TOKKO 特公(藤沢とおる)のネタバレ解説・考察まとめ

『TOKKO 特公(とっこう)』とは、2004年~2006年にかけて『月刊アフタヌーン』で連載されていた藤沢とおるによるバトルアクション漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。突如町田に出現した穴から怪物が現れ、人々を惨殺する。その事件の生き残りである申道蘭丸は警察官になるが、そこで怪物を殺す力を持った特殊公安部(特公)の存在を知ることになるのだった。ストーリーは未完だが、登場するキャラクターが魅力的で引き込まれる作品となっている。

『TOKKO 特公』の概要

『TOKKO 特公(とっこう)』とは、2004年より講談社の『月刊アフタヌーン』で連載を開始した藤沢とおるによるバトルアクション漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。『TOKKO(特公)』というタイトルは、「特殊公安対策部」の略である。原作はストーリー未完となっているが、本作の前史にあたるエピソード0(ゼロ)が『月刊ヒーローズ』にて『特公 零 TOKKO ZERO(とっこう ゼロ)』のタイトルで2014年3月31日から2016年5月2日まで隔月連載された。原作は藤沢とおる、作画は浅田有皆。最終巻となる4巻のクライマックスでは、藤沢とおる本人が作画を担当している。

テレビアニメはWOWOWにて、2006年4月15日から7月29日までR-15指定相当作品として全13話が放送された。アニメもストーリーは未完であり、漫画にあるエピソードや謎のいくつかは解明されないままになっている。

5年前のある日、町田の団地に突如地震が起こり巨大な穴「ゲート」が出現した。そこから現れた凶悪な怪物「ファントム」によって住民のほとんどが惨殺される事件が起こり、その事件の生き残りである当時高校生だった申道蘭丸(しんどう らんまる)は、残された妹を守り、殺された両親の仇を討つために警察官となる。蘭丸は安第5課に配属されたが、そこで町田の事件以降に起こる大量虐殺事件は単なる人間の殺人事件ではなく、異形の怪物によるものだという噂を耳にした。ファントムたちは、ドュルジュの箱(ファントムを出現させる扉)のマスターピースを自身の体に宿しファントムと共生する人間「共生者」を狙うため次々に人々を襲っていた。そして、現場に駆け付けた蘭丸は上司、同僚と共に市民を救うため護衛に加わるが餓鬼(ファントムが生み出す兵隊)に殺されそうになる。その時、一人の美少女が一瞬にして餓鬼を切り刻み彼女の他の仲間も参戦し事態は終止符を打った。そして六条桜(ろくじょうさくら)に命を救われた蘭丸は特殊公安部(特公)という秘密組織の存在を知る。特公隊は、ファントムと戦うために設立された精鋭部隊で、共生者たちで構成されている。蘭丸は特公隊の一員となり、両親の敵を討つため自らの運命と向き合いながら戦いに身を投じていくのだった。

『TOKKO 特公』のあらすじ・ストーリー

ゲートから現れた異形の怪物・ファントム

限りなく現代に近い未来、東京は未曾有の凶悪犯罪の増加にあえいでいた。ある日、東京町田の団地に突如、地震が起こり巨大な穴「ゲート」が出現し、そこから現れた異形の怪物「ファントム」によって住人のほとんどがバラバラに惨殺される事件が起こった。町田に住んでいた高校生の申道蘭丸(しんどう らんまる)、 と妹の申道沙也(しんどう さや)はファントムに両親を殺されてしまい、蘭丸は両親を殺した犯人へ復讐を誓う。生き残った蘭丸は妹の沙也と一緒に暮らしながら、新しい生活を始めるが二人の心の中には両親を失った悲しみの深い傷を負っていた。数年後、蘭丸は警察学校を卒業し念願の警察官となり新米刑事として公安第5課に配属され任務に就任していた。

実は就任する前、蘭丸は謎めいた美しいがどこか冷たい印象を持つ少女が現れ、謎の言葉を残していくという夢を頻繫に見るようになっていた。それは現在、東京で発生する奇妙な凶悪事件が起こったと同時に彼女の夢を見る頻度のスパンが短くなっていき、まるで彼女と異様な何かが近づいてくるようだった。蘭丸の就任式を見送る沙也は尊敬していた警察官の父と同じ道を進み婦人警察になっていた。兄の蘭丸を慕っていて兄妹の深い絆からよく世話を焼いている。

