荒くれKNIGHT 黒い残響完結編(吉田聡)のネタバレ解説・考察まとめ
『荒くれKNIGHT(ナイト) 黒い残響完結編』(吉田聡)とは、2007年から2016年まで『ヤングチャンピオン』誌上で連載された。人気漫画『荒くれKNIGHT』、『荒くれKNIGHT高校爆走編』に続く、”荒くれシリーズ”第3弾となり、第2弾までの主役・善波七五十(ぜんばないと)率いる暴走族”輪蛇(りんだ)”ではなく、ライバルチーム”虎武羅(こぶら)”に焦点を当てている。”虎武羅”初代リーダー・大鳥大悟(おおとりだいご)が本作の主役で、当初は弱小チームに過ぎなかった”虎武羅”の成長物語でもある。
『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
赤蛇と大鳥大悟の最初で最後の遭遇
潰し屋として暴れ回ってきた大鳥大悟(おおとりだいご)が人生で初めて、他人のために戦ったのが、”虎武羅”の助っ人として飛び入り参加した暴走族チーム”魔神”戦(大鳥ひとりで圧勝)。それを路地裏から眺めていたのが、バイクで通りがかった”がらがら蛇”の共同創設者であり、輪蛇の初代リーダーでもある赤蛇(本名・内海マコト)だった。”がらがら蛇”を作ったもう一人の創設者であり、赤蛇のライバルでもある青蛇(本名・足立)は、赤蛇が自分の後継者として大鳥ではなく木原篤(きはらあつし)を選んだのは、大鳥からは青蛇と同じ”破壊の匂い”を感じ取ったからだと後に推測した。
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荒くれKNIGHT(吉田聡)のネタバレ解説・考察まとめ
『荒くれKNIGHT(ナイト)』とは、吉田聡の漫画作品。1995年から2005年まで『ヤングキング』誌で連載され、2006年に『月刊荒くれKNIGHTマガジン』誌で再開。吉田の人気作品『湘南爆走族』と同じく、湘南を舞台にした暴走族をテーマにしつつも、生々しい暴力やセクシー場面がふんだんに盛り込まれ、より過激でアダルトチックな点が特徴だ。暴走族”輪蛇(りんだ)”の激しく残忍な闘争に背筋を凍らせながら、女子100人斬りを狙う輪蛇のリーダー、善波七五十(ぜんばないと)のお調子者的な言動も楽しめる。
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スタジオジブリの小冊子『熱風』の2012年11号はヤンキー特集。そこで宮崎駿が吉田聡原作の漫画、『湘南爆走族』を愛読していることが判明しました。『吉田聡短編集』では監督自ら解説まで書くほど、彼の作品に魅了されているようです。
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目次 - Contents
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の概要
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)のあらすじ・ストーリー
- 彷徨(さまよ)う井脇(いわき)、伝説に遭遇する
- 最凶の喧嘩師が救世主に
- 甦った”がらがら蛇”総帥との決戦
- 伝説の男・大鳥のラストファイト
- 大物たちの終焉、次の世代へ。
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の登場人物・キャラクター
- 暴走族チーム”虎武羅(こぶら)”
- 大鳥大悟(おおとりだいご)
- 伊武恋次郎(いぶこいじろう)
- 根岸(ねぎし)
- 庭住(にわずみ)
- 井脇(いわき)
- 稲垣(いながき)
- 神楽(かぐら)
- 暴走族チーム”輪蛇(りんだ)”
- 善波七五十(ぜんばないと)
- 春間勇樹(はるまゆうき)
- 木原篤(きはらあつし)
- 輪蛇の母体となった史上最凶最悪チーム”がらがら蛇”
- 赤蛇(あかへび)
- 青蛇(あおへび)
- 美濃原武志(みのはらたけし)
- 二道(にどう)
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の用語
- 虎武羅(こぶら)
- がらがら蛇(へび)
- 輪蛇(りんだ)
- 緑陰学園(りょくいんがくえん)
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 大鳥大悟「王座にはトゲがある。最後にあいつのケツを蹴り上げて立たせてやる」
- 根岸「喧嘩上等だけが男の値段じゃねぇ、他につけられた値段なんかより、おまえの価値を探せよ」
- 赤蛇「自分に迷った時は仲間を見ろ 人は仲間によって自分の姿を知らされるんだ」
- 『荒くれKNIGHT 黒い残響完結編』(吉田聡)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 赤蛇と大鳥大悟の最初で最後の遭遇