【都市伝説】スーパーマンの呪いとは? 俳優・スタッフに襲いかかった不幸をまとめてみた
スーパーマンの呪いにまつわる都市伝説をまとめました。これは映画『スーパーマン』の派生作品に関わった人物が、不幸に見舞われるというもの。主演を務めたカーク・エイリンやジョージ・リーブスにおきた不幸や、共演者やスタッフに訪れた悲劇を紹介していきます。
ジョン・ヘイムズ・ニュートンとジェラルド・クリストファーの場合
この二人は、ドラマ「スーパーボーイ」(1988~1992)で主演を務めましたが、どちらも主演期間が終わった後に芸能界から消えました。
同様の出来事が、同番組でスーパーボーイの恋人であるラナ・ラング役を演じたステイシー・ハイダックの身にも起こっています。
リー・クイグリーの場合
映画「スーパーマン」(1978年)でスーパーマンの赤ん坊時代演じましたが、1991年3月に有機溶媒の吸入により14歳で亡くなりました。
呪いの発端は?
原作者のジェリー・シーゲルと作画家のジョー・シャスターにより、1930年に「スーパーマン」が生み出されましたが、スーパーマンの著作権は彼らの雇用主であるDCコミックが持っていました。アメコミは日本の漫画と違い、キャラクターの著作権を作者のものではなく出版社のものとする慣例があるのです。
スーパーマンは瞬く間に大人気となり、著作権を持っていたDCコミックスは莫大な利益を得ましたが、原作者と作画家の二人には十分な利益配分がされませんでした。
そのことを不服に思った二人は1946年に、ニューヨーク州の裁判所においてDCコミックスを提訴しました。
これに対し、裁判所は二人への配分として、それぞれ6万ドルしか認めませんでした。
しかも裁判を起こしたことにより、2人はDCコミックスを解雇されてしまいます。1975年にDCコミックスが彼らに対して毎年3万5000ドルの終身年金を支払うと決めるまでのほぼ30年間、DCコミックスに謀反を起こしたクリエイターとして苦しい目をみたのでした。
このことがスーパーマンの呪いの始まりだといわれています。