HYUKOH（ヒョゴ）の徹底解説まとめ

HYUKOHの概要

HYUKOH（ヒョゴ）とは、韓国のソウルを拠点とする2014年に結成されたロックバンド。KPOPが主流の韓国にてバンドとしてデビュー1年目にして大ブレイクした。フロントマンのオヒョクをはじめ、イム・ドンゴン、イム・ヒョンジェ、イ・インウの4人で活動をしている。
攻撃的なギターリフにR＆B、ポップス、ジャズ要素を加えて、ボーカルのオヒョクのメロウな歌唱がHYUKOHの特徴である。韓国では知らない人はいないと言われているくらいの人気ぶり。
HYOUKOHは2014年にデビューをして、それからわずか1年でアルバムを完売、翌年2015年に年間ダウンロードチャートで4位を獲得した。さらに自国の韓国ソウルでワンマンライブを開催すると、4000人の会場が満員でチケットも即完売。2016年の夏にはSUMMER SONICへ出演をして、日本でもその人気はさらに広がっていき始めた。

日本での知名度が上昇した際に「韓国のSuchmos」とも言われていたが、ストレートなロックサウンドにR＆B、ファンク、ニューウェーブやポップサウンドと多様なジャンルが降り混ざっているので、誰も真似できない唯一無二のHYUKOHの音楽が確立されている。

HYUKOHの活動経歴

HYUKOHの原点

オヒョク（Vo / G）は幼少のころ大学教授の両親の影響で中国北部を転々としていた。オヒョクは官話、韓国語、朝鮮語、英語を話すことができる。そのような様々な、文化的影響がバンドの音楽や歌詞に大きく影響している。

「Wi lng Wi lng」でデビュー

HYUKOHのフロントマンのオヒョクの両親が大学教授をしており、仕事の都合で中国北部の各都市で生後5ヶ月から18歳まで育った。2012年に高校卒業後は音楽をやるため、両親の反対を押し切って大学進学を機に韓国に移住した。大学のファインアート学科へ通いながらR&B系のシンガーを目指していたが、一人ではつまらないと、2014年に韓国ソウルの若者の街、弘大を拠点としてオヒョク（Vo / G）、イムドンゴン（B）、イムヒョンジェ（G）、イインウ（Dr）でバンドを結成した。2014年に秋にリリースしたEP『20』が音楽に敏感な耳の肥えたリスナーの間で噂になった。
2015年にテレビ出演をきっかけに全国デビューをしてたちまちHYUKOHは人気になった。

「Comes and Goes」をきっかけに大ブレイク

デビュー1年で音楽配信サービスiTunesで8週連続5位圏内を記録、アルバム『20』と『22』の完売などの快挙を連続した結果、数々のアーティストを抑えて、2015年の年間ダウンロードチャートが4位となる。ダンスグループが大勢を占めバンドが王道でない韓国で大ブレイクした。

第13回韓国大衆音楽賞最優秀モダンロック曲賞

2016年第13回韓国大衆音楽賞の中のアーティスト賞、楽曲賞、最優秀モダンロックアルバム賞、ネチズンアーティスト賞にノミネートされ、第13回韓国大衆音楽賞最優秀モダンロック曲賞で「Comes and Goes」が受賞している。同じく新人賞も受賞している。
その他にも第25回ソウル歌謡大賞パフォーマンス賞、第30回ゴールデンディスク賞最優秀ロックバンド賞Best、第5回ガオンチャートK-POPアワードインディーズ部門をそれぞれ受賞している。

HYUKOHのメンバー

オ・ヒョク

オ・ヒョク: Vo / Gt (1993年10月5日生まれ）176cm

坊主と多数のおしゃれタトゥーがトレードマーク。
「声色ヤクザ」と言われるくらいハスキーで、優しくささやくように歌う唯一無二のボーカリスト。私服はMartine Rose、kiko kostadinov、sacai、NIKEなどを好んで着ている。手足が他のメンバーより10cm以上長く、脚の長さが109cmある。

イム・ヒョンジェ

イム・ヒョンジェ: Gt（1993年7月31日生まれ）182cm

HYUKOHの中で一番の長身で奇抜なヘアースタイルにメガネがトレードマーク。インタビューなどではトーク担当。2020年5月に中学生の時から知り合いで、20歳から付き合っていた初恋の女性と結婚している。ソウル芸術大学を卒業している。

イム・ドンゴン