うちの執事が言うことには(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『うちの執事が言うことには』とは、2014年から刊行された推理小説シリーズ。特殊な目の能力をもつ主人公・烏丸花穎が27代目当主となり、様々な事件に直面しながらも理想の当主を目指して成長していく。まだ未成年である花穎を支えるのは、執事の衣更月蒼馬。彼も烏丸家の使用人たちと共に当主を支える。2人とも若くして当主・執事という立場になり、ぶつかることもあるが少しずつ信頼を築いていく。上流階級ならではの舞台で繰り広げられるストーリー展開が魅力で、実写映画化や漫画化もされた人気シリーズ作品である。
花穎の父であり、第26代目当主。自身も名家で生まれた嫡男であるため、生まれてすぐは母から引き離され育った過去をもつ。性格はとても温厚でのらりくらりとしているが、実は花穎のことを考えて行動している様子も見られる。当主を退いてからは、鳳とともに世界中を旅している。
烏丸琳(からすまりん)
花穎の母。既に故人であるため、作中にはあまり登場しない。
赤目家の人々
沢鷹早苗(おもだかさなえ)
刻弥の秘書。刻弥が選んだ絵を花穎が贋作と見抜いた事件の際に、その絵を赤目家に持ち込んだのが早苗の父が営む古物商だった。その事件以来、刻弥とともに烏丸家に対しての思いを持つものの1人。
沢鷹橘(おもだかたちばな)
早苗の双子の兄。来樂美術大学院生で、水墨画を専攻している。その傍ら、非常勤で刻弥の補佐も務めている。彼自身は花穎に対してはフラットな態度で接している。
久氶家の人々
久氶壱葉(くじょうひとは)
久氶家の9歳の娘。花穎の父・真一郎に恋をしており、いつか2人で出かけたいという夢を持っている。
藤崎(ふじさき)
壱葉の家庭教師。元は乳母(ナニー)。
ニカ
壱葉の乳母補佐。
ミーシャ
久氶家の用務員。
久氶康弘(くじょうやすひろ)
久氶家の総帥。壱葉の父。
烏丸家分家:若嘴家の人々
若嘴惠(じゃくはしめぐむ)
若嘴家の家長。烏丸真一郎の祖父の姉の孫。花穎は、伯母様と呼んでいる。
烏丸家というものに強いプライドを持っており、家門のために尽くそうとする姿勢が強い。
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目次 - Contents
- 『うちの執事が言うことには』の概要
- 『うちの執事が言うことには』のあらすじ・ストーリー
- 突然の当主の座
- はだかの王様と嘘吐き執事
- 白黒羊と七色の鬼
- ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家
- 三本の木
- 狼少年と裏切り執事
- 『うちの執事が言うことには』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 烏丸 花穎(からすまかえい)
- 衣更月蒼馬(きさらぎそうま)
- 赤目刻弥(あかめときや)
- 烏丸家の使用人たち
- 鳳(おおとり)
- 雪倉叶絵(ゆきくらかなえ)
- 雪倉峻(ゆきくらしゅん)
- 桐山左黒(きりやまざくろ)
- 駒地良介(こまじりょうすけ)
- ペロ
- 烏丸家の人々
- 烏丸真一郎(からすましんいちろう)
- 烏丸琳(からすまりん)
- 赤目家の人々
- 沢鷹早苗(おもだかさなえ)
- 沢鷹橘(おもだかたちばな)
- 久氶家の人々
- 久氶壱葉(くじょうひとは)
- 藤崎(ふじさき)
- ニカ
- ミーシャ
- 久氶康弘(くじょうやすひろ)
- 烏丸家分家:若嘴家の人々
- 若嘴惠(じゃくはしめぐむ)
- 若嘴梢(じゃくはしこずえ)
- 若嘴華乃(じゃくはしはなの)
- 斎姫家の人々
- 斎姫長十(さいきちょうじゅう)
- 斎姫頼長(さいきよりなが)
- 夏原伸幸(なつはらのぶゆき)
- 来樂美術大学の人々
- 嗣浪君彦(つぐなみきみひこ)
- 石漱棗(いしぜきなつめ)
- 和久純夏(わくすみか)
- 真木縞(まきしま)
- 綾瀬万里(あやせばんり)
- ヴォルコフ家の人々
- イリヤ・ヴォルコフ
- 不知火昴(しらぬいすばる)
- その他
- 芽雛川肇大(めひながわかずひろ)
- ジャズ・A・ヴァズ
- 衣更月の父
- ナイル・エインワーズ
- 『うちの執事が言うことには』の用語
- 家令(ハウススチュアード)
- 執事(バトラー)
- 家政婦(ハウスキーパー)
- 使用人頭(ヘッドサーヴァント)と従者(ヴァレット)
- 庭師(ガーデナー)
- 守衛(ポーター)
- 『うちの執事が言うことには』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 衣更月蒼馬「烏丸家へのご苦情、ご要望は全て執事の私を通して頂けますようお願い致します」
- 烏丸花穎「でも、衣更月は烏丸家(うち)の人間じゃないか 烏丸家の人間が恨みを買ったら一緒に恨まれてやる 僕は当主だからな」
- 衣更月蒼馬「私は、花穎様の執事でございます」
- 衣更月蒼馬「当家のご主人様が仰ることには当主というのは我儘を言うものだそうです ならば何度でも受けて立つのが執事の使命 水を差す不粋はご遠慮願います」
- 烏丸花穎「この程度のくだらない真似で烏丸家は微塵たりとも揺るぎはしないと示さなければなりません これは当主である僕の役目です」
- 『うちの執事が言うことには』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 執事はあえて「ダサく」がマナー
- 武道を習っていた衣更月
- 衣更月の異母弟
- 『うちの執事が言うことには』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:King&Prince「君にありがとう」