あの恐竜映画が帰ってきた! 映画「ジュラシック・ワールド」の映像美が凄い!
恐竜映画の金字塔、ジュラシックシリーズの第4作目がこの「ジュラシック・ワールド」となります。最新技術の粋を集めて現代に蘇った恐竜たち。圧巻の一言です。小さい頃憧れた巨大動物たちの躍動感溢れる動き。感動を禁じ得ません。映画「ジュラシック・ワールド」をご紹介致します。
あらすじ・ストーリー
世界的な恐竜のテーマパーク、ジュラシック・ワールド。恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上に共食いもする凶暴なインドミナス。そんな凶暴なインドミナスが脱走してしまい……。
見どころはやはりなんといっても縦横無尽に動き回る恐竜たち!
インドミナス・レックスがとにかくカッコ良い。この一言に尽きます。彼はこの映画の、いわば悪役的立場にいるのですが、外見がとにかくクールで、男であれば無条件にうおおおおおと叫んでしまいそうなフォルムをしています。ちなみに上記の画像が件の恐竜です。この恐竜がほぼ全編に渡って暴れまわる暴れまわる。それがまたカッコ良い。ティラノサウルスにも心惹かれるものがありますが、インドミナスのカッコ良さはもはや新次元に到達したと言っていいでしょう。
なお、ティラノサウルスの話が出ましたが、クライマックスのむちゃくちゃ重要なシーンで登場します。その登場の仕方がまたカッコ良いんですよ。味方のピンチに駆けつけるヒーロー的な立ち位置。インドミナスとティラノサウルスの戦闘シーンがこの映画のハイライトですね。よくもまあこんなものを創り上げてくれたと、幼い頃恐竜博士を目指していた私、感動。夢が、というか夢しか詰まっていない映画です。
ストーリーは平坦で、SFパニックホラーの王道をいく展開
さすがというべきか、ストーリーはかなりこなれている感じです。王道中の王道をいく展開なのですが、だからこその良さが抜群に伝わってきます。一部分、ちょっと「あれ?」と思うところもありますが、それもまたご愛敬でしょう。そもそもストーリーで魅せる類の映画ではないので細かいところを突き詰めてしまうと過度な制限がかかってしまい、せっかくの映像美も台無しになってしまう恐れがありますから。
凶暴な恐竜が暴れ出し、人々が逃げ惑う。基本のストーリーラインはまさにこれ。シンプルですけど、恐竜が暴れ狂うシーンを視聴者は観たいわけで、そのニーズにきちんと応える形になっています。面白いし、ワクワクするし、ドキドキします。複雑な映画がもてはやされるような昨今においてはパニック映画にもある程度のストーリーが求められるのですが、この映画を観るとそんなもの必要ないよなあと思ってしまいます。
まとめ
さすがというべきでしょうね。いつの時代にあっても恐竜というものは人々に夢を与え続けるものです。もう実際には見ることのできない恐竜たちをこういった形で蘇らせることのできる映画というメディアは本当に素晴らしい。とにかく1回観てもらいたい映画の1つです。子供の頃に戻ったような気持ちで、どうかご観賞ください。