湘南純愛組!(藤沢とおる)のネタバレ解説・考察まとめ
『湘南純愛組!』とは藤沢とおるによる日本の不良漫画であり、『週刊少年マガジン』にて1,990年43号から1996年42号まで連載された。漫画のみならず実写ドラマも放映されてもいる。
「鬼爆コンビ」とよばれる鬼塚英吉・弾間龍二を主人公とした不良の物語であり、バトルのみではなくコメディーやラブストーリーも盛り込まれた作品である。不良高校生が必死に喧嘩、友情、恋愛に向き合い男とは何かをテーマにしている。抗争に至るまでの葛藤や喧嘩のみでなくバイクでのレースもリアルに描かれており見どころの一つでもある。
『湘南純愛組!』の概要
『湘南純愛組!』とは、『週刊少年マガジン』にて1990年から1996年まで連載された、不良高校生を題材とした藤沢とおるの不良漫画である。主人公である鬼塚英吉と弾間龍二が転校と同時に、今まで筋金入りの不良だったのを女にモテるために不良は辞めようというシーンから始まる。また舞台は1990年代の神奈川県の湘南市であり暴走族の激しい戦い、当時のバイクなども忠実に描かれている。話が進むごとに様々な暴走族が出てきたり、因縁の相手などが出てきて喧嘩の場面も迫力があり見どころの一つである。不良でありながらも人間関係の葛藤や恋愛模様も表現されている。コミックスも講談社にて販売されており全31巻である。また原作をもとに2020年に「Amazon Praime Video」に実写ドラマが提供されていた。更にガラケーとスマートフォン向けに2013年にgumiおよびGREEによるソーシャルゲーム『GTO×湘南純愛組!-フルスロットル-』がGREEにてサービス提供されたがリリースされたものの、2013年9月10日に配信終了した。
『湘南純愛組!』のあらすじ・ストーリー
優等生として転校を目論む鬼爆コンビ
極東(きょくとうこうこう)高校1年である鬼塚英吉(おにづかえいきち)と弾間龍二(だんまりゅうじ)は度重なる暴力事件により退学となった。後輩たちは泣いて見送り退学した二人も「これからもヤンキー街道まっしぐらだ」と大手を振って去っていった。しかしそれは真っ赤なウソであり本当はただ別の高校に転校するだけであった。今時不良はモテないと知り今までの過去は伏せて恋愛街道を突っ走る目論見だった。二人はリゾートバイトに参加し、彼女を作り二人そろって童貞を捨てようと息巻いていた。すると若い女性二人がチンピラに絡まれている現場に遭遇し救出する。絡まれていた女性は女子大生で出雲真理子と村越鮎美といい英吉と龍二と後意気投合し距離も縮めていった。そしてついにその時がやってきた。しかしその直前に飲んでいた飲み物により、龍二と英吉は下痢を引き起こしまたしてもチャンスを逃してしまう。
行為の直前に逃げ出してしまった二人はなんとビーチで真理子と鮎美に再会する。まだチャンスはある確信した英吉と龍二は、鮎美と真理子とクラブに行き飲み始める。今度こそといけると大喜びしていた二人に不幸が訪れる。現地の不良に因縁をつけられてしまった。度重なる挑発と暴力によりついに暴れ始める。女性陣のことも忘れ絡んできた不良たちをボコボコにしてしまう鬼爆コンビであった。
そしてバイトを終え地元に帰った二人は転校先である辻堂高校へ転校生として登校する。そして校内にてなんと鮎美と真理子と再会を果たす。彼女たちは辻堂高校の現役の教師だったのだった。
鮎美と真理子は自分たちをだましていた英吉と龍二に何とか一泡吹かせたいと画策する。そしてナンパに勤しむ二人を陥れるために、ヤンキー時代の写真を黒板に張り付けクラスの女子の笑いものにしてしまう。これに怒った英吉と龍二は二人を脅迫し無理やりホテルに呼び出す。今度ばかりは仕方ないと思った鮎美達だったが、真理子の実家が暴力団なので構成員二人を呼び出された部屋に送り込み再び英吉と龍二を罠にはめる。しかし教師として止めるべきと鮎美はホテルへ向かった。一方やる気満々な英吉は部屋に入るとヤクザの構成員に襲われ貞操を失いかけるが何とか撃退し、鮎美を追ってきた真理子に救出される。そして龍二は部屋の前まで行ったが良心が痛み、部屋に入らずホテルをでると止めに入ろうとした鮎美と出くわし罠だと気づく。そして鮎美に「男の気持ちがわかってたまるか」と吐き捨てその場をあとにしようとする。しかし「お互いにもっと分かりあいたい」と鮎美からホテルに誘われる。しかしそこでシャワーを浴びながら鮎美が恋人と死別していた過去を龍二に話す。吹っ切れるためにホテルに誘ったことを知った龍二は「やめとく」という書置きを残し、ホテルをあとにするのだった。
