
『なんて素敵にジャパネスク』とは、1984年から1991年にかけて、氷室冴子がコバルト文庫で連載していた少女小説シリーズ、およびそれを原作とした漫画、ドラマ作品。舞台は、平安時代貴族社会。型破りでじゃじゃ馬娘の「瑠璃姫」を中心とした物語で、自身の結婚問題からやがて帝即位問題の陰謀に巻き込まれていく。瑠璃姫が自身の結婚問題から事件を起こしたり、貴族社会の東宮・帝即位問題に関係する政治陰謀事件などを解決して行くラブコメディ作品である。
二の姫(にのひめ/演:鳥居かほり)
瑠璃と同い年の兵部卿宮の姫。聡明な女性で、当代一の佳人として誉れの高い美女。
守弥(もりや)
高彬より5歳年上。右大臣家の家司で影の実力者。高彬を第一に考え行動しているため、悪評高い瑠璃姫と高彬が結婚することをよく思っていない。吉野君の声に少し似ている。
煌姫(あきひめ)
水無瀬宮の姫君。元々高貴な身分だったが、両親を亡くし家が零落し貧乏。「人を見たら泥棒と思え」を信条とするなど、超リアリスト。
帥の宮(そちのみや)/遠野宮康緒(とおのみややすお)
前々院の御子の1人で藤宮の異母兄。後ろ盾がないため、長い間世間から忘れられていた。由良姫入内に纏わる陰謀の首謀者。
大海入道(おおみにゅうどう/演:伊東四朗)
前左大臣であり、京のみやこでうごめく陰謀の首謀者。
中将の君/権少将(演:佐藤B作)
瑠璃に夜這いをかけようとした男。
『なんて素敵にジャパネスク』の用語
大納言(だいなごん)
官職。太政官(だじょうかん)の次官。右大臣(うだいじん)の次。
内裏(だいり)
皇居とその周辺の建物の総称。
高坏(たかつき)
食べ物や飲み物を盛る足のついた台。
筒井筒(つついずつ)
おさなじみのこと。
東宮(とうぐう)
皇太子のこと。
落飾(らくしょく)
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目次 - Contents
- 『なんて素敵にジャパネスク』の概要
- 『なんて素敵にジャパネスク』のあらすじ・ストーリー
- おてんば姫の瑠璃の結婚
- 帝や東宮の弑殺を企む陰謀
- 『なんて素敵にジャパネスク』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 瑠璃(るり/演:富田靖子)
- 主人公の夫
- 高彬(たかあきら/演:木村一八)
- 主人公の関係者
- 吉野君(よしののきみ/演:京本政樹(少年期:大沢健))
- 小萩(こはぎ/演:中田喜子)
- 鷹男(たかお/演:仲村トオル)
- 藤宮(ふじのみや/演:かとうかずこ)
- 主人公の家族
- 融(とおる/演:西川弘志)
- 藤原忠宗(ふじわらのただむね/演:石坂浩二)
- 母上
- 右大臣家
- 右大臣(うだいじん)
- 北の方(演:中井貴恵)
- 梨壺女御(なしつぼのにょうご)/承香殿女御(じょうきょうでんのにょうご)/公子姫(きみこひめ)
- 聡子姫(さとこひめ)
- 由良姫(ゆらひめ)
- 春日大納言(かすがのだいなごん)
- その他
- 二の姫(にのひめ/演:鳥居かほり)
- 守弥(もりや)
- 煌姫(あきひめ)
- 帥の宮(そちのみや)/遠野宮康緒(とおのみややすお)
- 大海入道(おおみにゅうどう/演:伊東四朗)
- 中将の君/権少将(演:佐藤B作)
- 『なんて素敵にジャパネスク』の用語
- 大納言(だいなごん)
- 内裏(だいり)
- 高坏(たかつき)
- 筒井筒(つついずつ)
- 東宮(とうぐう)
- 落飾(らくしょく)
- 律師(りっし)
- 渡殿(わたどの)
- 『なんて素敵にジャパネスク』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 瑠璃「あたしと高彬は ぶっちぎりの仲なんだからっ!!」
- 高彬「僕で我慢しなよ」
- 瑠璃「でもあたしたち、吉野でとっても仲よしだったんです。ままごとみたいに結婚の約束までして…それだけで助けちゃうのっておかしいですか?」
- 『なんて素敵にジャパネスク』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 今でもファンに愛される作者・氷室冴子
- コミカライズを担当した山内直美によるジャパネスク便り
- 『なんて素敵にジャパネスク』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:富田靖子「なんて素敵にジャパネスク」