まふまふ(Mafumafu)の徹底解説まとめ

まふまふ(Mafumafu)とは、ニコニコ動画やYoutubeなどで活動している唯一無二のハイトーンボイスが印象的なマルチクリエーターである。歌唱や作詞作曲だけでなく、編曲、演奏、エンジニアリングなども一人で行い、ギター、ベース、ピアノなどの楽器を使いこなす。自身のYoutubeチャンネルにて2018年1月に投稿された、カンザキイオリのボーカロイド曲のカバー、「命に嫌われている。/まふまふ【歌ってみた】」は、1億回以上も再生されている。

「和」が好きなまふまふらしい、和とロックが融合した曲だ。軽快で飛び跳ねたくなるようなテンポが心地よい。苦しさや悲しみを綴った歌詞が多いまふまふの、「こんなゴミのような世界でも 僕は好きで好きで好きで好きで好きでたまらない」という歌詞はとても印象深い。

曼殊沙華

大陸的な雰囲気を持つ、海外のファンのことを想い作られた楽曲。中国に伝わる伝説上の理想郷である「華胥の国」がこの曲の舞台になっているとされている。そのため、歌詞には中国語が含まれている。他にもラップやセリフ部分があり、飽きの来ない楽しい楽曲となっている。

まふまふ(Mafumafu)の名言・発言

「僕は、そのままの自分で、自分のやりたいようにやって、アーティストでもアイドルでもない、新しい何かになれればいいかなと思って、今やってます。だって、僕の肩書は『何でも屋』ですから」

『神楽色アーティファクト』発売前のインタビューにて。まふまふは、「アーティストになるべきだ」と言われることが多くあった。「アーティスト」として、名義を変えて、世界観や音使いを統一し、音楽を作ったほうがかっこいいことは理解しているが、「アーティストであろうとする自分」は、もう「アーティスト」とは呼べないと感じたそうだ。歌い手やネットシーンの音楽の開拓者であるまふまふだからこそ、とても説得力のある言葉だ。

「僕は、生まれ変わっても、もう一度僕に生まれたいです」

ライブMCでの発言。ピアノと出会って音楽の楽しさを知り、いじめられていたときにロックに救われ、やがて自分で音楽を作り始めたものの、心ない言葉に傷つき、たくさんの涙を流してきたという自分自身の過去を明かしながら、声を震わせこう言ったのだった。音楽性からも分かる通り、現実世界への否定的な感情を持つまふまふが、迷いなく自己肯定した言葉。そのときの表情は実に誇らしげだった。

まふまふ(Mafumafu)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

東京ドームで全世界無料配信ライブを開催

2020年3月にはまふまふ初となる東京ドームでのライブが予定されていたが、新型コロナウイルスの影響でファンの安全を最優先し、開催中止になっていた。しかしその1年後に、東京ドームでの全世界無料配信ライブを開催することを決定した。東京ドームの歴史上、無観客でかつ無料の配信ライブを実施することは、初の試みだったそうだ。

ポケットモンスター251匹の鳴き声を判別可能

2017年11月に自身のYoutubeチャンネルにて、「ポケットモンスター赤・緑」にでてくるポケモン151匹の鳴き声を聴いてそのキャラクターを当てるという動画を投稿した。まふまふはすべてに正解し、記憶力の良さを証明したのであった。
さらに2019年8月には、続編を投稿し、「ポケットモンスター金・銀」に出てくるポケモン100匹の鳴き声も暗記していることが分かった。これにより、まふまふ合計251匹の鳴き声を暗記しているということになった。

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