鬼爆コンビVS狂犬コンビ
辻堂高校に入学し英吉と龍二はクラスメイトの走、塚井、阿部とつるむようになる。鬼爆コンビとして名声が高い二人は、一部の不良生徒から疎ましく思われていた。そしてある日真理子に職員室へ呼ばれ、暴力事件を起こして停学中の生徒の話を聞く。鎌倉五中の冴島と鎌田という凶悪な二人の話だった。話を聞き驚きを隠せない龍二と英吉は学校を出ようとする。すると校門でボコボコにされた走に出くわす。走は「既に冴島と鎌田が英吉と龍二の命を狙っている」とボロボロになりながら告げる。また別行動していた阿部が冴島と鎌田の部下たちに襲われる。軽々とあしらう阿部だったが背後から迫る鎌田に気づかず、瓶で頭を殴られて病院送りにされてしまう。鎌田と冴島による鬼爆狩りが始まったのだった。真と阿部の仇討ちの為龍二はバイクで一人で鎌倉に、英吉は塚井と共に鎌倉へ向かう。龍二は鎌倉市内をバイクで探索していると冴島を発見し対峙する。しかし武装した冴島の仲間が続々と現れて龍二に襲い掛かる。なんとか善戦していた龍二だったが、隠れていた鎌田に背後から襲われてしまいそのまま拉致されてしまう。一方その頃英吉は冴島と鎌田と同じ中学だった生徒から、二人の情報を喫茶店で集めていた。すると駅前で聞き込みをしていた塚井から、龍二が鎌田と冴島に襲われている話を聞く。そして詳しく話を聞こうとしたところ、喫茶店に龍二の制服のジャケットが着せられたマネキンが投げ込まれる。ジャケットには「次はお前だ」と書かれており龍二か捕まったことを知る。
龍二が拉致されたことを知り救出へ向かう。そして冴島と鎌田の隠れ家につき殴り込みに行こうするがそこで真に出会う。真は昔冴島と鎌田にいじめられていた過去があり、冴島に脅されて逆らえず英吉を古い倉庫に呼び出すように指示されていた。英吉は真を信じて海岸倉庫に向かう。隠れ家から立ち去る英吉の姿を見た冴島の部下たちは袋叩きにした龍二に、真を裏切り者にして、英吉を罠にはめたことを告げる。龍二は現状を打開すべく隠れ家のベランダからガラスを突き破りながら飛び降りる。驚いた部下たちが着地点に向かうと血まみれになった龍二に襲われる。手首を縛るロープを切るためにガラスを突き破った龍二にビビった部下はあっさり鎌田の場所を吐いた。龍二は冴島をそのまま英吉に任せて自分は鎌田からきっちりけじめを取るために、鎌田のいる場所ヘ向かう。その頃英吉は真の案内を受けて古い倉庫へたどり着く。中に入ると待ち伏せていた冴島とその部下たちにいきなり襲われてしまう。冴島は真が英吉を裏切ったことを告げ、英吉を袋叩きにする。そしてついに冴島が英吉にとどめを刺そうとしたが、真がスコップで冴島に殴りかかる。真は英吉に対しての罪悪感から冴島に初めて歯向かった。真の気持ちに応えるかの如く、英吉はそこから逆転し冴島を追い込む。そしてついに冴島は英吉とタイマンとなったが英吉の渾身の一撃により、一発で失神させられてしまい冴島は敗北するのであった。一方龍二は鎌田いる喫茶店に殴り込みそのまま鎌田とタイマンで勝負していたが、龍二が圧倒していた。隠れ家で散々殴られたうっぷんを晴らすかの如く龍二の猛攻は止まらない。負けられない鎌田は刃物を持ち出して龍二に襲い掛かる。しかし刃物を出しても龍二の激しい攻撃により鎌田は敗北した。見事鬼爆コンビの勝利に至ったのである。また鎌田と冴島は鬼爆コンビの力を認め友好関係に至る。
鮎美の過去と凶敵
鬼爆狩り事件が終わりまた英吉と龍二にナンパのチャンスが到来する。辻堂に新しくディスコがオープンするという情報を真から得る。早速件のディスコに向かうと、そこには偶然研修で学校を留守にしていた鮎美がいた。そして龍二は後日デートしないかと鮎美から誘われる。デートに誘われて有頂天の龍二は後日バイクで走行中に誰かの墓の前で泣いている鮎美を見つける。そしてその墓は鮎美の元カレ墓だった。
鮎美と遊園地で楽しんでいた。そこでなぜ自分をデートに誘ったのかを鮎美に尋ねると、恋人が死んだ場所に連れて行かれる。そして墓前で泣いていたのは最後の別れを告げるためだったと知る。すると突然二人の前に一人の男が現れる。現れた男は神堂寺郁也といい極東高校の二年生で、鮎美の死んだ恋人の弟であった。死んだ兄を裏切り新しい男である龍二と一緒にいる鮎美を見て、郁也は極高の仲間と共に辻高生を無差別に攻撃し始める。
