オーバー・ザ・ガーデンウォール（アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ
『Over the Garden Wall』とは、2014年11月3〜7日にアメリカのカートゥーン・ネットワークで放送されたアニメ作品。1話約10分の全10話で、日本では長編版が2016年2月11日に放送された。「名もなき森（ザ・アンノウン）」に迷い込んだ気弱だが優しい兄・ワートと、無邪気な弟のグレッグが家を探して冒険する。19世紀から20世紀初頭の民話に基づいたストーリーや、どこか不思議な登場人物らが独特の世界観を作り上げており、短い作品ながらも人気を博した。
ポッツフィールド
イーノック
奥がイーノック
CV：クリス・アイザック
長い緑色の胴体と、かぼちゃ頭をした男。ポッツフィールドの町長をしている。
友好的でのんびりした性格ではあるが、誤ってかぼちゃを踏んでしまったワートとグレッグに有罪判決を出し、強制労働させる恐ろしさも見せている。
ポッツフィールドの住民
かぼちゃ頭で、藁などでできた体を持つ人々。農民であり、ワートたちが町へ来たときは収穫祭で盛り上がっていた。
正体は動く骸骨であり、自分たちで収穫した作物で作った体を着ている。
ウィスパーズの家
ローナ
CV：シャニン・ソサモン
青白い肌と黒い髪をした10代の少女。心優しく思いやりがある魅力的な人柄で、ワートやグレッグともすぐ仲良くなった。特に、ワートとは互いに惹かれ合う描写がある。
しかし、彼女は悪霊に取り憑かれており、悪霊が表に出てくると人を生きたまま食べてしまう。同居しているアウンティー・ウィスパーズが、鐘を鳴らして雑用を言いつけ、悪霊が出てこないようコントロールしていた。
最後は、ワートが鐘を使ってローナの体から悪霊を追い出した。
アウンティー・ウィスパーズ
CV：ティム・カリー
青白い顔で、大きな体、目の下に灰色の隈がある老婆。真っ黒なローブの裾には泥がついている。恐ろしい女性に見えるが、実際には素朴で優しい心を持つ。
同居しているローナが悪霊に取り憑かれていることを心配していた。鐘を鳴らして雑用を言いつけ、ローナを忙しくすることで悪霊が表に出てこれないようにしている。
悪霊
ローナに取り憑いている。ローナを操っている時は、彼女の顔を悪魔のような形相に変え、青い目を光らせる。
動物学校
ミス・ラングツリー
CV：ジャネット・クライン
茶色い髪をお団子にした細身の女性。父親が運営する動物学校の教師をしている。教育熱心だが、結婚を約束したジミー・ブラウンが姿を消したことに絶望していた。授業中にも関わらず、失恋を歌った「ラングツリーの嘆き」を披露している。
ピアノの演奏にも長けており、グレッグの歌った「ポテトと糖蜜」の伴奏を務めた。
最後はジミーと再会でき、2人で仲良く過ごしている。
ミスター・ラングツリー
CV：サム・マリン
ミス・ラングツリーの父親で、動物学校を運営している。大きなコートを着ている時は肩幅の広い大柄な男に見えるが、実際は小柄で細身である。
学校の運営には多額の資金がかかり、ワートらが行った頃には閉校の危機に瀕していた。また、娘の恋人で、無断で姿を消したジミー・ブラウンを軽蔑している。
グレッグが主催したチャリティーコンサートが成功し、ジミーも帰ってきたことで、全ての問題が解決して喜んだ。
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目次 - Contents
- 『Over the Garden Wall』の概要
- 『Over the Garden Wall』のあらすじ・ストーリー
- 名もなき森
- ポッツフィールドの収穫祭
- 動物学校
- 酒場
- 狂った愛
- 渡し船の上
- 呪われた少女
- 雲の町
- ハロウィンの夜
- ビーストとの対決
- 物語の終焉
- 『Over the Garden Wall』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラ
- ワート
- グレッグ
- ベアトリス
- グレッグのカエル（ジェイソン・ファンダーバーカー）
- 森の住民
- 木こり
- ビースト
- ポッツフィールド
- イーノック
- ポッツフィールドの住民
- ウィスパーズの家
- ローナ
- アウンティー・ウィスパーズ
- 悪霊
- 動物学校
- ミス・ラングツリー
- ミスター・ラングツリー
- ジミー・ブラウン
- 生徒たち
- 紅茶王の屋敷
- クインシー・エンディコット
- マーガレット・グレイ
- フレッド
- 川の上と向こう側の住民
- カエルたち
- アデレード
- 雲の町
- 雲の女王（クイーン・オブ・ザ・クラウド）
- 北風（ノース・ウィンド）
- 雲の町の住民
- 酒場
- 酒場の女主人
- 追い剥ぎ
- 現実世界の友人
- サラ
- ジェイソン・ファンダーバーカー
- その他
- アンナ
- ベアトリスの犬
- 『Over the Garden Wall』の用語
- 名もなき森（ザ・アンノウン）
- ポッツフィールド
- クインシー・エンディコットの健康茶
- 雲の上の町
- ビーストのランタン
- 『Over the Garden Wall』の名言
- 木こり「Remember,the Beast haunts these woods」
- グレッグ「Wirt, you can do anything if you set your mind to it.」
- ベアトリス「Wirt, sometimes you have to face your problems.」
- グレッグ「Give up? I'll never give up.」
- ワート「You're not trying to help me.」
- ワート「You can listen to it at my home.」
- 『Over the Garen Wall』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 短編アニメ『未知の世界』が物語のベース
- ワートとグレッグは異母兄弟
- 初期のキャラクターデザインをネット公開
- 『Over the garden wall』の主題歌・挿入歌
- メインテーマ曲（オープニング、エンディング）：ジャック・ジョーンズ「Into The Unknown」
- 劇中歌：ジャック・ジョーンズ「Over The Garden Wall」
- 劇中歌：サミュエル・レイミー「Come Wayward Souls」
- 劇中歌：ジャネット・クライン「Langtree's Lament」
- 劇中歌：コリン・ディーン「Potatoes and Molasses」
- 劇中歌： オードリー・ワシレフスキー「The Beast Is Out There」
- 劇中歌：ジェロン・パクストン「The Highwayman Song」
- 劇中歌：パンプキンズ・ピープル「Pottsfield C.M.」
- 劇中歌：マーク・ボドナー「The Old Northwind」
- 劇中歌：イライジャ・ウッド、シャニン・ソサモン「Like Ships」