おジャ魔女どれみ16シリーズ（第6期）のネタバレ解説・考察まとめ

春風ぽっぷのその後

どれみの妹である春風ぽっぷは小学校卒業後、カレン女学院ピアノ科でピアノの練習に励んでいた。しかし、ピアニストを目指していた母親と意見が対立するようになっていた。ぽっぷの様子を心配したどれみは、ぽっぷと一緒にぽっぷの同級生であるきみたかのもとを訪ねた。北海道で「世界一の馬牧場を作る」と自分の夢を語るきみたかを見たぽっぷは、どれみに「私、プロのピアニストにはならない。ピアノの先生になりたい。お母さんが家でピアノを教えているのを見て、とてもいいなと思ったから。」と言った。

『おジャ魔女どれみ16シリーズ』の登場人物・キャラクター

おジャ魔女

春風 どれみ（はるかぜ どれみ）

本作の主人公。これまでのシリーズでは赤い髪のお団子がトレードマークだったが、本作で教師になったときには髪を下ろして教壇に立っている。
小学3年生のとき、マジョリカが魔女であることを見破り、魔女ガエルになってしまったマジョリカを元の姿に戻すため、魔女見習いとなった。
中学2年生のときに幼馴染の小竹哲也に手紙で告白したが、高校生になるまで返事をもらえなかった。小竹から「高校のサッカー部で全国大会に出られたら告白する」と返事をもらい、高校3年生のときに全国大会で準優勝を果たした小竹から告白を受ける。
高校では教師になるために猛勉強し、1年浪人したものの志望校に無事合格。母校の美空小学校3年2組の担任になることができた。

藤原 はづき（ふじわら はづき）

どれみの幼馴染で、お嬢様育ちの少女。どれみが魔女見習いであることを知ってしまい、どれみが魔女ガエルになるのを防ぐため、自身も魔女見習いとなった。
幼いころからバイオリンが好きで、中学から私立のカレン女学院バイオリン専攻に通い、高校3年生になるとパリの音楽大学へ留学することを決める。
高校時代は学校の裏サイトで同級生からいじめにあった。彼氏である矢田まさる（やだ まさる）と偶然ラブホテルの前で話していたところ、虚偽の書き込みとともに写真を投稿されてしまう。しかし、どれみ達の魔法によってはづきの辛苦を返されて倒れ、その後はづきたちに諭されて和解した。
また、映画監督である父親の作品が主演男優の覚せい剤使用により公開中止になり、大豪邸を売り払って小さなマンション暮らしになるなど苦難が続いた。
矢田とは順調に交際を続け、23歳のときに妊娠が発覚し、結婚することになる。

妹尾 あいこ（せのお あいこ）

どれみの親友で、大阪出身の気が強い少女。どれみが魔女見習いであることをはづきとともに知ってしまい、魔女見習いとなった。
高校時代は陸上部に入部。短距離で日本新記録を樹立するほどの活躍を見せたが、ゴール直前にアキレス腱を断裂し、選手を諦めてトレーナーを目指す。しかし、ハナちゃんの妹を探すためにヨーロッパへ行ったときに怪我で車いす生活になった陸上選手に出会ったことがきっかけで、再び陸上選手として頑張ることを決意した。その後、早稲田大学陸上部でオリンピックを目指すが、選手人生を絶たれるほどの怪我を負うことになった。
幼馴染の有馬健一とは幼いころに結婚の約束をしていたが、有馬が次々と女の子をナンパしているという話を聞き、破局してしまう。

瀬川 おんぷ（せがわ おんぷ）

どれみが小学3年生のときに転校してきた人気アイドル。マジョリカの双子の妹マジョルカが魔女であることを見破ってしまったため、魔女ガエルとなってしまったマジョルカを元に戻すべく魔女見習いになる。
中学時代に母親が脳梗塞で倒れたこと、仕事が激減して女性週刊誌に追われていたことから、父親の実家がある北海道に住んでいた。どれみ達の協力により再び女優として活躍するようになるが、母親の容態が悪くなったことでドラマ出演を降板し、どれみ達の前からも姿を消した。「母親を家族でゆっくり看取りたい」という思いから、「自分のために魔法を使わない」という約束を破って魔法で結界を張った。

飛鳥 ももこ（あすか ももこ）

アメリカからの帰国子女で、明るい性格の少女。
ニューヨークでお菓子屋を営んでいた魔女のマジョモンローの正体を見破り、魔女ガエルにしてしまった。マジョモンローを魔女に戻すために魔女見習いになる。
小学校卒業後は海外の中学校に通い、高校生になるときに日本に戻ってくる。高校時代はパティシエールになるため、お菓子作りの勉強に励んだ。
海外で働く父親とフリーカメラマンの母親が仕事を理由に離婚しそうになるが、最終的には別居するという形に落ち着いた。
高校卒業後にパリの製菓学校に留学したのち、日本に戻ってきてパティシエールとして働くことができた。

ハナちゃん

魔女界にある青いバラ「ウィッチー・クイーン・ローズ」から100年ぶりに生まれた、強力な魔力を持つ魔女。生まれたときにその場に居合わせたどれみ達がママとなり、育てられることになった。
どれみ達が小学校を卒業した後は魔女界で次期女王として暮らしていたが、どれみ達が高校生になったころ、妹を探すためにたびたび人間界に姿を現すようになる。どれみと同じ高校に通いながら妹を探し、無事に見つけることができた。
他人の怪我や病気を治す魔法は禁断の魔法であるとされているため、人間界の医療を学ぶことを決意。その後、東大医学部の学生として勉強に励んだ。

春風 ぽっぷ（はるかぜ ぽっぷ）