新米刑事としての職務をこなしている蘭丸の元に再び凶悪事件が舞い込み、同僚の花園一郎(はなぞの いちろう)、蘭丸の上司、渋谷特機隊長國樹田薫(くにきだ かおる)、長國樹田薫の部下、村正将吾(むらまさ しょうご)と共に犯行現場へ駆け付けると餓鬼が人々を襲い掛かり惨殺していた。蘭丸達は拳銃で応戦するものの全く効いておらず、もはや普通の人間の警察官たちでは手に負えない状況に陥り、蘭丸も餓鬼に殺されそうになった。そして餓鬼は「殺せ。裏切者はすべて」と蘭丸にセリフを浴びせた。

絶体絶命の最中、蘭丸の目の前に赤アッシュ色の髪に剣を持った美少女が現れて一瞬にして餓鬼を切り刻み彼を助け命を救う。その人物は、夢に現れた六条さくら(ろくじょう さくら)だった。他の特公メンバー鈴鹿紅葉(すずか くれは)、伊吹涼子(いぶき りょうこ)、犬飼武流(いぬかい たける)も駆け付けすべての餓鬼が討伐された。この事件は終止符が打たれ、現場は特公が管轄することになり公安第5課は撤収することにとなった。

さくらに命を救われた蘭丸の平凡な日常は一変し、今回起こった事件は町田の事件と何か関係があると直感し花園と共に事件の調査していくと、その事件の背後には町田の事件で現れた異形の怪物ファントムが関与していることが分かった。そんな中、蘭丸は警察内部に存在する秘密組織「特公隊(TOKKO)」の存在を知ることになり、この部隊は、ファントムを倒すことができる唯一存在で「共生者」で構成された秘密部隊であった。特公隊のメンバーは、過去にファントムに家族を殺された者たちが集まっており、彼らもまた蘭丸と同様に復讐心に駆られ戦っていた。さくらも特公隊の一員であり、蘭丸にとって、この特公隊こそが両親を殺した犯人や事件の真相に近づく手がかりだと感じ入隊を希望するのだった。

蘭丸は特公隊に正式に加わることを決意し、自らの手で両親を殺したファントムたちを討伐することを誓った。彼の復讐心は一層強くなるが、ファントムとの戦いは簡単ではない。蘭丸の中に眠るファントムを覚醒させ自我を保たなければ蘭丸自身がファントムになって特公のメンバーに襲い掛かってしまう困難が待ち受けていた。ファントムは共生者しか倒すことが出来ないので、特公隊のメンバーは、ファントムと戦うために特殊な剣などの独自の武器を使っており、その刀にはファントムを討つための特別な力を秘めていて、唯一の討伐の手段となっている。

回収された野獣

蘭丸はなぜ自分たちが町田の事件で生き残ったのか、今起こっている猟奇殺人の原因は何なのかを六条さくら(ろくじょう さくら)、鈴鹿紅葉(すずか くれは)、伊吹涼子(いぶき りょうこ)、犬飼武流(いぬかい たける)によって知ることになる。町田の事件で生き残った人間のほとんどが共生者でファントムを倒せる唯一の存在であり、ファントムを倒す力を得るには自身の中に眠るファントムを覚醒させ自我を保たなければいけないというものだった。紅葉は蘭丸をデートに誘い自分の過去を打ち明けた。かつて紅葉には一緒に生き残った弟の秋人(あきひと)がいたが「ファントムを皆殺しにする」復讐心に飲まれ自我を保つことができすファントムになってしまい、紅葉に襲い掛かる秋人を手にかけた悲しい過去があった。蘭丸は自身もそうなってしまうかもしれないと思うも、両親を敵を打ち、残された沙也を守るため特公に入隊する決意をし彼らの元を訪れた。

