凪のお暇(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『凪のお暇』とは2016年より『Eleganceイブ』にて連載が開始された漫画作品。作者はコナリミサト。常に空気を読み、周りに合わせた女子力の高い格好をし、謙虚に振る舞っていた28歳OL大島凪。ある日、彼氏が自分に対する陰口を言っているところを目撃してしまい、過呼吸で倒れてしまう。この出来事をきっかけに、会社を辞め、引っ越しをし、人間関係も物も断捨離。全てをリセットして、貯金の100万円を元手にゼロから新しい生活を始めていく、ラブコメディ漫画である。

積雪の下の根っこの雪である。固くてなかなか取り除けないことから、頑な自分の見たくない根っこの部分に例えられている。

『凪のお暇』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

大島凪「空気は読むものじゃなくて吸って吐くものだ」

ずっと空気を読んで過ごしていた凪が、ストレスが爆発し過呼吸になってしまう場面で、「空気は読むものじゃなくて吸って吐くものだ」と悟った。お暇のきっかけになったセリフ。

大島凪「しばしお暇いただきます」

物も人間関係も断捨離し、「しばしお暇いただきます」と、新たな家で始まる新生活を楽しもうと決意する場面。本作の象徴とも言えるセリフ。

我聞慎二「スベってんだよおまえ」

凪の新居に現れた元彼慎二が、凪に言い放ったセリフ。
「スベってんだよおまえ」とお暇を全否定。お暇を始めたばかりで夢を膨らませていただろう凪を、一気に現実に引き戻しそうな一言。

吉永みどり「男女の悲劇の引き金はいつだって”言葉足らず”」

慎二は、凪の帰りを待つ間に、吉永の家で映画を見ることになる。
映画の内容は身分違いの恋に悩むヒロインのラブストーリー。主人公の気持ちが理解できない慎二へ、吉永は「男女の悲劇の引き金はいつだって”言葉足らず”」と教える。凪と慎二がすれ違っている原因を言い当てたような一言。

エリィ「用法用量守らなきゃダメ 依存したら終わりだよ」

優しいゴンにハマっていく凪へ「用法用量守らなきゃダメ 依存したら終わりだよ」と忠告する。誰にでも優しいゴンとは、適度な距離を保って付き合うことだと伝えている。

『凪のお暇』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

OL時代の凪のほうが好きな作者

作者のコナリミサトは1巻の巻末おまけコーナーで、実はOL時代の凪のビジュアルを描くほうが好きであると明かしている。

同作者の『珈琲いかがでしょう』のドラマ化を記念して『凪のお暇』と『ゴンたこ』のコラボ漫画が掲載

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@okajima0

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