その中には冴島もおり前線はしたが複数で襲われ結果病院送りにされてしまう。冴島のもとに駆け付けた英吉と龍二の前に気絶させられた鮎美を連れた郁也が現れる。そして数名の極高の生徒が二人に襲い掛かる。英吉が極高生と戦い、龍二は郁也を追いかける。追いかけている途中郁也は鮎美を走行中のバイクから振り落とす。何とか龍二がバイクを大破させつつも何とか受け止める。ボロボロの龍二をみて郁也は鮎美は、また別の男性と見合い結婚をする事実を告げてその場を立ち去るのであった。
その後病院で龍二は鮎美に見合の件を聞くと、事実だと告げられてしまう。結婚してほしくない龍二は鮎美に自分の気持ちを伝えるが振られてしまった。
その頃英吉は郁也の情報を探っていたところ、ナイフで刺されてしまった鎌田に会い、夜の12時に廃校跡に来るように郁也は英吉に伝言を残していた。伝言を聞いた英吉は一人で廃校跡へ向かうが郁也の罠にはまり、英吉は大けがを負ってしまう。龍二は阿部と真から英吉が一人で郁也と戦いに行ったことを聞き急いで現場に向かう。するとそこには血まみれになった英吉と郁也を発見する。郁也に襲い掛かる龍二だったが郁也は鮎美を人質に取っており、一人で江の島の駐車場に来るように言われる。龍二は阿部にバイクを借り約束の場所へ向かった。
龍二は約束の場所に到着し郁也と対峙する。そして付いてこれたら鮎美の監禁場所を教えるといってバイクで走り去る。郁也は龍二を振り切ろうとするが龍二の気迫に押され始める。郁也は龍二を仕留めるために、龍二のバイクの前輪をナイフで切りつける。ブレーキとハンドルが効かくなってしまい龍二はバイクと共にガードレールを突き破り崖から落ちてしまった。落ちていったことを確認した郁也は勝利を確信する。しかし龍二は片手でバイクを持ち、崖をよじ登ってきたのだ。殴りあいながら龍二の鮎美に対する思いが本気だと気づく郁也だった。認めたくない一心から再び龍二に襲い掛かろうとしたが、トラックにはねられてしまう。跳ねられて崖から落ちそうになるが間一髪龍二に助けられる。散々敵対した龍二に助けられ負けを認める郁也だった。
そして間一髪鮎美の救出に成功する。そして龍二は鮎美じゃなければ駄目であること、振られて諦めようと思ったこと、そして自分と結婚してほしいと告げる。鮎美は感極まり龍二に飛びつきキスをして幸せそうに抱き合うのだった。
鬼塚も恐れる年少帰りの男
郁也を倒し英吉と龍二の名声はどんどん上がっていった。有頂天になっている英吉と真は郁也との騒動の件で、極東高へ乗り込もうとする。しかし龍二は誘いを断りそそくさとその場をあとにする。龍二は鮎美と結婚するために高校をやめて働いていこうとしていた。その頃極高では鬼爆コンビに二年が負けたことで完全にメンツをつぶされてしまっていた。もう鬼爆に手を出さないよう三年の大坪に釘を刺されていた。しかし二年の朝倉は納得がいっておらず、英吉と龍二を潰すための策を巡らせる。そしてたどり着いたのが極高OBの大久保光明だった。
朝倉は大久保のアパートへ行き英吉と龍二を潰してほしいと頼む。しかしその代価として朝倉は自身の彼女を差し出し、100万円払わされることになってしまった。朝倉が大久保に依頼をしている頃、英吉は極高に乗り込み郁也との喧嘩の話し合いをしていた。双方手打ちで話はまとまったが極高三年である大坪から、朝倉が諦めておらず大久保とつるむかもしれないという話を聞く。その後英吉は冴島達と共に喫茶店で話していると、そこに大久保が現れる。そして朝倉と極東高校に詫びを入れるように詰め寄る。英吉は喧嘩に負けた過去を思い出してしまい大久保に謝罪する。しかしそれで満足しない大久保はさらに100万円払うように言われてしまう。払わないと英吉と弾間二人とも潰すと脅して大久保はその場を去っていった。
負けを認めた英吉に納得いっていない冴島と真が大久保に喧嘩を売っていた。だがあっけなくやられ、止めを刺されそうになった時英吉が止めに入る。そして大久保にタイマンを申し込む。仲介として大坪も現れ一週間後に二人はタイマンを張ることなった。その頃龍二は鮎美の両親に挨拶をするための打ち合わせを喫茶店でしていた。すると客の不良が大久保と英吉がタイマンを張る、という話題で盛り上がっていた。鮎美は龍二が英吉の助太刀のためにまた喧嘩をするのではないかと不安に駆られる。しかし龍二は鮎美に英吉には悪いがもう生き方を変え真面目になると鮎美に宣言する。
龍二と喧嘩別れした後日、英吉は一人海で黄昏ていた。すると英吉を心配した真に会う。真を安心させようとする英吉だったが二人の前に、大勢の仲間を引き連れた大久保が突如襲い掛かる。大久保は最初からタイマンなど張るつもりはなかった。英吉は大久保たちに囲まれ絶体絶命のピンチに陥る。そして大久保が英吉に刃物で止めを刺そうとしたその時、バイクにま乗った龍二が現れる。親友を死地から救うため駆け付けたのだった。そして龍二だけでなく鎌田、冴島、阿部も武器を携えて英吉を援護する。仲間の救いもあり流れが変わり、英吉は改めて大久保にタイマンを申し込む。二人の壮絶なタイマンが始まった。最初は大久保の優勢だったが英吉の粘り強さと根性で状況を変えていく。そしてついに英吉の渾身のアッパーで大久保は力尽きる。英吉は大久保にリベンジを果たしたのである。
