「ヘラクレス」のメガラ(メグ)はディズニー史上最も儚いヒロイン

メガラ(メグ)という女性を知っていますか?1997年に公開されたディズニー映画『ヘラクレス』に出てくる人物で、本作のヒロインです。実は彼女、ディズニー史上最も儚いヒロインといわれているそう。一体なぜなのか、その理由をこの記事でまとめました。メグの纏う幸薄そうな雰囲気が、儚げに見えるのかもしれないですね。

ギリシャ神話を元にした映画『ヘラクレス』に登場する”メガラ”。
通称メグと呼ばれている彼女ですが、数あるディズニー作品のヒロインの中でも最も色気と儚さを持った、魅力あるキャラクターと言えるのではないでしょうか。

他のヒロイン達とは違う大人の女性

ディズニープリンセス達の年齢設定は16歳~18歳くらいの、ハイティーンと呼ばれる年頃が多いですが、メガラは推定23歳ぐらいと考えられています。

メガラ(メグ)

冥界の王ハデスの指示でヘラクレスを翻弄していたメガラですが、彼女にも辛い過去があるのです。

かつて、恋人を救うために自分の命を引き換えたメガラ。
しかしその後恋人は他に女性を作り、メガラは捨てられてしまいます。
無常にも、ハデスに自由を奪われた彼女だけが残りました。

ハデスに命を支配されているメガラ。
ただフラれたのとは訳が違う。

男なんて懲り懲りと男性不信の彼女ですが、ヘラクレスに何度も救われるうちに少しずつ心を開き、彼に恋心を抱くようになります。

こちらまで恥ずかしくなってしまうような色仕掛けで迫りますが、本当は純真な乙女なのです。

再び危機が訪れる

ハデスの思惑で力を失くしたヘラクレス。
彼に柱が倒れてきたことに気づき、メガラは体を張って守ります。
愛する人を助けるために、またも自分を犠牲にしてしまうのです。

「人間て馬鹿なことをするものよ。恋をするとね。」

物語中で一番の名セリフと言っても過言ではありません。

力を取り戻したヘラクレスの活躍によって息を吹き返したメガラ。
しかしそれは”真の英雄”、神となったヘラクレスとの別れでもありました。

天界の一族に迎えられるヘラクレスを背に、そっと立ち去る。

住む世界が違うことを目の当たりにしたメガラ。
寂しさをを隠して笑顔で見送る姿が切ない。

そんな彼女を見たヘラクレスは、神の力を得るより、メガラと一緒になることを選びます。
漢ヘラクレスもカッコイイですが、やっと報われるメガラに感動します。

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