灼熱カバディ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『灼熱カバディ』とは、2015年7月2日より漫画アプリ『マンガワン』、同年7月9日よりウェブコミック配信サイト『裏サンデー』にて連載している漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。作者は武蔵野創。中学時代はサッカーの一流選手だった宵越竜哉が、高校でカバディというマイナースポーツと出会い、強敵との闘いや仲間との連携を通して成長していく物語。選手一人ひとりの感情、過去が丁寧に描かれており、『マンガワン』の看板漫画として人気を博している。

サードレイド

攻撃が3回連続で無得点だった場合、1失点するというルール。

スーパータックル

3人以下の守備で相手の攻撃を失敗させると2得点というルール。

ファイブレイド

後半終了時に同点だった時の延長戦のこと。各チーム5人の攻撃手を順番に出し、得点の多い方が勝利となる。守備は常に7人でボークラインがボーナスラインと同じ扱いになる。

世界組

全国中学カバディ選抜選手の一軍だった者たち。他の選手に比べ実力が圧倒的に高く、経験も豊富。大会において世界組は兵器と言われるほど。王城正人の代は”黄金世代”と呼ばれるほど強力だった。

『灼熱カバディ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

努力の方向性

合宿中に特訓した技を阻止され、合宿中の努力の方向が間違っていたのか部長に相談する宵越。宵越がサッカーの一流プレーヤーとして活躍できたのは、常に自分の努力の方向が正しいか試行錯誤しながら練習してきたからだということが分かるシーン。この相談を受けた部長は、宵越の特訓した技は自分が目指してもできなかった技であることを伝え、宵越は努力の方向は間違っていなかったことを認識する。

最後の大会

3年生の夏の大会。敗れた外園は引退をする。世界大会や合宿を駅として今までのカバディ人生を電車に準え、仲間と乗っていた電車から一足先に引退という駅で降りる。

井浦の自己主張

井浦はその知識や思考が故に、選手でありながら自分の練習を犠牲にして後輩の練習を見てあげたり、作戦を考えたりしていた。周囲からもそのことに感謝され充実感もあったが、心のどこかで引っかかっていた。奏和戦最終局面、絶体絶命のピンチで後悔したくない思いから飛び出した井浦は延長戦に持ち込むファインプレーを決める。

『灼熱カバディ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

日本のカバディの知名度向上に貢献

日本ではマイナースポーツとされているカバディだが、カバディ日本代表の下川正奬選手が「漫画(本作)を読み、競技を始める人が増えた」と発言したことがある。2016年には日本カバディ協会事務局長の河合陽児氏が、テレビ朝日の番組『ずっと追ってるジャーナル』でカバディの特集が行われた際に『灼熱カバディ』を紹介した。実際に『灼熱カバディ』がきっかけで出来たチームも存在している。

本場インドも注目

インドのスポーツメディア『Sportskeeda』にて、「インドスポーツの伝統的な魅力を引き出しており、評判の向上に結び付けている。インド国内でも安定した数の愛読者を確保できていることは間違いない」、「ある漫画が日本でカバディの人気を上げる救世主を買って出ている」などと絶賛された。

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