龍二は急いで鮎美と鮎美の両親のもとへ向かうが間に合わず既に帰ってしまっていた。鮎美になぜ遅れたか聞かれた龍二は素直に謝る。龍二の気持ちを知った鮎美は龍二と共に街に繰り出す。そして龍二に行きたいところがあるといい鮎美はウエディングドレスに着替える。そして深夜誰もいない教会で二人だけで結婚式を挙げるのであった。次の日学校へ行くと鮎美は退職し、龍二の結婚を取りやめ実家に帰ってしまっていた。戸惑いを隠せない龍二だったが真理子が現れ鮎美からの手紙を龍二に渡す。鮎美は今龍二が生きている時間を、人として成長して欲しいが為に身を引いたのだった。急いで鮎美のいる駅に行き連れ戻そうと焦るが既に電車は行った後だった。龍二の悲痛な叫びが駅に響いた。
藤崎志乃美の恋
大久保の事件が終わり数か月後、英吉たちは喧嘩や非行が原因で又留年してしまう。すると英吉の後輩である津本克幸が入学した。鬼爆メンバーに新たな仲間ができたのである。留年したため再び1年生として学校に在籍することになったが、新入生でかなりの美人がいるという噂を聞く。浮足立つ一同だったが英吉は気が乗らない様子だった。その女生徒はかなり美人であるが、性格がきつく男を舐めたような女であると英吉は影口をたたく。するとそこに渦中の女生徒が現れ、英吉の股間を蹴り上げる立ち去る。
彼女は藤崎志乃美といい以前英吉の家の隣に住んでいた。だが英吉と龍二が中学2年の時に引っ越してしまいそれっきりだったという。一方その頃藤崎は過去に英吉にもらったキーホルダーを英吉に投げつけ、遠回しに自分が藤崎であることを示す。とある夜英吉は龍二とツーリングに行くために待ち合わせ場所へ向かう途中に見知らぬ男が運転する車の中で揉めていそうな雰囲気の藤崎を見かける。もしやと思いバイクで追いかけ車を停車させることに成功する。すると中から出てきたのは平塚に本拠地を置く、暴走族「韋駄天」三代目総長の武沢明だった。そして藤崎の今の彼氏であることを英吉に告げる。翌朝校内に入ると藤崎に呼び止められ話をする。妹分である藤崎に彼氏ができたこと、妹分に手は出さないといったことを藤崎に伝える。藤崎は激高し泣きながらその場から立ち去ってしまう。
そしてその日の夜藤崎は韋駄天の集会にて「チームを抜け、武沢の彼女もやめる」という言葉を残し一人夜の街へ走り去ってしまった。その頃英吉はゲームセンターで龍二とたむろしていた。すると特攻服姿の藤崎が飛び込み、英吉に付き合ってほしいと告白する。だが英吉は妹分と付き合わないとあっさり振ってしまう。藤崎は雨の中一人ずぶぬれになり体調を崩し路地裏で倒れこんでしまう。そこで藤崎を追いかけてきた武沢が発見し病院へ運び込む。すると武沢のもとに韋駄天OBである三谷が現れ、チームがごたついている責任はどうするのかと詰められる。韋駄天を抜けるといった藤崎にも掟を執行する決断を下す。
その日の夜藤崎は武沢の命令によりチームの人間に拉致されて廃ボーリング場に連れて行かれてしまう。その頃英吉は龍二たちと共に夜の街で集まっていた。すると「韋駄天」のレディースの一人が現れ英吉に掟のこととと藤崎がその掟の対象で今夜実行されることを告げる。現場についた英吉を待ち受けていたのは武沢だった。「韋駄天」の総長として、藤崎に本気で惚れている男として英吉にタイマンを申し込む。英吉は武沢を殴り飛ばすと、掟がまさに実行されようとしている場所に着く。ボロボロの武沢を見て三谷は、武沢の意向を無視して英吉に襲い掛かる。一気に形勢逆転されたところで英吉を追ってきた弾間達が現れる。すると武沢はけじめを取るといい自身の腹をナイフで刺す。武沢の気持ちを知った藤崎はその場に泣き崩れてしまう。そしてこの日をもって「韋駄天」三代目を武沢は引退することとなった。
何とか一命をとりとめた武沢は、病院で目を覚ましさらに藤崎がいることに気づく。目を覚ました武沢に対し藤崎はこれからは英吉のことは忘れて、武沢と一緒に生きて行こうと思うと告げる。だがその数日後藤崎は朝早くから武沢の病室を訪れたが、そこはもぬけの殻だった。ベッドに1通の手紙だけ残されており、中身を藤崎が確認すると「もっと素直に生きろよ」と書かれていた。武沢は藤崎の本当の気持ちに気づいていたので自ら身を引き去っていったのだった。それから藤崎は自分を振った最高にかっこいい男たちを振り向かせるために、自分らしく生きていくことを誓ったのだった。
