餓狼伝説 宿命の闘い(初代)のネタバレ解説・考察まとめ

『餓狼伝説 宿命の闘い』(初代)とは、1991年にエス・エヌ・ケイ(旧社)が発売した2D対戦型格闘ゲーム。サウスタウンで暮らす格闘家のテリー・ボガード、アンディ・ボガード兄弟は義父を殺害したギース・ハワードへの復讐を誓い、彼が主催する格闘技大会へ参戦し刺客達を次々と打ち倒していく。そしてついにギースとの対決の時が来た。1991年12月からアーケード版として登場した後に、家庭用ゲーム化された。2025年の『餓狼伝説 City of the Wolves』までシリーズゲーム化し人気を集める。

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テリーの弟で、日本へ渡り骨法を学ぶ。俳優のアンディ・ガルシアがモデルとなっており、テリーではなくアンディが兄になる予定だった。長髪にオールバック、ランニングシャツ姿をしており勝負に勝つと静かに「よし」とだけ口にする。主な必殺技は飛び道具「飛翔拳(ひしょうけん)」や突進し相手に突撃する「斬影拳(ざんえいけん)」等。

東 丈(ひがし じょう/Joe Higashi)

ムエタイチャンプで「嵐を呼ぶ男」の異名を持ち、ギースからは「ハリケーンアッパーのジョー」と呼ばれる。テレビドラマ『あばれはっちゃく』シリーズ(1979〜1985年・テレビ朝日)の主人公・桜間長太郎がモデルとなっている。逆立つ頭髪に日の丸ハチマキ、短パン姿をしており、勝負に勝つとその場で跪き両手を上げ「よっしゃ」と喜びに叫ぶ。主な必殺技は拳から竜巻を引き起こす「ハリケーンアッパー」や、光をまとった状態で突進する飛び膝蹴り「タイガーキック」等。

CPU専用キャラクター

マイケル・マックス(Michael Max)

マイケル・マックス(写真右)

プロボクサーで、高い攻撃力や長いリーチによる技を誇る。竜巻を発生させる技「トルネードアッパー」を使う。その後制作された『餓狼伝説スペシャル』(1993年)にて登場キャラクターアクセル・ホークのエンディングにて、トレーナーを務める姿が描かれた。

ダック・キング(Duck King)

ダック・キング(写真中央上部)

モヒカン頭をした男で、マーシャルアーツを使いこなす。テリーとの喧嘩で敗北した過去があり、彼に勝つ為に追いかけつつ様々な格闘技大会への出場を重ねている。

タン・フー・ルー(Tung Fu Rue)

タン・フー・ルー(写真右端)

八極聖拳を極めた老師で、ジェフやギース、テリーの師匠である。一定のダメージを食らった際に気の力で筋骨隆々の大男へ姿を変えるが、更にダメージが更に一定値を超えると元の姿へ戻る。

リチャード・マイヤ(Richard Myer)

リチャード・マイヤ(写真右)

カポエラの使い手で、格闘家達が集まる飲食店「パオパオカフェ」のオーナー兼マスターも務める。ギース・ハワードによりサウスタウンが支配されていた際、故郷ブラジルから妻と共に渡米する。テリー達と親しくなり、続編作品ではテリーのエンディングで顔を出す様になる。

ホア・ジャイ(Hwa Jai)

ホア・ジャイ(写真右)

ギース配下にあるムエタイ戦士で、準々決勝戦の対戦相手かつ最初の中ボス。ジョーとのムエタイの試合で敗退した過去があり、暴力沙汰によりムエタイ界を追放されるがギースに拾われた。その後は更生して、ジョーのセコンドを務めたりしている。ある程度ダメージを受ける事で後ろから酒が投げられ、その酒を飲み干すと体が赤くなり力もアップする。

ライデン(Raiden)

ライデン(写真中央上部)

ギース配下にある悪役レスラーで、準決勝戦の対戦相手で2番目の中ボス。高い攻撃力を持ち、なかでも投げ技は驚異的。正統派レスラーとして人気を集めていたが、タッグパートナーの裏切りに遭い所属団体も追われて人間不信に陥る。そこへギースに拾われていたが、その後はギースと決別し、餓狼伝説シリーズ続編では正統派レスラーのビッグベアとして登場。

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@ekuresia0609

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