子供のころから親しまれている日本昔話やグリム童話、わらべ歌などの知られざる事実。本当はこんな怖い意味が隠されていたそうです。てるてる坊主やかごめかごめなど、誰もが知っているものにとんでもない意味が隠されていた…。
てるてる坊主
『てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ
わたしの願いを聞いたなら あまいお酒をたんと飲ましょ
それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切るぞ』
…
てるてる坊主の風習は
平安時代に中国から伝わったといわれる
ただし中国では「坊主」ではなく
箒を持った少女
『晴娘』という名の少女にまつわる伝説が
その起源といわれている
『晴娘』
遠い昔、雨が降り続いて困っていたとき
天から「その美しい娘を差し出せば晴れにするが
差し出さなければ都を水没させる」と声がした
人々を大雨から救うため
少女が犠牲となり天に昇ると
空は雨雲を箒で掃いたように
晴れわたったという
切り紙の得意だった彼女を偲んで
娘たちは紙で『掃晴娘(そうせいじょう)』を作って吊るすようになったという
中国の言い伝えでは普通のお話だが…
日本での起源はとても怖いお話になっている
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