夜のクラゲは泳げない(ヨルクラ)のネタバレ解説・考察まとめ

『夜のクラゲは泳げない』とは2024年に放送された動画工房が制作したオリジナルアニメである。通称「ヨルクラ」。渋谷を舞台に4人の女子高校生がそれぞれの特技を活かしながら、匿名アーティスト「JELEE(ジェリー)」としてSNSフォロワー10万人を増やすために活動する。楽曲の制作を通して友情やそれぞれの夢、進路と向き合う青春群像劇。藤居にこによるコミカライズ化もされ、漫画アプリ『マガジンポケット』で連載した他、脚本を担当した屋久ユウキによる小説もガガガ文庫(小学館)より全3巻が発売されている。

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CV:瀬戸麻沙美
バイク免許の合宿で花音とキウイが出会う美女。顔と胸は整形で手に入れたもの。

CV:瀬戸麻沙美
7話でバイク免許を取るために合宿へ行ったキウイと花音が教習所で出会った謎の美女。キウイに興味を持ち話しかけ、アニメの話で盛り上がり仲良くなった。「竜ケ崎ノクス」のことも知っており、合宿の帰りにはキウイとオンラインのアカウントを交換して友人となる。かなりの美人だが顔は全て整形、胸も豊胸済み。背中には入れ墨を消した跡がある。
合宿で一本橋がうまく進めないと悩む花音に対して「行きたいところにしっかりと視線を向ける」ようアドバイスをする。これにより一本橋に成功した花音は無事免許を取得した。更にこの言葉は未来への見通しが立てられていない花音を支えにもなった。免許合宿後もJELEEの配信を見守るなどキウイとはオンラインで親交を深めていたが、最終回ではまた鼻を整形しており、ダウンタイム中だった。

サンフラワードールズのメンバー

瀬藤 メロ(せとう メロ)

CV: 岡咲美保
いかにもアイドルという雰囲気だが、歌が好きではないなど裏の面も垣間見えるメロ。

CV: 岡咲美保
「サンフラワードールズ」のセンター。ユニット内のドリーム担当。黒髪ツインテールに甘い話し方で、サンドーの3人の中でもいかにもアイドルらしい雰囲気だが、裏表があるタイプ。プロデューサーを「P」と書くことから雪音のことを「雪音ピ」と呼び、敬愛している。橘ののかが起こした傷害事件の被害者だが、実はメロがアイドルの裏を暴露する動画チャンネル「現実見ろ、バカ(通称見ろバカ)」の配信者でもあり、喫煙などで他のアイドルグループの裏事情を暴露して活動休止に追い込むようなことをしていた。
傷害事件は「見ろバカ」の正体であることが花音にバレた際に開き直り、メロの卑怯なやり方を許すことが出来なかった花音に殴られたのが原因。花音の脱退後からは見ろバカの配信自体は花音が脱退した頃を境に更新されていない。
自分のことは「雪音ピの養分」と言い切っており、雪音が喜ぶことが全てであり、そこに自分の意志はないと感じている。アイドルになった理由も、垢抜けなかった自分を輝かせてくれた雪音に喜んで欲しいという想いでアイドルを続けており、アイドルに欠かせない歌については「嫌い」とめいに話している。その点では花音とやや似ている部分もある。
自分が歌うはずのパートを後から加入した花音に奪われたこと、その花音がプロデューサーの実の娘だったことで花音が優遇されていると感じていたことから、花音にはあまり良い感情を持っていなかった。当時は「自分がやっていることは正しく価値がある」と信じるためにアイドルの闇を見せ、共感を集めることで安心感を得ようとしていた。だが、見ろバカとして活動していた自分の一面に対して罪悪感を持っていないわけではない様子。
イラストの仕事を受けたことで帰りが一緒になったまひるには「見ろバカ」についてどう思うかと尋ねており、否定はされたものの「愚痴」として少し共感もあるというまひるの言葉に少し救われた表情を見せていた。
めいいわく「楊貴妃のような鼻筋」の持ち主。
最終回のバーチャルライブでは、傷害事件時のトラウマから大勢の人前で声が出なくなってしまった花音に舞台裏から「ちゃんと前見ろ、バカ!」とエールを送った。その後は花音と和解しており、最終回では花音と2人でカフェで楽しげに過ごす描写がある。

柳 桃子(やなぎ ももこ)

CV:首藤志奈
最年長らしく落ち着いた雰囲気も持つ桃子。

CV:首藤志奈
「サンフラワードールズ」のメンバーでユニット内のスイート担当。メンバーカラーは黄色。茶色いロングヘアを高い位置でポニーテール(ハーフアップ?)に束ねて黄色いリボンでまとめている。
ユニットの最年長。キャッチフレーズは「私のほっぺは桃の味」。橘ののかの炎上事件の後に再始動したものの、これで売れなかったら詰みだと心配している場面もある。営業活動用のCDにはあかりと共に手書きで一枚ずつサインを書くなど真面目に取り組んでいる。

鈴村 あかり(すずむら あかり)

CV: 天城サリー
セクシー担当だが他の2人からは妹のように扱われているあかり。

CV: 天城サリー
「サンフラワードールズ」のメンバー。ショートカットにエメラルドグリーンのアイシャドウが印象的。セクシー担当ということだがメロと桃子からは「自称」と言われている。3人の中で一番背が高くスタイルも良いため大人っぽい外見だが、声が幼くギャップがある。子供扱いされると怒る様子を見せる。