復活の暴走天使
韋駄天の事件が終わり再び英吉と龍二は夏を迎える。そしてバイト先近くのカフェで働く渚という女性と知り合う。しかしそのカフェでもめ事が発生し店の女性が連れ去られてしまう。すると渚が不良たちの後についていく姿を見た龍二は渚を追いかける。するとカフェの前の道路で不良が事故に遭っており近くに血まみれの二人を大型のバイクにまたがりながら見下ろし方に般若の入れ墨を入れた女性がいた。その女性こそ渚だったのだ。さらにそのバイクには潰したはずの「暴走天使」のステッカーがはられていた。
英吉は渚が犯人だと確かめるために渚を探す。そして渚を見つけ家に行くとそこにはシートに隠された大型バイクが停めてあったのだ。龍二に知らせなければと焦る英吉だったが、背後から近寄ってきた渚に襲われてしまう。渚は二重人格で心優しい女性である人格と、阿久津の彼女として残忍な夜叉という二つの人格があった。そして龍二は夜叉の罠にかかり、暴走天使の構成員に囲まれ乱闘になる。その最中一瞬渚に戻り龍二に逃げるよう告げるが、すぐに夜叉に戻ってしまう。乱闘の途中に警察が現れて散り散りになるが龍二は夜叉を追いかける。だが夜叉の罠により龍二は転倒させられ、追いかけられなくなってしまうのであった。
龍二が乱闘になっている頃、英吉は龍二を探していた。しかしその途中に津本の仲間に会い津本が「鎌倉殺戮部隊と喧嘩に行った」と告げる。津本も危ないと悟った英吉は救援に向かう。そしてギリギリのところで間に合うがそこで神島とタイマンとなる。そこで龍二を潰した夜叉が乱入し、神島を木刀で殴り倒し三つ巴の戦いが始まろうとした。しかしまたしても警察の到着により全員撤退を余儀なくされる。英吉は撤退途中に事故でボロボロの龍二を病院に運び込む。そして暴走天使も神島もまとめて潰すことを誓う英吉だった。
龍二は渚を救うために姉の家に転がり込み穏やかな日々を過ごしていた。ある日龍二は渚を連れて英吉と藤崎と共に海に来ていた。日が暮れるまで遊び帰ろうとしてバイクにエンジンを入れると渚が夜叉となり龍二に襲い掛かる。夜叉になるきっかけはバイク音だった。するとそこに阿久津が現れ夜叉を連れて行ってしまう。先頭を走っていた阿久津の前に龍二が立ちはだかり乱闘が始まる。さらに阿久津率いる鎌倉殺戮部隊が現れるが援軍として、後輩の津本が仲間を率いて加勢することで湘南の街は戦場とした。混戦状態の中龍二は渚の説得に試みるが、その途中警察が到着し一斉に取り締まりが始まる。夜叉は阿久津の命を受け、警察の指揮官である江夏を刃物で襲い掛かる。すんでのところで龍二が止めて気絶させ、再び姉の家に連れて帰ることに成功した。
阿久津は初代暴走天使総長である真樹京介の残した特攻服を探していた。そして特攻服をかけて阿久津と龍二はタイマンを張ることになる。龍二は冴島や鎌田たちを連れて決戦の場所へ向かう。するとそこには鎌倉殺戮部隊が待ち構えており阿久津の罠であった。阿久津は龍二を廃屋におびき出し、ガソリンがまかれ阿久津にやられた神島が縛られていた。困惑した龍二を阿久津はナイフで刺し夜叉にとどめを刺させようとする。しかし渚はこのタイミングで過去のトラウマに打ち勝ち渚に戻る。夜叉が消えたので阿久津は龍二にとどめを刺そうとするが、渚が身代わりとなって刺されてしまう。ガソリンまみれの廃屋を阿久津は脱出しつつ廃屋にライターを投げ込む。廃屋は勢いよく燃え上がり爆発した。一方龍二が危ないと聞いた英吉は龍二のもとへ急行していた。現場に着くとすると中から爆発と一緒に龍二が、渚を抱きかかえ飛び出してきた。英吉は急いで二人を病院運び込む。そして阿久津の罠により龍二が殺人未遂の罪に問われていることを知る。瀕死の渚が何とか発言したので事なきを得たが、英吉は正樹京介の特攻服を着て再び暴走天使を潰すために夜の街に出る。
阿久津を追い詰めた英吉はバイクでの勝負を申し込む。そして急カーブに差し掛かりハンドルを切りアクセルを踏み何とか抜けた。しかし英吉はその上を抜き阿久津を抜かす。バランスを崩した阿久津はバイクから落ちてしまう。負けを認めたくない阿久津は、追いかけてきた警官を人質にし英吉を射殺しようとする。病院を抜け出した神島に襲われて神島と共に阿久津は崖から落ちて行ってしまった。そして転落したはずの阿久津は病院で目を覚ました。警察から話を聞くと自分を運んだのは鬼塚であることを知る。殺そうとしてきた相手を命がけで助ける英吉に完敗だった。その頃英吉は今回の喧嘩の発端となった総長の特攻服を燃やし、今回の件についてのけじめを取った。こうして長きにわたる戦いは幕を閉じたのであった。