そして、事態はより深刻な状態に陥っていることを思い知らされる。「このままファントムが現れ続ければ、東京は2年でゲートに飲み込まれるわ。ゲートを閉じるには108体のファントムを倒し、彼らが持っているマスターピースを集め彼らを封印するドゥルジュの箱を完成させなければならない」。伊吹の言葉に動揺を隠せない蘭丸であったが、このままでは多くの人々が殺され自分達「共生者」しか東京を救うことができない事実を受け止め特公に入隊した。まだ覚醒前であったがファントム退治を志願しさくらと共に行動していたが、ある時、蘭丸は何者かの罠にはまってしまい強制的に覚醒させられファントムに自我を奪われそうになってしまう。さくらは咄嗟に自身が蘭丸の意識に入る儀式を行い、蘭丸を元に戻して彼は事なきを得た。さくらの力を借り蘭丸は無事覚醒することに成功したが、まだまだ力を上手くコントロールすることができず、ファントムを討伐する中で自分が力及ばず他のメンバーの足を引っ張っていることに焦りを感じていた。

そんな蘭丸の様子を見ていたさくらは声をかける。さくらは過去に町田の事件が起こる前、蘭丸に出会っていたことを打ち明けた。蘭丸が昔、団地で一緒に遊んであげていた少女は自分でさくらは親切にしてくれた感謝と再び再会できてうれしかったことを蘭丸に伝えた。そして、自身も両親がファントムに殺され、襲われた弟も瀕死の状態で今も植物状態のままであることを語った。彼女も復讐するために戦っていることが明かされ、同じ姉弟の立場から共感した蘭丸はこの悲劇を終わらすため、さくらと共に戦う決意をしファントム討伐に身を投じていくのだった。さらに捜査を進めていく中で、ファントムたちの陰謀と、その背後にあるもっと大きな力が動いていることを知ることになる。

ファントムの戦いが激しくなっていく中で、5年間植物状態だった、さくらの弟、六条大樹(ろくじょうひろき)が突然姿を消し行方不明になってしまう。
特公は大樹の行方を捜す一方で、ファントムが出現した情報の現場に駆け付けると、そこにはファントムと共に大樹の姿があった。ファントムを討伐した一行は、さくらが大樹の自我があるかを確かめようとした際、さくらは大樹の攻撃を食らい大けがを負ってしまう。さくらを助けるため蘭丸、紅葉、犬飼は加勢し大樹を取り押さえようとするが逃げられてしまう。行方が分からなくなってしまった弟を信じたいさくらは自分が傷つけられても救いたい一心で、自身のファントムの力を通して大樹の居場所を感じ取り町田の団地にいることが分かった。さくらは、紅葉の制止を振り切り一人で行こうとするが、蘭丸が一緒について行くと主張したことで紅葉は渋々了承するのだった。そして、さくらと蘭丸は共に団地に向かうのだった。

かつての惨殺現場は当時のままで、さくらが住んでいた部屋には大樹のために買った血まみれの誕生日プレゼントが落ちていた。
大樹を探すため部屋を後にすると、再び大樹に対峙したさくらと蘭丸は戦闘を開始する。さくらは最後に大樹の自我がまだあるかを確認するため、大樹へ一緒に出掛けたかったのに留守番させてしまった謝罪と現場にあった誕生日プレゼントを渡す。しかし、大樹はファントムの出現により敵側として覚醒してしまい、もうかつての大樹ではなくなっていた。さくらはもうかつての弟ではないと頭でわかっていても戦うことができず、さくらに代わって蘭丸が大樹に戦いを挑むが一筋縄ではいかず、激しい戦闘に突入することになり力の差で押されてはじめてしまう。蘭丸がダメージを受け動けない間に、大樹の姿を利用しさくらを油断させ殺そうと襲い掛かるファントム。そこへ駆け付けた犬飼がさくらを庇い大樹と相打ちになってこの戦いは幕を閉じた。

