
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)とは、アメリカ合衆国のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサーである。「ウェストコースト(西海岸)の新王者」などと称されている。2015年にリリースした3枚目のアルバムとなる『To Pimp a Butterfly』は他方面から高い評価を受け、一躍、時代を象徴するラッパーとして名を馳せる事になった。2018年には、ラッパーとして初の快挙となるピューリッツァー賞を受賞している。

2017年4月14日発売。
1. BLOOD.
2. DNA.
3. YAH.
4. ELEMENT.
5. FEEL.
6. LOYALTY.
7. PRIDE.
8. HUMBLE.
9. LUST.
10. LOVE.
11. XXX.
12. FEAR.
13. GOD.
14. DUCKWORTH.
『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年版)において175位にランクインしている。
『Mr. Morale & the Big Steppers』(ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ)

2022年5月13日発売。
1. 「United in Grief」
2. 「N95」
3. 「Worldwide Steppers」
4. 「Die Hard」(with Blxst and Amanda Reifer)
5. 「Father Time」(featuring Sampha)
6. 「Rich (Interlude)」
7. 「Rich Spirit」
8. 「We Cry Together」(with Taylour Paige)
9. 「Purple Hearts」(with Summer Walker and Ghostface Killah)
ラマーはこのアルバムがTDEとの最後の作品となることを明言している。
『GNX』

2024年11月22日発売。
1. "Wacced Out Murals"
2. "Squabble Up"
3. "Luther" (with SZA)
4. "Man at the Garden"
5. "Hey Now" (featuring Dody6)
6. "Reincarnated"
7. "TV Off" (featuring Lefty Gunplay)
8. "Dodger Blue" (featuring Wallie the Sensei, Siete7x and Roddy Ricch)
9. "Peekaboo" (featuring AzChike)
10. "Heart Pt. 6"
11. "GNX" (featuring Hitta J3, YoungThreat, and Peysoh)
12. "Gloria" (with SZA)
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
「Wesley's Theory」
Kendrick Lamar「Wesley's Theory」。
TV番組での映像でメドレーになるが、1曲目にパフォーマンスをしているのが「Wesley's Theory」である。3rdアルバム『To Pimp a Butterfly』のリードトラックである。この曲では、P-Funkの創始者である、George Clintonとの共演を果たしている。1曲目からこのチョイスのセンスの良さに度肝を抜かれたリスナーは数少ないであろう。
「i」
Kendrick Lamar「i」
The Isley Brothersの代表曲「That Lady」(1964年)をサンプリングした一曲。
その為に、The Isley Brothersを訪ね、メンバーであるRonald Isleyに楽曲の使用許可を直訴したという逸話もある。
「King Kunta」
Kendrick Lamar「King Kunta」
まさにトラックのクオリティの高さが非常にわかる一曲。何と言っても、ネタ使いが素晴らしい。Mausbergが2000年にリリースした「Get Nekkid」、Michael Jacksonが1988年にリリースした「Smooth Criminal」、James Brownが1974年にリリースした「The Payback」、Ahmadが1994年にリリースした「We Want the Funk」の4曲をサンプリングしている。
Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の名言・発言
「俺は、ブラック・ミュージックなんて書いてない。ホワイト・ミュージックでもない。日常の音楽を作っているのさ。」
ケンドリック・ラマーは、社会的な問題を歌詞に取り上げている。しかし、ケンドリックがアフリカン・アメリカン・コミュニティで育ったからといって、本人に黒人音楽を作っている気はないのだという。
「自分自身を愛していなかったら、愛に何の意味があるんだい?」
愛は必要だが、他者からの承認を求めるあまり自分自身を見失っては意味がない。ケンドリック・ラマーは、自分自身を愛し、精神を安定させることで初めて愛を受けることが出来、与えることもできると語っている。
「俺の言葉が、神の言葉ほど強力になることは無い。俺自身は”船”にすぎず、神のプランを遂行しているんだ。」
目次 - Contents
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の概要
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の活動経歴
- K-DotとしてデビューしてからKendrick Lamar名義でメジャーデビューするまで
- グラミー賞で最優秀ラップソング・最優秀ラップアルバムなどの5部門を受賞
- ラッパーとして初の快挙となるピューリッツァー賞を受賞
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)のプロフィール・人物像
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)のディスコグラフィー
- アルバム
- 『Section.80』
- 『Good Kid, M.A.A.D City』(グッド・キッド、マッド・シティー)
- 『To Pimp a Butterfly』(トゥ・ピンプ・ア・バタフライ)
- 『DAMN.』(ダム)
- 『Mr. Morale & the Big Steppers』(ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ)
- 『GNX』
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「Wesley's Theory」
- 「i」
- 「King Kunta」
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の名言・発言
- 「俺は、ブラック・ミュージックなんて書いてない。ホワイト・ミュージックでもない。日常の音楽を作っているのさ。」
- 「自分自身を愛していなかったら、愛に何の意味があるんだい?」
- 「俺の言葉が、神の言葉ほど強力になることは無い。俺自身は”船”にすぎず、神のプランを遂行しているんだ。」
- Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 2013年より続くケンドリック・ラマーとドレイクの中傷合戦