絢爛たるグランドセーヌ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『絢爛たるグランドセーヌ』とは、2013年より『チャンピオンRED』で連載しているCuvieによるクラシックバレエを題材にした漫画。主人公の有谷奏がクラシックバレエに出会い、持ち前の探究心とクラシックバレエへの愛でダンサーとしての才能を開花させ、プロのバレエダンサーを目指すストーリー。バレエ経験者である作者による緻密な描写と主人公奏の前向きな性格に惹かれ、性別問わず人気となっている作品。

ベネズエラ出身の少女で、マルセイユ国立舞踊学校に通っている。さくらが出場した、YAGPニューヨーク本選に出場しており、ダイナミックな踊りで観客を魅了した。その様子をみたさくらは、ショックを受け調子を悪くしてしまった。
奏が短期留学でマルセイユ国立舞踊学校に訪れた際は、同じホストファミリーにお世話になった。英語も通じず、言葉の壁に苦戦した奏だが、スマートフォンの翻訳機能を駆使し仲を深め、コロナ禍のオンラインガラにも参加している。

エヴリン・フォックス

ロイヤル・ロウアースクールで奏のルームメイト。アメリカ人。もともと奏が出場したYAGPで、ソロ部門とパ・ドゥ・ドゥ部門に出場しロイヤル・バレエ・スクールに進学している。
勝気で奔放な性格で真面目なレベッカとはよく衝突している。アビゲイル・ニコルズに強い憧れを持っており、奏と同じくニコルズに誘われてロイヤル・ロウアースクールに入学した。奏とは良きライバル関係で、奏が故障した際にパエトーンの主役を奏の代わりに踊っている。しかし、ロイヤル・アッパースクールへの進学試験に落ち、ロウアースクール卒業後は、アメリカン・バレエ・シアターに通っている。

キーラ・ルッティネン

ロイヤル・ロウアースクールで奏のルームメイト。フィンランド出身。振付家を目指しており、その才能は講師陣も認めており、学内の振り付けコンクールでも毎年入賞している。人見知りが激しい性格で、編入してきた奏やエブリンにそっけない態度をとっていたが、振り付けコンクールを通して仲が深まる。

レベッカ・タン

ロイヤル・ロウアースクールで奏のルームメイト。イギリス出身のシンガポール人。真面目な性格で、新入生の案内係も務める。ルールに厳しく、編入してきた奏やエブリンにルールに従うよう強く言い、エヴリンとは犬猿の仲になってしまった。

李紫萱(リー・ズーシュァン)

中国の人バレエダンサーで、YAGPのニューヨーク本選で奏や翔子と出会う。かなりのテクニックをもつが、YAGPのニューヨーク本選では脚を故障してしまい予選で棄権した。しかしその後、飛び級でロイヤル・アッパースクールへの進学が決まっていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で実際に通うことができずにいる。

アンバー

アッパースクールからから編入してきた生徒。
奏を尊敬し、なついている。

日本のバレエ指導者

滝本 伸子(たきもと のぶこ)/リュドミラ・ノブコ・タキモト

奏、翔子らが通うバレエ教室「滝本伸子バレエスタジオ」を主催する女性。ロシア人のダンサーを父親にもち、かつては、ウジェーヌやアビゲイルと同じバレエ団で活躍していた。現在は、故障のため踊ることはできない。
指導者としては「体形や素質に難のある子でも門戸を閉ざさない」方針で様々な生徒を迎え入れているが、海外の今日室と比較し、レッスン内容が限られてしまうことから、「お教室の限界」にも悩んでいる。

美和(みわ)

滝本伸子バレエスタジオの女性講師。幼い頃奏や翔子に基礎のレッスンを行っていた。

栗栖さくらの母

栗栖バレエスタジオを主催するバレエ講師。スタジオでは、バレエの才能がある生徒にしか指導をせず、見込みのない生徒には、バレエではなくダンスを教える別の楽しく踊ろうクラスに誘導する。一方で見込みのある生徒には日本では珍しいピアノの生演奏でのレッスンを行っており娘であるさくらにもかなり厳しいレッスンを施している。

玉木(たまき)

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