神在月のこども(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『神在月のこども』とは、​​2021年10月に公開された日本の長編ファンタジーアニメーション映画。旧暦の10月に神々が縁結びの会議をするという出雲地方の神在月の伝承を題材にしている。主人公・葉山カンナは母を亡くし、大好きな走ることが嫌いになっていた。神の使いの白兎・シロに出会い、母が担っていた韋駄天のお役目を受け継ぎ、留守神から受け取った馳走を出雲に届ける旅に出る事になる。途中困難に見舞われながらも、走り通すことで成長するカンナの姿が、日本の神話の世界観と共に描かれている。

目次 - Contents

『神在月のこども』の用語

出雲地方の伝承

神在月(かみありづき)

出雲地方では、毎年旧暦10月に全国の八百万の神々が出雲大社に集まり、縁結びや来年の収穫について神議りという会議を行う。そのため、出雲地方では10月を神在月と呼んでいる。それに対し、出雲以外の地域では神が出雲に出掛けていていないので神無月と呼ばれている。

神議り(かみはかり)

神在月に八百万の神々が出雲大社に集まり、縁を結んだり、来年の収穫について会議をすること。作中ではシロがカンナに、神々のサミットのようなものと説明している。

神様

韋駄天(いだてん)

仏教の神・天部のこと。鬼神足疾鬼が仏舎利を奪った際に、驚くべき速さでこれを奪い返したという伝承が残っている。
作中では、カンナの母が韋駄天の末裔で、神在月の神議りに合わせて留守神から預かった馳走を出雲に届けるお役目を担い、カンナもそれを受け継ぐ。

留守神様(るすがみさま)

旧暦の10月に全国の八百万の神が出雲大社に出向いている間、神社や家庭に残って留守を守る神様のこと。主に恵比寿、大黒様、金毘羅、荒神などがその役割を担うとされ、土地の安全や家内安全を守っていると言われている。
作中では留守神が、カンナに出雲に集まる八百万の神をもてなすための馳走を渡す。

八百万の神(やおよろずのかみ)

山、川、風、雷、木、石など自然界のあらゆるものや、現象、場所、道具に神が宿るとする信仰に基づいた無数の神々を指す。
特定の唯一神ではなく、数が非常に多いことを八百万と表現している。
作中では、旧暦の10月に出雲大社に、来年の縁結びなどを決める神議りという会議に集まる日本各地の神として八百万の神が登場する。

神もどき(かみもどき)

神のふりをしている負の存在をいう。
作中では、現代の無気力、無自覚、無関心などの無情な心が引き合って、災いを起こす神になろうとしている存在。カンナに取り憑き、馳走を奪って食べることで本当の神になろうとしていた。

その他

依代(よりしろ)

神様がこの世に現れる際に、一時的に憑依するための対象物や場所のこと。
作中では、因幡の白兎の末裔であるシロが、カンナの前に姿を現すために、カンナが学校で世話をしていた白兎に憑依して現れる。そして、カンナに学校の白兎を依代にして現れたのだと説明する。

神具(しんぐ)

神棚や神社で供え物を捧げたり、お祓いをしたりするために使われる道具や器具のことをさす。一般的に自然の白木、陶器、金属(真鍮)素材が用いられる。
カンナが母・弥生の形見として腕につけている腕輪は、時間を緩やかな流れにする力を持つ神具。韋駄天が代々受け継ぎお役目の時に使っている。

馳走(ちそう)

元々は、客人をもてなすために馬を走らせて食材を調達する苦労をさしていた。しかし、今は客をもてなすための豪華な食事をさす。
作中では、出雲に集まる神々をもてなす為に留守神から預かる、その土地の特別な食材をさしている。

『神在月のこども』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

葉山カンナ「会えるんだよね もう一度 もう一度お母さんに会えるんだよね」/シロ「ご…ご縁があれば」

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@shio_40339

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