多くの仲間が次々と命を落としていく中で、蘭丸はファントムとの対峙によりその力の恐ろしさを実感し、自分の未熟さに打ちひしがれる。これまでの仲間たちの犠牲を無駄にしないためにも、蘭丸はゼロ(蘭丸のファントムの力)の力を最大限に引き出し、己の限界を超えて戦う決意を固めるのだった。蘭丸は、ついにファントムの一体を倒すことに成功するが、その代償として自らも重傷を負ってしまう。さくらや残された仲間たちと共に、一時的に勝利を収めるが、大樹が敵側として覚醒してしまった原因となる黒幕がいること蘭丸達はまだ知らない。

運命を担う二人

蘭丸(らんまる)、とさくらはファントムの発生源を突き止め敵の本拠地にたどり着く。ファントムの正体は人間で、これまでの事件の黒幕・大師(たいし)が人為的にファントムを生み出す実験を繰り返して制御できなくなったファントムが人々に襲い掛かり事件を引き起こしていた。大師もかつては共生者でその実験で人間からファントムになる力を手に入れ、ファントムたちを自在に操る能力を得て、自らもファントムと融合し強大な力を得ていた。

かつて政府は12人の錬金術師にドュルジュの箱を作らせて悪魔を呼び出しその力で世界を支配しようとしていた。ドゥルジュの箱とは、ファントムがいる異世界と人間の世界を繋ぐ扉であり、その箱の一つ一つの欠片マスターピースを組み立てることで人間界を自由に行き来できるようになる「ゲート(扉)」を出現させ悪魔つまりファントムを呼び出そうとしていたのである。しかし、ドュルジュの箱は封印されマスターピースは世界各地に散らばり、大師は長い年月をかけてピースを集め最後の一つを町田で見つけた。ドュルジュの箱は完成し町田の団地にゲートが開いたことでファントムが人間界に現れ人々を襲い町田の事件が起こったのである。つまり、大樹を敵側として覚醒させた張本人だったのだ。大師の目的は、自らが手にしたファントムの力で世界を支配すること。蘭丸とさくらは、この陰謀を食い止めるため、大師に戦い挑むことを決意する。

蘭丸は、両親の仇である大師に対して復讐心を燃やし、持てる全ての力を解放するが、力の差は圧倒的で簡単に追い詰められてしまう。この戦いで蘭丸の中に眠る「ゼロ」の力がさらに暴走しかけ、自分を制御できなくなりそうになるが、さくらは蘭丸がゼロの力に取り込まれて暴走しないように必死にサポートしながら戦う。またさくらも持てる力のすべてを使い、大師に立ち向かうが、戦いは極限状態となり2人は追い込まれ、戦いは過酷なものになっていく。

激しい戦闘の中で、蘭丸はついに自らの力「ゼロ」を完全に覚醒させ暴走する力を抑え込み、自らの意思で力を制御することに成功した。蘭丸はとさくらは共に大師を追い詰めるが、大師は蘭丸ごとゼロの力を取り込もうと攻撃をしかける。最終的に大師は手に入れたファントムの力をもってしても蘭丸を支配することはできなかった。蘭丸は両親の仇を討ち、大師を倒すことに成功するが、戦いが終わった後、蘭丸は自分が普通の人間ではなくなったことを自覚する。ファントムの力を解放したことにより、彼自身もまたファントムと同じ存在に近づいてしまった。蘭丸は、両親の復讐を果たしながらも、自らの中に潜むファントムの恐怖に苛まれるのだった。

戦いが終わり、一時的に平和が訪れるが、蘭丸とさくらはこれからも戦いが続くことを予感する。ファントムの脅威は去ったが、不穏な空気は完全には消え去っておらず、蘭丸は自分自身の力と向き合いながら、これからの道を模索していくことを決めた。さくらも自分の家族の復讐を果たしましたが、心に残る傷は深く、これからも蘭丸と共に戦い続けることを決意する。彼らは、ファントムの脅威が再び現れることに備え、互いに支え合いながら新たな道を進むのであった。

『TOKKO 特公』の登場人物・キャラクター

主要人物

申道蘭丸(しんどう らんまる)

