プレイグ テイル -レクイエム-(A Plague Tale: Requiem)のネタバレ解説・考察まとめ

『プレイグ テイル -レクイエム-』とは、Asobo Studioが開発しFocus EntertainmentよりPS5やXbox Series X/S、PCなどに向けて2022年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。『プレイグ テイル -イノセンス-』の続編にあたる。ペスト禍の中世フランスを舞台に、呪われた血脈の弟と姉の過酷な逃避行が描かれた作品。無数のネズミを光で退ける巧みなステルス要素や重厚な物語が際立ち、世界的なゲーム賞に多数ノミネートされるなど極めて高い評価を獲得した。

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プロヴァンス地方

プロヴァンス地方を旅するアミシアとユーゴ(中央)の画像。

フランス南東部に位置し、地中海に面した温暖で豊かな風土を持つ地域。前作の荒廃したギエンヌ地方を脱出したアミシア一家が、新たな安息の地を求めて旅を始めた序盤の舞台である。赤土の大地や咲き誇る草花など色彩豊かな景観が広がる一方、地方の片隅にはよそ者を極端に排除する凶暴な者達が潜み、平穏を望む姉弟の行く手を阻んだ。

レッドシティ

大都市レッドシティの画像。

プロヴァンス地方に位置する堅牢な城壁と活気ある市場を備えた大都市。ユーゴの病状を抑える術を求め、母ベアトリスが頼る教団所属の錬金術師であるヴォーディンと接触するために訪れる。一見すると繁栄を極めているが、既に裏ではネズミの害が広がり始めており、最終的には地中から溢れ出たネズミの猛威によって壊滅的な崩壊を迎えた。

予言の島ラ・クーナ

アミシアとユーゴ(左端)が予言の島ラ・クーナを探索している画像。

地中海に浮かび、ユーゴが予知夢の中で病を癒やす不死鳥がいる場所として繰り返し幻視した美しい島。南国の自然と古代遺跡が広がり、ビクトル伯爵夫妻の治世のもとで独自の祭礼が催されている。一見すると平穏な楽園に見えるが、地下深奥には封印された古代の惨劇の記憶と、膨大なネズミの巣窟が隠蔽されていた。

『プレイグ テイル -レクイエム-』(A Plague Tale: Requiem)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ネズミの数が5,000匹から30万匹へ激増

アミシア(中央)が大量のネズミに追われている画像。

前作では、画面上に同時に表示できるネズミの上限は約5,000匹程度だったが、開発チームがPlayStation 5やXbox Series X/Sといった現行世代機のパワーを最大限に引き出した結果、本作では最大30万匹ものネズミを同時描画できるようになった。単なる群れではなく、建物を破壊しながら押し寄せるネズミの津波としての表現が可能になったのは、この技術的飛躍によるものだ。

前作の絶賛がもたらしたプロジェクト始動

Asobo Studioは前作の発売当初、続編を作る計画を立てていなかったようだ。前作が世界的な大ヒットを記録し、アミシア・デ・ルーンとユーゴ・デ・ルーンの結末に対する熱烈な反響と続編を望む声が多数寄せられたことで、正式にプロジェクトが始動したとリードレベルデザイナーのKevin Pinsonは明かした。前作の成功がなければ本作の物語は存在していなかったと言える。

クリア後のポストクレジットシーンが終わらない呪いを示唆

赤ん坊の腕にプリーマ・マキューラらしき症状が発現した画像。

本編のスタッフロール後、無機質な病院のような場所で赤ん坊の腕にプリーマ・マキューラ特有の黒い斑点が浮き出る短い映像が流れていた。プリーマ・マキューラの血統と呪いはアミシアやユーゴが生きた時代で終わりではなく、長い時を超えて脈々と受け継がれていることを示唆するぞっとするような余韻を残す仕掛けとなっている。

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