LILI-MEN(リリーメン)のネタバレ解説・考察まとめ

『LILI-MEN』とは2022年より連載が開始された、渡嘉敷拓馬によるダークファンタジー作品。人類を苗床に繁殖する「サキュバス」と呼ばれる種族と、彼らを根絶しようとする人類との壮絶な戦いを描く。彼らとのバトルに焦点を当てつつ、重厚なストーリーとダークな雰囲気が特徴。戦闘描写やキャラクターの成長を通じて、深い世界観が描かれている。

如月(きさらぎ)

春日隊副隊長。春日と同じくリーゼントヘアーが特徴で、ヤンキー気質で粗野な言動が目立つ。
マルサの中でもトップクラスの硬度を誇る血の持ち主。戦闘時は血で作った複数の腕を形成し戦う。昔のあだ名は「タラちゃん」で海野に言われるのをとても恥ずかしがる。
ニトの実戦配置前日に、同じ副隊長の海野と福富と共に彼を急襲、ニトを処刑しようとするが黒鉄に阻まれる。

海野(うんの)

望月隊副隊長。副隊長格の紅一点。常に額に冷えピタを貼っている。
性格は一言で表すと「長い物には巻かれろ」。スタミナに定評があり、血戦術の序局程度なら一晩中休まずに打ち続けられるほどである。

福富(ふくとみ)

猪名寺隊副隊長。髪型は長髪パーマ。
同じ副隊長の如月、海野と共にニトを襲撃するが、猪名寺から「ニトが暴走したら殺せ」とだけ命令されていたため、戦いには参加しなかった。

守山ミヒト(もりやま ミヒト)

猪名寺隊の班長。言動はひょうきん。黒鉄とは友人の関係であり、部下を死なせずに戦い続けてきた黒鉄のことを尊敬している。
班長となってから部下を戦場で11人喪っているが、戦いにおいてその決断が必要であることを割り切りつつ、罪悪感を感じている。春日と同じく「プログラム」の特血持ち。
班長の地位についているのは親族のおかげである。

泡渕ミズキ(あわぶち ミズキ)

黒鉄班の一人。髪型はツインテールが特徴。殖魔被害者の孤児院出身。
生意気な性格で、殖魔との戦いを楽しむ素振りを見せる一方、身内には優しい一面を持つ。
黒鉄班解散後はマルサ本部へ転属となり、「彫刻家」との戦いにおける陰謀を解決するため、ニトたちと協力する。
自身の血戦術は非戦闘型のため、情報戦を得意とする。

梅咲モモカ(うめさき モモカ)

2級実施官。黒鉄班の一人。髪型は黒髪のぱっつんが特徴。殖魔被害者の孤児院出身。
泡渕と仲が良く、彼女と行動を共にすることが多い。「彫刻家」との戦いでは、殖魔との戦いを楽しむ泡渕に釘を刺した。
肉の派閥との戦いでは、喜納と共に望月隊に参加。

喜納サチ(きな サチ)

2級実施官。黒鉄班の一人で、見た目は褐色肌で短髪。殖魔被害者の孤児院出身。
見た目に相反して、黒鉄班の女子4人の中では一番おとなしい性格。
肉の派閥との戦いでは、梅咲と共に望月隊に参加。

盃ウツハ(さかずき ウツハ)

2級実施官。黒鉄班の一人で、髪型はボサボサの黒髪。殖魔被害者の孤児院出身。
4人の中ではムードメーカーで、彼女が仲を取り持つことが多かった。
黒鉄曰く、カテゴリーAクラスの潜在能力も持っていたとされている。
彫刻家との戦いで、暴走したニトに終局を使用し、命を落とした。

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