CV:鈴村健一
本作品の主人公。高校生の時に町田の事件で両親を殺され、犯人を捜すために警察官になる。
警察学校卒業後、特殊機動捜査隊に入隊。公安第5課に配属され再び大量虐殺事件に関わる怪事件が舞い込み両親を奪った過去の大量虐殺事件と何か関連があるのではないかと直感し犯行現場に駆け付けだが、餓鬼の奇襲を受け殺されかけた時、町田の事件以降、蘭丸の夢の中に現れていた謎の美少女、六条さくらに命を救われる。そして、この出来事をきっかけに単行本第2巻で自らの体内のファントムを覚醒させ、共生者となり、特公に入隊後、六条さくらと他の特公隊メンバーと共にファントムを倒しマスターピースを集めることに協力する。基本的に勝気だが、たった一人の妹の沙也には弱い。周りからはシスコンと言われているが、町田の事件で心に傷を負った沙也を思うが故だった。六条さくらとは事件前から面識があり、夢の中に現れていた原因だと思われる。

六条さくら(ろくじょう さくら)

CV:折笠富美子
本作品のヒロイン、赤いアッシュ系の髪に体右側に共生者のタトゥーがある美少女。町田の団地の生き残りで共生者の一人、武器は自分の背丈ほどの剣。
さくらは弟の大樹(ひろき)、の誕生日を買いに行くため一人で外出したが、町田で地震が起こり慌てて帰宅し留守番をしていた弟が大樹がファントムに襲われそして、自身もファントムに自宅マンションから突き落とされゲートに落ちた。そこで別のファントムが憑依し共生者になる。2人は伊吹涼子(いぶき りょうこ)、に保護されるが、大樹は瀕死の状態になり間植物状態になってしまう。両親と大樹をこんな目に合わせたファントムに復讐するため特公に入りファントム退治に身を投じる。蘭丸(らんまる)、とは事件前から面識があり、そのためか蘭丸の夢にも姿を現していた。

5年後大樹はファントムの出現で意識を取り戻したが、共生者の敵側として覚醒してしまう。さくらはなんとか大樹を元に戻そうと必死に試みるが既にファントムに支配されてしまい倒すことを余儀なくされた。結果的に犬飼と大樹は相打ちとなり、さくらは二人を失い激しく絶望し自分を責める。

鈴鹿紅葉(すずか くれは)

CV:植田佳奈
町田の生き残りの少女。18歳で警部補扱いになっているエリート。特公きっての実力を持ち、大人のしたたかさと、少女ならではの残酷さを併せ持ち、チームのリーダー的存在で伊吹涼子(いぶきりょうこ)、と行動を共にしていることが多い。ファントムを狩る時は、上半身裸にライダージャケットを羽織るのみという、露出度が高く胸元が大きく開き豊満なバストが見えるエロい格好をしている。首にアクセサリーをつけていて金髪のストレートロングヘアーが特徴。4本の刃がついた特殊な形状のナイフを両手に持ち戦う。

蘭丸と対面した際、彼が共生者であることをいち早く見抜き、特公に誘っている。蘭丸の事を気にかけており、町田の事件で両親を失い、自分と弟の秋人は共生者であったがファントムと化した秋人を手に掛けた過去を打ち明ける。横浜でのデートの際にはキスしている。

伊吹涼子(いぶき りょうこ)

CV:夏樹リオ
特公のチーフで眼鏡をかけた美貌の持ち主で公安のキャリア。婚約者を町田で亡くした過去がある。事件後に出会った紅葉をはじめ共生者の保護と世話役をしている。冷静沈着で状況を見極める力が長けており、ファントムの戦闘において特公をサポートしつつ、ピースを特公と共に集め誰よりもこの戦いが終わることを願っている。共生者ではなく普通の人間なので、ファントムと戦う場面は少ないが仲間を守るために拳銃で戦う強い正義感の持ち主。村正将吾(むらまさしょうご)の罠にはめられ殺されそうになるが、手錠と拳銃だけで命を奪わずに返り討ちにする。

前史の『特公 零 TOKKO ZERO』では町田の交番勤務の婦人警察官でヒロインとして登場する。
霊感が強く亡霊が見えることに悩んでいたが、この作品でも主人公と共に敵に立ち向かい強い女性に成長していく。

犬飼武流(いぬかい たける)

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