湘南VS横浜
新生暴走天使を潰した後、龍二と渚は正式に交際することとなった。しかし渚の家族は不良の龍二を快く思っておらず、二人の交際に反対していた。一方龍二は今回の一件で家を追い出されることなってしまう。途方に暮れ海を眺めていると渚が現れた。渚も理解を示さない両親に嫌気がさし家を出てきたのである。二人は自分たちだけの居場所をつくる為、森に捨てられていた廃バスを改造し家をつくる。英吉たちにも手伝ってもらい二人の家が完成し、その晩に龍二と渚は結ばれ龍二は見事童貞を卒業した。
英吉たちの仲間である鎌田は久しぶりに地元の横浜に足を運んでいた。いろいろ変わってしまった街並みを見て懐かしんでいると昔の親友であるナツに出会う。急いで声をかけるがナツは振り返ることもなく去ってしまう。鎌田は茫然と立ち尽くしていた。自分の知らない間に変わってしまった親友について調べるため、ナツが昔組んでいたバンドがありそのメンバーと接触する。ナツについて鎌田が尋ねるとメンバー全員怯えはじめる。「目の前であいつは死んだはず。あいつは死神だ」と意味深な言葉を残して去って行ってしまう。鎌田はバンドメンバーと別れ夜道を歩いていくと廃ビルの陰に先ほどのバンドメンバーがいた。鎌田に気づいたそのメンバーは一目散に逃げだした。鎌田は追いかけるが扉に鍵を閉められ話を聞くことはできなかった。
その次の日鎌田は「横浜騎兵連」の構成員を片っ端から潰し、ナツの居場所を聞き出そうとしていた。すると構成員の一人から、横浜騎兵が湘南に侵略するために「横浜騎兵連」が湘南に集結していことを知る。その頃中垣と真内は龍二の家に強襲していた。龍二は渚を人質に取られピンチに陥るがそこに凶器を持ったナツが現れる。ナツが現れ流れが変わるが、そこに「横浜騎兵連」の精鋭たちが到着する。渚を一時的に救出したが、四面楚歌の状態で焦る龍二のもとに英吉と辻高の仲間たちが駆け付け、更に仲条率いる江の島商業の不良達と「鎌倉殺戮部隊」も応援に駆け付ける。湘南と横浜の全面戦争が始まった。規模の大きい乱闘のため、警察も早く到着し決着がつかぬまま皆散り散りとなって逃げて行った。「横浜騎兵連」は何とか横浜に逃げたがそこには怒り狂った鎌田が待ち構えていた。だが中垣の策略により鎌田は無力化され人質となってしまう。そして英吉に「鎌田を返してほしければ指定した場所に英吉と龍二の二人のみで来い」と伝える。罠であることを知りつつも連絡を受けた英吉と龍二は二人で敵地に殴り込みに向かう。
指定場所である埠頭にて中垣は英吉と龍二を待ち構えていた。約100人の構成員をもって鬼爆コンビを叩き潰し、鎌田とナツもまとめて始末する算段だった。だがその計画は英吉と龍二の圧倒的強さの前では無力だった。彼らは二人で「横浜騎兵連」の構成員を次々となぎ倒していった。そしてついに中垣と真内にたどり着く。真内はフラフラの鎌田を車に押し込み海に向かって発進させる。車が海に落ちる直前にバイクに乗ったナツが車の前に飛び出し落下を防いだ。何とか車から這い出た鎌田を助けようと手を差し伸べるナツだった。しかしその瞬間中垣が拳銃を発砲しナツは瀕死の状態に陥る。ナツを仕留めた中垣は勝利を確信し高笑いをするが激昂した英吉が襲い掛かる。英吉の怒りも虚しく、ナツは鎌田に抱きかかえられたまま絶命する。中垣が殺してしまったことでビビった真内だったが、友人を殺され怒り狂う鎌田によりボコボコにされる。「横浜騎兵連」の核である中垣と真内が潰され英吉たちの勝利となった。勝負には勝ったが英吉は死人が出てしまったことを悔やみ涙を流す悲しい勝利だった。
鬼塚と弾間の最後の決闘
季節は春となり英吉と龍二は留年を防ぐため、補修を受けに休日に登校していた。すると校門前には新入生であろう不良たちが集団でたむろしていた。二人は無視して通り過ぎようとしたが新入生たちに取り囲まれる。彼らは英吉の武勇伝に心酔しきっており親衛隊になるべく入学したという。不良達がぞろぞろついてくるようになってしまったので、英吉は後輩の指導は津本に指導させることにした。津本が早速指導しようとするが、親衛隊隊長の森國光は津本の後輩だった。後輩ということで且つ英吉に心酔していることから意気投合し、親衛隊は進化し「GOBLINS」というチームを結成した。英吉を慕う過激な組織が完成してしまった。
