「リュウ兄」、タツミのことを「タツ兄」と呼び慕っている。兄達のことをよく見ており、2人の喧嘩の原因やタツミの本当の気持ち等を見抜く能力を持っている。

霧島ニチリン（きりしまにちりん）

CV：深川和征
タカトラの父親。
鹿児島にある料亭「料亭霧島」の店主で料理人。タカトラが幼い頃から料理を教えている。

キトラルザス

ビャッコ

CV：細谷佳正
滅びゆく種族であるキトラルザスのエージェントの1人。
青年男性の様な姿をしており、背中から6本の水晶体が生えている。
エージェントの中で一番冷静で、俯瞰的にシンカリオン各機の特徴を分析して弱点を突いた攻撃を仕掛けてくる。シンカリオンとの戦いや人との接触を経験して、仲間と協力することを学んでいく。
最初は敵と思っていた人間に対して徐々に心を開きかけ、対話の道を模索しようとするが、強硬派で恐れられるカイレンの帰還により石化させられた。物語終盤となるキリンとの最終決戦の際に、増幅させた黒い粒子の影響で石化から復活し人間側に付いて戦いに協力した。
キリンとの戦いの後、キトラルザスが住める星が他にないか探す為旅に出る。

ゲンブ

CV：マックスウェル・パワーズ
滅びゆく種族であるキトラルザスのエージェントの1人。
非常に大柄でやや無口。
エージェントの中でいち早く人間に興味を抱き、様々なタイプの巨大怪物体を送り込んでシンカリオンの力を試そうとしていた。ビャッコの石化後、対話の道を求めてわざと超進化研究所の捕虜となり、人間の生活ぶりや食べ物について学ぶ。仲間であるセイリュウとスザクを超進化研究所に連れてくる為に一度地底に戻ろうとした際、人との対話の道を断とうとしたソウギョクの策略にハマって暴走してしまう。暴走を止める為にグランクロスで自分を倒す様ハヤトに求めるが、そのせいで石化してしまった。
物語終盤となるキリンとの最終決戦の際に、増幅させた黒い粒子の影響で石化から復活し人間側に付いて戦いに協力した。
キリンとの戦いの後、大宮支部に残ってシンカリオンのシミュレーター訓練をしたりケーキを食べる等して過ごす様になる。

セイリュウ

CV：真堂圭
滅びゆく種族であるキトラルザスのエージェントの1人。
ハヤト達と同い年ぐらいの背格好でキトラルザスの中で一番若い。イザからブラックシンカリオンを与えられ、運転士としてハヤト達と戦う。ブラックシンカリオンで出撃する内に自分がシンカリオンのことが好きであることを知り、徐々にハヤト達にも興味を示す様になる。
人間社会を学ぶ為、スザクから人の姿に変装する術を教えられてハヤト達と接触して人の持つ感情について知ることになる。仲間意識が非常に強く、ゲンブがハヤト達に石化させられた時は、ハヤト達に強い敵意を示した。
後にゲンブが石化してしまった真意を知ると、カイレン達のやり方に疑問を持つ様になりハヤト達の仲間となってカイレンと戦う。種族の違いを気にせず同じ新幹線好きの仲間として接してくれるハヤトに対して徐々に心を開き、人間と共存して地上で生きていくことを決意する。人間として生活している間はアズサの家にスザクと共に居候している。
キリンとの最終決戦では、同じキトラルザスではあるが、シンカリオンで人間とキトラルザスの両方を支配して共存させようとするキリンの考えには反対してハヤト達と共にキリンと戦った。
地上で食べたケーキの味に感動して以来、甘いスイーツ（特にケーキ）が大好物。

スザク

CV：渡辺明乃
滅びゆく種族であるキトラルザスのエージェントの1人。
大人の女性の姿をしている。ビャッコやゲンブとは違い、直接的な攻撃ではなく人の心や周囲の者を取り込んで間接的にシンカリオンに攻撃を仕掛ける戦法を取る。また、テレポーテーションや変化の術等を得意としている。
物語序盤では人の心の弱さに付け込もうとする冷徹さがあったが、シンカリオンとの戦いを重ね、仲間のビャッコが石化した後からは人間らしい感情が芽生え始める。カイレンやソウギョクの武力によって人間を地上から排除しようとするやり方に不信感を募らせ、セイリュウの口添えもあって人間との共存を決意して地上で生きていく様になる。人間として生活している間はアズサの家にセイリュウと共に居候し、感情について学ぶ目的で様々なジャンルのドラマを片っ端から見る様になる。
キリンとの最終決戦では、超進化研究所にて保管されていた少量のルクスヴェテを増幅させて名古屋から東京へと続く光のレールを敷いて協力した。

カイレン

CV：増田俊樹
滅びゆく種族であるキトラルザスの1人。
10年前に人類に対して攻撃を仕掛けた旧世代のエージェントのリーダー的存在。比較的人間に近い姿をしているが、顔の左側に大きなヒビが入っており感情をほとんど持たず常に無表情である。
地球以外にキトラルザスが住める環境の星がないか捜索しに出ていたが、見つけることができず地球に戻ってきた。キトラルザスが地上に住める様にする為、人間を滅ぼそうと考えシンカリオンとの戦う。

ソウギョク

CV：山内健嗣
滅びゆく種族であるキトラルザスの1人。
10年前に人類に対して攻撃を仕掛けた旧世代のエージェントでカイレンの参謀的存在。白と黒の仮面で素顔を隠しており、口調は紳士的だが自身の目的の為なら仲間を手駒にすることを厭わない冷酷な人物。
セイリュウやスザクからは「何を考えているのか分からない奴」と思われているが、ビャッコからは「自分が生き残る為に手段を選ばない最も分かりやすい人物」だと分析されている。カイレンの指示に従って動いていたが、カイレンが倒された後は人間の姿に変装して行方を暗ましていた。自力で人間界に住むキリンと接触し、ブラックシンカリオンをコピーした5機のブラックシンカリオンナンバーズを創り上げる。

劇場版新幹線変形ロボシンカリオン未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版新幹線変形ロボシンカリオン未来からきた神速のALFA-X』とは2019年に公開されたアニメ映画作品である。興行収入は3億1900万円を記録している。テレビシリーズ『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』で、主人公のシンカリオン運転士・ハヤトがキトラルザスという種族から人類を守った半年後が舞台である。ハヤトは家族旅行で北海道を訪れ、そこでゴジラと遭遇して戦う。しかし、戦いの中で謎の光に飲み込まれて意識を失い、次に目覚めたハヤトは謎の少年に遭遇する。

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