樋口日奈（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

樋口日奈（ひぐちひな）の概要

樋口日奈は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
8枚目のシングル『気づいたら片想い』で初の選抜入り。以降、計8枚のシングルで選抜入りしており、27枚目のシングル『ごめんねFingers crossed』から卒業シングルとなった『好きというのはロックだぜ！』まで4枚連続で選抜入りしている。
幼い頃は芸能事務所「ジャパン・エンターテインメント・アカデミー」に所属しており、ダンスや歌舞伎等の習い事もやっていた。
メンバーの中でもセクシーで色気がある、と評判だった。明るく朗らかな性格で時に大胆な行動にでることもあった。また髪の毛の量が多いことでも知られていた。
2022年10月31日、乃木坂46を卒業。卒業後はタレント活動をしている。
ちなみに三姉妹の末っ子であり、2歳年上の姉の樋口柚子は女優。

自分自身について

「とりあえずやっちゃうタイプみたいで」

朝は白湯をまず飲んでからご飯を食べたり、夜も寝る前に白湯を飲んだり。それが自分に一番合っているのか、ずっと続けています。あと昔はすごくガリ細になりたかったんですけど、自分の体質的にいくら頑張ってもそうはなれないってわかったというか（笑）。逆に自分の体で魅力的なところはなんだろうって考えて、それを保つために頑張っています。
細い子はやっぱり羨ましいなって思うけど、そうなろうと頑張ると体調を崩してしまうし、それだったら自分が健康でいるのが一番綺麗だなって。自分ができる範囲のこと、ちょっと腹筋を頑張ってみたり、朝、走ってみたり、プールに行ってみたり、時間があって自分が楽しいなって思える範囲までは頑張っています。とりあえずやっちゃうタイプみたいで、フラフープとかヨガマットを買ったこともあります（笑）。
（2018年2月8日『モデルプレス』）

天真爛漫で健康的、そしてちょっと猪突猛進的なイメージの樋口らしいのが「とりあえずやっちゃうタイプ」という自己分析をした発言。実際には色々と思い悩んだこともあったということだが、他のメンバーも、ファンも彼女をみていると元気をもらえる、そんな存在だった。

「“夢”を掲げるのではなくて、“叶えること”をノートに箇条書きにしています」

私は“夢”を掲げるのではなくて、“叶えること”をノートに箇条書きにしています。その方が明確になるし、このためになにを頑張ろうって考えやすい。以前、ナレーターのお仕事がやりたくてずっとノートに書いていたんです。ファンの方に声が好きって言われることが多かったので、自分の伸ばすべきところはそれだなと思って。そうしたら叶って、やっぱりノートに書き出してみると、自然と体が叶える方向に行くんだなって思いました。
（2018年2月8日『モデルプレス』）

常に前向きな樋口らしい発言。実際にBSフジの『スーパーフォーミュラGO ON！』という番組でナレーションを担当していた。

「お腹空いたら『とりあえず寒天食べよう』って」

ミルク寒天が特に好きで。コンビニに売ってるのを冷蔵庫にストックしてます。お腹空いたら「とりあえず寒天食べよう」って。健康にも良いから、あんまりおやつを食べた罪悪感がないというか…。時間がある時は寒天の元みたいなのを買ってきて、家で自分で作ってタッパーに流し込んで固めてます（笑）。
（2020年4月9日『Beauty magazine』）

健康的で色気も感じさせる樋口の秘密はこの「ミルク寒天」なのかも知れない。食や美容にも気を配っていたのだろう。

「より優しめの言葉を選んだり」

ちっちゃい頃から、汚い言葉というか現代っぽい言葉を使うと、いつも母親に注意されていたんです。もちろん、流行りの言葉を使う時もあるんですけどね。例えば小学生の時とかに「キモい」っていうのは怒られるから「気持ちが悪い」に変えたり。自分なりに変換して、より優しめの言葉を選んだり。そこは、今も変わらず気をつけてます。
（2020年4月9日『Beauty magazine』）