「GOBLINS」をぞろぞろ引き連れて街を歩いていると、江の島商業の仲条と田村に出くわしてしまう。英吉が大人数の不良を引き連れてる姿をみて思わず声をかける。津本は仲条が英吉を茶化したため早速いきり立つ。そこで事情を英吉が説明しようとすると津本は「英吉が神奈川のトップなんだ」と明言してしまう。一気に場の雰囲気が悪くなったことを察知した英吉は、仲条をファミレスに誘い宥める。なんとか仲条に納得してもらい事なきを得たと思った。すると田村が慌てて店内に飛び込み、仲条に駐車場に来るように告げる。駐車場に行くとなんと仲条の車のフロントガラスにバットをが突き刺さっていたのだった。
仲条は先ほどの発言から津本がやったと思い、津本を潰しに向かう。こ江の島商業と辻堂高校の全面戦争になる為、英吉と龍二も津本を探す。すると津本達のたまり場に行くと既に武装しバイクに乗り臨戦態勢に入っていた。英吉はすぐ仲条に謝るように言うが、そこへ怒り狂った仲条が仲間を連れて襲い掛かってきた。人数がかなり多く英吉は止めに入るが、激昂した仲条は聞く耳を持たない。そして津本は乱戦になると踏んでいて「韋駄天」に依頼していた応援の暴走族が大勢やってきた。
大乱戦となったため英吉は何とか止めようと適当に止めてあった単車の給油口のふたを取り、そのまま走らせ別の止まっていたバイクに激突させて爆発を起こす。するとその衝撃で廃車になったバイクが仲条の車の上にまた落下し車は大破してしまう。これにより仲条は英吉が本気で全国制覇を狙っていると確信し、江の島商業は辻堂高校を敵とみなし戦争状態になってしまった。
そして仲条の宣言通り、街中で辻堂高校生と江の島商業生との乱闘事件が多発していた。悩みぬいた二人はついに一つの答えにたどり着く。それはもう二度と関係に戻れなくなる重い決断だった。
ついに江の島商業と辻堂高校の全面戦争の時が訪れ決戦の場所は廃ビルの屋上だった。湘南の鬼塚と江の島商業の仲条の大物同士の決戦ということで神奈川の不良達が集まっていた。神奈川を治めるのは英吉か仲条なのかタイマンで決めることになり、二人は多くのギャラリーに見守られ対峙する。そしてついに仲条が英吉に殴りかかるがそこでなんと龍二が止めに入る。そして誰よりも因縁のある英吉と決着をつけるためにここに来たと宣言する。鬼爆コンビ以外全員予想だにしていない決戦が始まった。親友同士と思われていた二人の喧嘩は凄まじくお互い凶器はフルスイングで、遠慮は微塵も感じられない鬼気迫るものだった。二人ともボロボロで立ち上がるのがやっとの状態になり、そして「誰がトップとかくだらないことから自分たちはもう引退する」と告げてビルから飛び降りる。二人はこの抗争を終わらせるために自分たちを犠牲にしたのだった。
その後仲間たちは悲しみに暮れながらも彼らの死を受け入れた。そしてビルの屋上から英吉と龍二を追悼する。しかしそこで阿久津は突然神堂寺をナイフで刺す。だが刺された神堂寺は傷を負っておらず無傷だった。阿久津は英吉と龍二が飛び降りた後二人が使っていたナイフを拾っていた。そのナイフは押せば引っ込み赤い液体が出るただのおもちゃだった。この一件は自分たちを死んだことにして抗争を止め、また自由に好き勝手やるための作戦だったのだ。神奈川中を騙した鬼爆コンビは自分たちの知らない新しい居場所を探しに、バイクであてもなく走り去っていくのだった。
『湘南純愛組』の登場人物・キャラクター
主人公
鬼塚英吉(おにづかえいきち/ 演 :宮下直紀/寛一郎)
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目次 - Contents
- 『湘南純愛組!』の概要
- 『湘南純愛組!』のあらすじ・ストーリー
- 優等生として転校を目論む鬼爆コンビ
- 鬼爆コンビVS狂犬コンビ
- 鮎美の過去と凶敵
- 鬼塚も恐れる年少帰りの男
- 藤崎志乃美の恋
- 復活の暴走天使
- 湘南VS横浜
- 鬼塚と弾間の最後の決闘
- 『湘南純愛組』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 鬼塚英吉(おにづかえいきち/ 演 :宮下直紀/寛一郎)
- 弾間龍二(だんま りゅうじ/演:山口祥行/金子大地)
- 辻堂高校の生徒と教師たち
- 走真(はしり まこと/演/前原瑞樹)
- 冴島俊行 (さえじま としゆき/演:澤山雄次/奥野瑛太)
- 鎌田純(かまた じゅん/演:伊島空)
- 阿部寛 (あべ ひろし/演:小栗雅弘/高木勝也)
- 藤崎志乃美(ふじさき しのみ/演:佐藤忍/森田望智)
- 伊藤唯(いとう ゆい/演:小野花梨)
- 津本克幸(つもと かつゆき/演:岡田秀樹/高尾悠希)
- ヤスオ