『夜のクラゲは泳げない』(ヨルクラ)の用語

JELEE(ジェリー)

匿名アーティスト「JELEE」のオリジナルキャラクターとして人気を集める「JELEEちゃん」

花音がボーカルを務める匿名アーティストの名前。はじめは花音1人で歌唱動画を配信していたが、後にイラスト担当の海月ヨル(まひる)、楽曲担当の木村ちゃん(めい)、動画編集担当としてVtuberの竜ヶ崎ノクス(キウイ)が加わり4人グループとして活動する。主な活動は動画による歌の配信で、4人それぞれが特技を活かして活躍している。渋谷にあるクラゲの壁画に花音が一目惚れしたことが名前の由来。クラゲを英語に訳した「ジェリーフィッシュ」から名付けられたが、正しいスペルは「Jellyfish」であるため、花音がつけた「JELEE」はスペル誤りである。花音が1人で動画を配信していた頃は再生回数も振るわなかったが、オリジナル曲が増えるごとに徐々にファンが増える。2曲目のオリジナル曲「月の温度」では初めて5000回以上の再生回数となるが、これは本来の評価よりも「呪いの曲」として注目を浴びたことがバズった理由。「呪い」と言われた理由は、曲を作っていた最中に花音の姉・美音がうなされている声が入ってしまったせいであり、霊現象ではない。
MVにはオリジナルキャラクターの「JELEEちゃん」が登場し、人気を集めている。有名な絵師がJELEEちゃんのファンアートを描いたこともあり、更に注目が集まるようになった。
第6話では自分達がJELEEであることは隠し、JELEEのコピーバンドとして地下アイドルみー子の代理として急遽ライブを実施。第8話ではついに生のライブが実現する段階まで来ていたが、JELEEの正体が傷害事件で炎上したサンフラワードールズの元メンバー「橘ののか」であると特定されたことから批判が相次ぎ、ライブは延期になってしまう。だが、キウイの発案により動画とイラストを駆使した仮想ライブが実現し、大成功を収めた。
その後、海月ヨルとして活動するまひるがサンフラワードールズのMV用イラストの制作依頼を受けたことがきっかけとなり、花音とまひるの間で喧嘩が発生。そこに過去の炎上事件や母との確執なども重なったことで花音が歌えなくなってしまい、第10話では解散危機に陥る。この時はめいとキウイが扮する木村ちゃん・竜ヶ崎ノクスの2人だけで「重大発表」として解散発表を行うが、解散に納得していない木村ちゃんが大泣きながら未完成の曲を歌ったことから「放送事故」として更なる注目を集める。また、同時にひどい音痴の木村ちゃんが感情をむき出しで歌う様子に感動したファンも多く、この放送事故に花音も心を打たれ、徐々に復帰へ向かうことになる。
また、まひるが花音の母でありサンフラワードールズのプロデューサーでもある早川雪音に直談判したことで、サンフラワードールズとJELEEのコラボレーションが実現。最終話ではサンフラワードールズとのバーチャルライブを成功させた。

サンドー(サンフラワードールズ)

出典: img.anitubu.com

現メンバーの3人。左から鈴村あかり、瀬藤メロ、柳桃子。かつては花音が「橘ののか」として参加し4人で活動していた。

花音がかつて「橘ののか」名義で籍を置いていたアイドルユニット。花音の母親でもある早川雪音がプロデュースを務める。現メンバーはドリーム担当の瀬藤メロ、スイート担当の柳桃子、セクシー担当の鈴村あかりの3人。通称「サンドー」と呼ばれている。橘ののかの炎上事件によって過去に一度活動休止となったが、橘ののか脱退後に3人で活動を再開。歌番組やCMにも出演しており人気のグループとなっている。
橘ののかと瀬藤メロは仲が良くなかった様子で、第2話のめいの回想シーン内ではののかメロの方を見ながら「特にあいつとは喧嘩ばっか」とめいに話していることからも伺える。橘ののか加入時、はじめはののかの歌声を絶賛していたメンバー達だったが、メロが自分が歌うパートをののかに譲ることになったことに加え、ののかがプロデューサーの実の娘ということでやや優遇されていたことも影響していると推察される。
橘ののか脱退後に活動再開したとはいえ、過去の炎上事件は未だにメンバーにも影響を与えており、作中では桃子が「次で売れなかったら詰みだよね」と不安そうにする場面も見られた。テレビに出るようになってからも、CD1枚ずつにサインを書いてCDショップをまわる営業活動をするなど、地道に活動を続けている。JELEEが一緒に参加することになった渋谷でのバーチャルライブ時は、サンドーのパネルと撮影する女性ファンや3人の衣装に使われている色のペンライトを持参するファンも多数集まっていたため、世間でもしっかり認知されている様子が伺える。

Ytuber(ワイチューバー)

出典: pbs.twimg.com

静江はアイドルと大食いYtuberの二刀流で活躍している。

作中での動画配信者のこと。JELEEの主な活動拠点である他、キウイも「竜ケ崎ノクス」名義でゲーム動画を配信している。また、静江も地下アイドルの「みー子」、「大食いYtuberパクパク馬場」としてライブや大食いの生配信を行ったりとコンテンツも様々。視聴者はスパチャという投げ銭で応援することができ、キウイの収入源でもある。

『夜のクラゲは泳げない』(ヨルクラ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

山之内花音「私は何があっても自分を貫くって決めたんだ それが私なりの仕返し」

HANMAy5
HANMAy5
@HANMAy5

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