決してお嬢様的な雰囲気を漂わせてはいない樋口なのだけれど、きちんとしている印象が強いのは、上の発言にあるように言葉遣いに気を付けている点も要因の一つなのだろう。

乃木坂46について

「たまに『誰の代打で入ってるんだろう』と思われてしまうこともあるので」

選抜にずっといたいなって思います。2018年はすでに舞台出演なども決まっているので、個人のお仕事ももっともっと増えたらいいですね。乃木坂に入ってから、やりたいこととして自分の中にあったものが、ようやく2016～2017年くらいから叶い始めてきたので、この先も一つ一つ叶えていきたいです。まだ、選抜に入る回数のほうが断然少なくて、自分が選抜メンバーの曲でも、たまに「誰の代打で入ってるんだろう」と思われてしまうこともあるので、自分がずっとアンダーにいるというイメージが、2018年からどんどんなくなっていったらいいですね。自分が乃木坂を引っ張るんだって、自信を持てるくらいの人間になりたいなって思います。
（2018年1月10日『リアルサウンド』）

選抜とアンダーとの差異は、周りが思っている以上に樋口をはじめとするメンバーに重くのしかかっていたのだろう。「誰の代打で入ってるんだろう」なんてのは、本人からすると相当に辛い状況だったことが伺える。

「いつも思うのは本当に居心地のいいグループだなってこと」

いつも思うのは本当に居心地のいいグループだなってこと。だから、ここまで気づかないうちに自分がこんなにも年を重ねていたんだなと思うし、不思議な感覚です。同じ1期生だと、このシングルでさゆも卒業しちゃうけど、正直卒業と聞いてもまだあまり実感が湧かないんですよね。それに、卒業していったメンバーとも今も仲が良いし、お母さん同士も仲が良かったりするし（笑）。後輩がたくさん増えたけど、1期生だけの頃とそんなに空気感も変わっていないと思うし、きっと1期生がみんな仲良くやっているから、自然と2期生、3期生、4期生のみんなの空気感も同じようになったのかなと思います。
（2020年3月25日『リアルサウンド』）

上の発言にある「さゆ」とは「井上小百合」、シングルは『しあわせの保護色』を指している。『しあわせの保護色』は白石麻衣の卒業シングルでもある。

「オリジナルメンバーがまったくいない曲がいくつかあって」

リハの時点から、オリジナルメンバーがまったくいない曲がいくつかあって、そういうところでは作るのが結構大変でした。今いるみんながやったことのないポジションもあって、一つひとつ作っていく時点でもう……。特にアンダー曲だと、すでにいないメンバーのほうが多いから、不思議な気分です。でも、そこまで人が変わっているから違和感があるかというと、それはまた違って。例えばライブで披露すると曲ごとの盛り上がり方や熱量は変わらないから、そんなに違和感はないんですよ。
（2021年9月22日『リアルサウンド』）

上の記事がアップされたのが2021年9月22日。この時点で乃木坂46の第1期メンバーは26名もグループから卒業している。第4期メンバーも参加しており、メンバーの顔触れもかなり変わってきている。「オリジナルメンバーがまったくいない曲」が存在するのも必然のことだったのだろう。

アンダーについて

「今回、私と和田まあやちゃんは3列目なんですよ」

もっと前の位置に行きたいなと思ってて。
今回、私と和田まあやちゃんは3列目なんですよ。
気づいたら涙が出てきてた。
私とまあや以外は2期生なので。
頑張らなきゃねって。
今の自分はそこの位置なのかなって受け止めて。
後ろから支えられたらいいなって。
（2015年8月25日：大阪城ホール）

2015年8月5日～8月31日まで開催された「乃木坂46 真夏の全国ツアー2015」では、開演前に各メンバーをフューチャーしたオープニング映像が流された。2015年8月25日、大阪城ホールでは樋口日奈と和田まあやがフューチャーされた。
上の発言の「私と和田まあやちゃんは3列目なんですよ」というのは、乃木坂46の12枚目シングル『太陽ノック』のType-Cのカップリング曲『別れ際、もっと好きになる』を指すものと思われる。
この『別れ際、もっと好きになる』のフォーメーションは一列目が川村真洋、北野日奈子、堀未央奈（センター）、中元日芽香、中田花奈、二列目が相楽伊織、川後陽菜、永島聖羅、能條愛未、斎藤ちはる、三列目が和田まあや、佐々木琴子、寺田蘭世、伊藤かりん、渡辺みり愛、鈴木綾音、伊藤淳奈、そして樋口日奈であった。