プレイグ テイル -レクイエム-(A Plague Tale: Requiem)のネタバレ解説・考察まとめ

『プレイグ テイル -レクイエム-』とは、Asobo Studioが開発しFocus EntertainmentよりPS5やXbox Series X/S、PCなどに向けて2022年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。『プレイグ テイル -イノセンス-』の続編にあたる。ペスト禍の中世フランスを舞台に、呪われた血脈の弟と姉の過酷な逃避行が描かれた作品。無数のネズミを光で退ける巧みなステルス要素や重厚な物語が際立ち、世界的なゲーム賞に多数ノミネートされるなど極めて高い評価を獲得した。

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CV:アンソニー・バーン
教団で高位錬金術師を務める男性。ユーゴの治療を頼むベアトリスに応じて家に駆けつけるも、手の施しようがないと見るやマルセイユ(物語終盤に訪れることになるフランス南部の港湾都市)にある教団本部へ連れて行くよう冷ややかに言い渡す。
組織の規範に縛られた典型的な知識人であり、アミシアらとは終始温度差を抱えていた。やがて突如街を襲ったネズミの猛威により滞在先が崩壊し、逃げ遅れて命を落としてしまう。彼の邸宅の壁に描かれていた絵画はユーゴの予知夢と奇妙に一致しており、絶望の淵に立たされた姉弟が新たな目的地を見出す重要な契機となった。

ジョセフ(Joseph)

CV:ルーベン・クロウ
教団所属の兵士。マルセイユを目指すアミシア一行を無事に送り届けるため、川辺の敵陣を掃討したり脱出用の船を用立てるなど、教団兵でありながらアミシア達のために身を粉にして奔走した。混乱の極みにあるレッドシティ(物語序盤で訪れることになるプロヴァンス地方の町)からの脱出行において、その献身と武勇は一行にとって心強い支えとなる。船を出して目的地へと向かう道中、追ってきた伯爵の傭兵部隊から急襲を受けて、激しい交戦の中で首元を矢で射抜かれ志半ばにして無念の死を遂げた。

敵キャラクター

ビクトル伯爵(Count Viktor)

CV:アリステア・ペトリー
プロヴァンス地方を治める有力な領主。領民からの信望は厚く、妻エミリー伯爵夫人に深い愛情を注ぐ理想的な統治者として振る舞う。温和な仮面の裏には、妻の望みを叶えるためなら虐殺や戦争をも辞さない冷酷な狂気を秘めている。彼女が執着する神の子としてユーゴを手中に収めるべく、姉弟の前に冷徹な敵として立ちはだかった。自らの歪んだ愛と独善を疑わず平然と他者を踏みにじる姿は、本作において最も恐るべき人間の闇を体現している。

エミリー伯爵夫人(Countess Emily)

CV:エリー・ヘイドン
領主ビクトル伯爵の妻であり、残り火のチャイルドと呼ばれる教団を束ねる指導者。神話の象徴たるユーゴを独占することに狂気的な執着を燃やし、完全な支配を目論んで彼の母であるベアトリスを冷酷に手にかける。最期は最愛の母を奪われ激昂したユーゴが操るネズミの大群に呑み込まれ、自らが崇めた力によって無残な死を遂げた。

マイロ(Milo)

CV:ジョプリン・シブテン
伯爵が抱える私兵部隊を束ねる屈強な男。豊かな顎髭をたくわえた威圧的な体躯の持ち主で、その風貌に違わぬ獰猛さと残虐性を併せ持つ。主君への盲従と歪んだ支配欲から、罪なき奴隷達を大量に虐殺し、凄惨な流血を平然と重ねていた。ユーゴの病を治療するために訪れることになるラ・クーナ島を巡る過酷な探索において、彼の圧倒的な武力と慈悲の欠片もない暴力性は、アミシアたちの行く手を阻む強固な壁として立ちはだかる。

養蜂一家

CV:不明
物語の最序盤に登場する廃墟の周辺で養蜂場を営む一家。排他意識が極めて強く、敷地に足を踏み入れたアミシア達に容赦なく襲いかかる。家庭内では息子のトニンに日常的な暴力を振るっており、その蛮行を止めようとしたユーゴが反撃に出て一族の者を殺害したことを機に、激しい復讐心に駆られた彼らは姉弟を執拗に追い詰めていく。養蜂場一家からの過酷な追走劇がもたらした恐怖と重圧こそが、静まりかけていたユーゴのプリーマ・マキューラを再び呼び覚ます引き金となった。

その他

ペルー(Perreux)

CV:ニコ・レノン
アミシアとユーゴが逃避行の道中で出会った巡礼者の一団を束ねる指導者。プロヴァンス地方の土地鑑に長けており、険しい地理や地域の情勢に通じた案内人として頼れる存在感を放つ。
疫病と戦乱に揺れる過酷な情勢下にあっても信仰の灯を絶やさず、信徒達を率いて希望の地を目指し続けた。姉弟にとっては張り詰めた逃避行のさなかに触れた束の間の平穏であり、人の温もりと信仰の支えを思い起こさせる穏やかな導き手と言える。

トニン(Tonin)

CV:クレア・モーガン
第1章の冒頭、廃墟の城の近辺で遊んでいたアミシアとユーゴが出会う少年。養蜂場一家の末子で、敷地内を見張り盗賊や不審者の侵入に気づけば家族や労働者へ即座に知らせる役目を担っていた。
年相応の無邪気さですぐにユーゴと打ち解けるが、彼が見張りを怠った隙に養蜂場へ泥棒が侵入し、大規模な火災を招いてしまう。激昂した兄達から責任を追及され窮地に立たされるが、その光景に動揺したユーゴが無意識にネズミの大群を呼んだことで事態は一変する。混乱の中で家族が呑み込まれる中、自身の安否も定かではないまま彼は姿を消した。

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