- 三草(さえぐさ)
- 北村(きたむら)
- 三田村春樹(みたむら はるき)
- 榊阿修羅(さかき あしゅら)
- 田丸善男(たまる よしお/演:西嶋大明)
- 蒼樹真冬(あおき まふゆ)
- 清間(きよま)
- 毛呂尾拓(もろお たく)
- 森國光(もり くにみつ)
- 冴島の部下
- 村越鮎美(むらこし あゆみ/演:中山忍/柳ゆり菜)
- 出雲真理子(いずも まりこ/演:森山祐子/吉田志織)
- 南野用高(みなみの ようこう/演:神威杏次 /真壁刀義)
- 嘉手納南風 (かでな なお/演:立河宜子)
- 毒大時有恒(ぶすだいじ ありがき/演:中尾彬)
- 湘南極東高校
- 神堂寺 郁也(しんどうじ ふみや/演:松下一矢 )
- 大坪(おおつぼ)
- 朝倉良明(あさくら よしあき)
- 大久保光明(おおくぼ みつあき)
- 今井浜吉蔵(いまいはま よしぞう)
- 丸山(まるやま/演:木田佳介 )
- 江ノ島商業高校
- 仲条國士(なかじょう くにと/演:近松仁)
- 田村亜希光(たむら あきみつ/演:松井薫平)
- 神島俊生(かみしま としき/演:戸井勝海 / 東啓介)
- 暴走天使
- 真樹京介 (まさき きょうすけ/演:竹内力 / 大東駿介)
- 阿久津淳也(あくつ じゅんや/演:金田浩樹 / 吉村界人)
- 魅堂寺学(みどうじ まなぶ/演:的場浩司)
- 佐藤昌美(さとう まさみ/演:正村三郎 / 山崎裕太)
- 高田(たかだ/演: 木村圭作)
- 山岸アキラ(やまぎし あきら)
- 神奈川県警
- 江夏(えなつ/演:岡田義徳)
- 毛利(もうり)
- 島村(しまむら)
- 暴力団関係者
- 横川たかし(よこかわ たかし)
- 栗田(くりた)
- 松岡(まつおか/演:水島新太郎/松山鷹志)
- その他
- 長瀬渚(ながせ なぎさ/演 :桂木亜沙美/山谷花純)
- 武沢明(たけざわ あきら/演:三橋貴志)
- 鎌田薫(かまた かおる/演:ゆうたろう)
- 水樹・スミス・夏希(みうら すみす なつき/演:岡田真善)
- 水樹・スミス・フユカ(みずき すみす ふゆか)
- 中垣(なかがき/演:成田浬)
- 真内三月(まうち みつき/演:田島好人)
- 菊丸(きくまる)
- 服部(はっとり)
- 丸口(まるぐち)
- 向上(むこううえ)
- 極沢うさぎ(きわめざわ うさぎ)
- 火野剣吉(ひの けんきち)
- ジョーイ(じょーい)
- 柏屋ジュンジ(かしや じゅんじ/演:林茂憲)
- ジョーイの兄(じょーいのあに)
- 水無月沙也(みなつき さや/演:神崎恵)
- 葉月ミサト(はづき みさと)
- 槍田想奈(やりた あいな/演:黒木ひかり)
- 白百合桃子(しらゆり ももこ)
- 町田(まちだ)
- みよちゃん
- 西條あきら(さいじょう あきら)
- 高杉(たかすぎ)
- 鮫原(さめはら)
- BJ(びーじぇい)
- 英吉の母(えいきちのはは)
- 弾間陽子(だんま ようこ/演:松木美奈)
- 弾間義孝(だんま よしたか)
- 『湘南純愛組』の用語
- 湘南辻堂高校
- 江ノ島商業高校
- 湘南極東高校
- 暴走天使
- 韋駄天
- 悪鬼夜行
- 横浜騎兵
- 『湘南純愛組』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 鬼塚英吉と弾間龍二「喧嘩上等、天下無敵、鬼爆参上だ!!!」
- 鬼塚英吉「二度と暴走天使を暴走らせるな、だ」
- 水樹・スミス・夏希「行きたかったなお前と…、あの海の向こうに」
- 英吉と龍二「あばよ」
- 『湘南純愛組』のトリビア・小ネタ/逸話・エピソード
- 辻高の不良達の一物の大きさ
- 龍二と英吉のその後
- 冴島俊之のその後
- 『湘南純愛組』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):T-BORN「俺たちのストーリー」
- 主題歌:T-BORN「My life is My way 2020」
- 挿入歌:T-BOLAN「離したくはない」
- 挿入歌:T-BORN「じれったい愛」
- 挿入歌:T-BORN「おさえきれないこの気持ち」
- 挿入歌:T-BORN「すれ違いの純情」
- 挿入歌:T-BORN「刹那さを消せやしない」
- 挿入歌:T-BORN「傷だらけを抱きしめて」
- 挿入歌:T-BORN「わがままに抱き合えたなら」
- 挿入歌:反町隆史「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」