Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の徹底解説まとめ
Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)とはカナダのシンガーソングライター。1968年、アルバム『ジョニ・ミッチェル』でデビューした。フォークロック、ジャズ、フュージョンなどをベースにし、恋愛や喜び、人の感情、社会的な理想が反映されている歌詞、変則チューニングでの演奏が特徴である。音楽の他には絵画も描いており、自身のアルバムジャケットもデザインしている。9つのグラミー賞、1997年にはロックンロールの殿堂入りを果たしている。
Both Sides Now
ジョニが飛行機で移動中に読んだ、小説家であるソール・ベローの「雨の王ヘンダソン」に影響を受けて書いた曲である。アルバム『Clouds』のほか、ライブアルバム『Miles of Aisles』にも収録されている。2010年版のローリング・ストーン紙が選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500で171位になった。
You Turn Me On, I'm A Radio
1972年発表のアルバム『For the Roses』に収録されたフォークソング調の曲である。ライブでは頻繁に演奏されている曲だ。1974年発表のライブアルバム『Miles of Aisles』ではジャズ風にアレンジされている。
Free Man In Paris
フランスのパリを訪れたときに感じたことを曲にしている。Free Manとは、アサイラム・レコードの創立者のデヴィッド・ゲフィンのことである。『Court and Spark』に収録されており、演奏はジョニ・ミッチェルのほか、アメリカのシンガーソングライターであるデヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュが参加している。
River
1971年発表のアルバム『blue』に収録されたクリスマスソングである。さまざまなアーティストがカバーしており、クリスマスの定番曲になっている。
A Case of You
1971年発表のアルバム『Blue』に収録されている曲である。元恋人でシンガーソングライターであるグレアム・ナッシュとの破局を書いた曲だ。ダルシマーの音色が特徴的なナンバーで、ライブでも度々披露されている。
Amelia
アメリカの女性飛行士である、アメリア・イアハートのことを歌った曲である。オリジナル音源は76年発表のアルバム『Hejira』で聴ける。オーケストラ編成で再録したアルバム『Travelogue』にも収録されている。
One Week Last Summer
2007年発表のアルバム『Shine』のオープニングを飾る、5分弱のインストゥルメンタルナンバーである。ピアノと2008年のグラミー賞で、最優秀インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を受賞している。
Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)のミュージックビデオ(MV/PV)
Big Yellow Taxi
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目次 - Contents
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の概要
- Joni Mitchellの活動経歴
- デビュー前(1964年〜1967年)
- リプリーズ・レコード期(1968年〜1971年)
- アサイラム・レコード期(1972年〜1980年)
- ゲフィン・レコード期(1982年〜1991年)
- ワーナー・レコード〜ヒア・ミュージック期(1994年〜2007年)
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)のプロフィール・人物像
- Joni Mitchellのディスコグラフィー
- シングル、EP
- Night In The City
- Chelsea Morning
- Big Yellow Taxi
- The Circle Game
- Carey
- 4
- California
- Cold Blue Steel And Sweet Fire
- You Turn Me On, I'm A Radio
- Raised On Robbery
- Help Me
- Free Man In Paris
- Big Yellow Taxi
- In France They Kiss On Main Street
- Coyote
- Jericho
- The Dry Cleaner From Des Moines
- Why Do Fools Fall In Love
- Underneath The Streetlight
- Chinese Cafe
- (You're So Square) Baby, I Don't Care
- Good Friends
- Shiny Toys
- My Secret Place
- Snakes And Ladders
- Come In From The Cold
- Sex Kills
- How Do You Stop
- アルバム
- Song To A Seagull
- Clouds
- Ladies Of The Canyon
- Blue
- For The Roses
- Court And Spark
- Miles of Aisles
- The Hissing of Summer Lawns
- Hejira
- Don Juan's Reckless Daughter
- Mingus
- Shadows And Light
- Wild Things Run Fast
- Dog Eat Dog
- Chalk Mark In A Rain Storm
- Night Ride Home
- Turbulent Indigo
- Taming The Tiger
- Both Sides Now
- Travelogue
- Shine
- ベストアルバム
- Hits
- Misses
- The Complete Geffen Recordings
- The Beginning Of Survival
- Dreamland
- Songs Of A Prairie Girl
- DVD
- Painting With Words And Music
- Shadows And Light
- Refuge Of The Roads
- Woman of Heart and Mind: A Life Story
- Both Sides Now (Live At The Isle Of Wight Festival 1970)
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の代表曲
- The Circle Game
- Woodstock
- Help Me
- Both Sides Now
- You Turn Me On, I'm A Radio
- Free Man In Paris
- River
- A Case of You
- Amelia
- One Week Last Summer
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)のミュージックビデオ(MV/PV)
- Big Yellow Taxi
- Come In From The Cold
- Night Ride Home
- Shiny Toys
- Two Grey Rooms
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の名言・発言
- 「ボブは全然本物じゃないわ、彼は盗作者よ」
- 「私はフォーク・シンガーじゃない」
- Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 音楽を始める前は画家を目指しており、画家としての才能も高い
- デビューアルバム『Song To A Seagull』は当初、『Joni Mitchell』というタイトルでリリースされた
- 1965年2月に娘を出産するが養子縁組に出した