ARROW / アロー(ドラマ)の徹底解説まとめ

『ARROW / アロー』とは、2012年に放送を開始したアメリカ合衆国の冒険アクション・テレビドラマ。2020年まで計8シーズンが放送された。DCコミック・ヒーローのグリーンアローをモチーフとしており、企画・原案はグレッグ・バーランティ、マーク・グッゲンハイム、アンドリュー・クライスバーグ。主演はスティーヴン・アメル。本作の主人公は億万長者のプレイボーイ、オリバー・クイーン。5年にわたる過酷な孤島での暮らしからスターリング・シティに生還し、街を腐敗させる悪の権力者たちを制裁する。

目次 - Contents

ローレル・ランス(演:ケイティ・キャシディ)

ダイナ・“ローレル”・ランス

吹替:小林沙苗

スターリング・シティの貧窮地区であるグレイズ地区の法律事務所を拠点に、慈善弁護士として恵まれない人々を助ける。オリバーが海難事故に遭う前は恋人同士だったが、オリバーが妹サラと浮気し、ヨット事故に巻き込んで死なせてしまったことを恨んでおり、「サラの代わりにあなたが死ねば良かったんだわ」とまで言ってのける。
裁判では奇しくも”アロー”のターゲットを相手取ることが多く、アローの正体がオリバーだと知らないまま協力し合うようになる。トミーと交際しつつも、オリバーへの想いを捨て切れずにいた。

エミリー・ベット・リッカーズ(演:フェリシティ・スモーク)

フェリシティ・スモーク

吹替:岡田栄美

クイーン産業のIT部に勤務。コンピュータの天才だが、おっちょこちょいな面もある。
オリバーやウォルターから会社の仕事とは無関係な不可解な調査依頼を引き受け続けるうち、次第に事件に巻き込まれていく。やがて、オリバーの正体を知り、仲間になる。
普段はオリバーの秘密基地に設置されたコンピュータ・ネットワークを用いてハッキングを行うなど、後方からの支援が主な役割が主。

デヴィッド・ラムゼイ(演:ジョン・ディグル)

ジョン・ディグル

吹替:三宅健太

元軍人、アフガニスタン等での従軍経験あり。家族以外には姓のディグルで通っている。
モイラによって、オリバーのボディガード兼運転手(実は監視係)として雇われる。
当初はオリバーにたびたび巻かれてしまうが、徐々に友情を培っていく。
ある事件でオリバーに命を救われた際、彼が”フードの男”だと知ることになり、それ以降、全面的に協力する。

ジョン・バロウマン(演:マルコム・マーリン)

マルコム・マーリン

吹替:花田光

トミーの父。スターリング・シティ屈指の実業家で、ロバートやモイラとも付き合いが長い。
実はグレイズ地区の破壊計画「事業」を企む秘密結社のリーダーである。
かつて、グレイズ地区で慈善医院を開いていた妻が道端で強盗に襲われて見殺しにされたことから、同地域の住民たちを恨んでいる。
また、黒ずくめの弓使い”ダーク・アーチャー”として、オリバーに先回りしてターゲットを殺したり、オリバーを打ちのめしたりする。
第1シーズンで、スターリング・シティにおけるメインの悪玉。

コリン・ドネル(演:トミー・マーリン)

トミー・マーリン

吹替:伊藤健太郎

スターリング・シティの有力な実業家マルコム・マーリンの息子で、オリバーの幼馴染・親友・悪友。子供の頃に母親を亡くし、父親も多忙で不在なことが多かったが、お金に困ることはなく、ほとんど遊んで暮らしていた。
クイーン家とは家族ぐるみのつきあいで、モイラやテアとも親しい。オリバーの失踪後、ローレルと関係を持つようになっていた。
オリバーの帰還後、ローレルと真剣に交際し始めるとともに、クラブ「ヴァーダント」のマネジャーとしてしばらく働く。
しかし、やがてオリバーがお尋ね者の"フードの男"だと知って仲違いし、父の会社に勤めるようになる。
第1シーズン最終話、グレイズ地区崩壊の中でローレルの命を救い、英雄的な最期を遂げる

コルトン・ヘインズ(演:ロイ・ハーパー)

ロイ・ハーパー

吹替:遠藤純平

グレイズ地区に住む小悪党のティーンエイジャー。
テアのハンドバッグを引ったくったことから知り合い、恋仲となる。
フードの男に命を救われて以来、彼に憧れ、次第にヒーローとしての片鱗を見せていくようになる。
オリバーは自分への憧れからヒーローの真似事を始め、無鉄砲な行動をするロイを見かね、グレイズ地区での情報収集を任せる。

ウォルター・スティール(演:コリン・サーモン)

ウォルター・スティール

吹替:山岸治雄

前CEOロバート亡き後のクイーン産業の現CEOで、モイラの再婚相手。
モイラの行動に不可解さを感じて密かに調査を進めるうち、謎の失踪を遂げる。
実は”ダーク・アーチャ―”ことマルコムによって、モイラの口封じのために拉致されていた。
開放された後にモイラとの関係を解消するが、クイーン産業買収の危機をオリバーに資金援助することで救う。

ポール・ブラックソーン(演:クエンティン・ランス)

クエンティン・ランス警部

吹替:内田直哉

ローレルの父で、スターリング・シティ警察署の刑事。
娘サラを死に追いやり、ローレルを裏切って不幸にしたオリバーを恨んでいる。
また、街を賑わす謎のヒーロー、”フードの男を殺人犯として追いかける。
フードの男のことを否定的に”自警団”と呼ぶこともある。
フードの男逮捕に執着するあまり、マルコムの「事業」発生後に巡査に降格される。
正義感に溢れ、フードの男が人殺しをやめたため、彼をヒーローとして認め、以後彼を”アロー” と呼び、協力者となった。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents