倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の徹底解説まとめ
倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)とは、1999年10月に“Mai-K”として全米デビューを果たした女性シンガーソングライターである。同年12月には1stシングルで日本デビューし、ミリオンセラーを達成している。2024年にはデビュー25周年を迎え、記念企画を続々と開催。Ima Kirakuは作曲家としてのペンネームである。音楽活動以外に、慈善活動にも精力的に参加している。
billboard JAPANのインタビューで語った言葉。
日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る倉木の楽曲。言葉が通じなくとも、音楽で繋がることができると倉木自身が信じているからこそ、世界中で愛されているのだろう。
実は自分自身はネガティブなんです(笑)。10代の頃は自分を表現することが苦手でクラスにも馴染めなかった。自分の殻を破ることができないでいたんです。そんな私を救ってくれたのが“音楽”でした。歌うことで褒めてもらい、自信が生まれました。私は音楽に救われたんです。ですから歌詞の世界観にも夢や希望を散りばめ、『自分もそうなりたい、そこで頑張りたい』という気持ちで曲を作るんです
ORICON MUSICのインタビューで語った言葉。
ファンに音楽を通して夢や希望を与えている倉木だが、彼女自身も音楽に救われた経験があるという。倉木の歌が人々の心を打つのは、そうした倉木自身の経験をもとに作られた “生きた” 楽曲だからなのかもしれない。
『名探偵コナン』を通して、みんなと繋がることができた。一緒に成長してきた大切な存在ですし、いまやファミリーですね。ストーリーに寄り添い、その世界の一部になれるよう、そしてフレッシュに楽しんでいただけるよう、今後も機会をもらえたときには、一生懸命、制作していきたいと思います
Mikiki by TOWER RECORDSのインタビューで語った言葉。
倉木と言えば『名探偵コナン』、『名探偵コナン』といえば倉木と言えるほど密接なかかわりを持ってきたアニメ作品。倉木にとってはまさに、共に歩んできた“家族”である。
倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
階段が下りられないほど重い十二単の衣装
『ミュージックステーション』では、オープニングで出演アーティストが階段を下りながら入場してくる演出が慣例となっている。倉木は2017年4月14日、同番組に「渡月橋 ~君 想ふ~」の披露のため出演したが、十二単の衣装を纏っていたために階段を降りることができず、あらかじめ舞台上で待機する形でオープニングを迎えていた。
同年5月12日にも「渡月橋 ~君 想ふ~」で2度目の出演が決定。その際には、4人の女官を従えることで階段を降りることができるように対策が講じられている。
あと一歩のところで叶わなかった絶縁状態の父との再会
倉木は父である山前五十洋とは、両親の離婚以降一度も顔を合わせておらず絶縁状態であった。また、倉木のデビュー後に山前氏に上がったスキャンダルから、父子の間に決定的な溝が生まれてしまったとされている。
しかし山前氏は倉木麻衣のファンクラブに加入しており、2017年に開催された倉木のライブにも駆けつけていた。そこで倉木とともに写真を撮る権利を得られる抽選会が行われ、奇跡的に山前氏の持っていた抽選番号が当選。しかし山前氏は同伴していた女性に権利を譲り、娘との再会が実現することはなかった。
山前氏は76歳で心不全で亡くなり、葬儀では倉木が喪主を務め最期のお別れをしたと報じられている。
「変わり過ぎ」な外見に好意的な声多数 大人になった倉木麻衣
公式Tik Tokで公表された倉木麻衣の近影について、「顔が変わった」「変わり過ぎて分からなかった」と話題になった。
41歳になった倉木麻衣は、ウェーブがかったロングの髪をたなびかせた大人びた雰囲気で、ファンの驚きを誘っている。年を重ねることさえも追い風にして、ナチュラルな美貌を披露した倉木に、ファンの間でも好意的な声が多く出ているという。
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目次 - Contents
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の概要
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の活動経歴
- デビューまでの道のり
- 学業と両立させながら行った音楽活動
- Mai-K・Ima Kirakuとしての活動
- アニメ『名探偵コナン』との長く続く縁
- 精力的な社会貢献活動
- 中国・台湾・韓国での音楽を通した交流
- 発展途上国支援、被災地支援などの社会貢献活動
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)のプロフィール・人物像
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)のディスコグラフィー
- シングル
- 『Baby I Like』
- 『Love, Day After Tomorrow』
- 『Stay by my side』
- 『Secret of my heart』
- 『NEVER GONNA GIVE YOU UP』
- 『Simply Wonderful ~Club Edit~/Simply Wonderful ~Radio Edit~』
- 『Reach for the sky』
- 『冷たい海/Start in my life』
- 『Stand Up』
- 『always』
- 『Can't forget your love/PERFECT CRIME -Single Edit-』
- 『Winter Bells』
- 『Feel fine!』
- 『Like a star in the night』
- 『Make my day』
- 『Time after time ~花舞う街で~』
- 『Kiss』
- 『風のららら』
- 『明日へ架ける橋』
- 『Love, needing』
- 『ダンシング』
- 『P.S MY SUNSHINE』
- 『Growing of my heart』
- 『ベストオブヒーロー』
- 『Diamond Wave』
- 『白い雪』
- 『Season of love』
- 『Silent love ~open my heart~ | BE WITH U』
- 『夢が咲く春/You and Music and Dream』
- 『一秒ごとにLove for you』
- 『24 Xmas time』
- 『PUZZLE/Revive』
- 『Revive/PUZZLE』
- 『Beautiful』
- 『永遠より ながく/Drive me crazy』
- 『SUMMER TIME GONE』
- 『1000万回のキス』
- 『もう一度』
- 『Your Best Friend』
- 『恋に恋して/Special morning day to you』
- 『TRY AGAIN』
- 『無敵なハート/STAND BY YOU』
- 『STAND BY YOU/無敵なハート』
- 『渡月橋 ~君 想ふ~』
- 『きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生』
- アルバム
- 『delicious way』
- 『Perfect Crime』
- 『Secret of my heart』
- 『FAIRY TALE』
- 『If I Believe』
- 『FUSE OF LOVE』
- 『DIAMOND WAVE』
- 『ONE LIFE』
- 『touch Me!』
- 『FUTURE KISS』
- 『OVER THE RAINBOW』
- 『Smile』
- 『君 想ふ ~春夏秋冬~』
- 『Let’s GOAL!~薔薇色の人生~』
- 『unconditional LOVE』
- ベストアルバム
- 『Wish You The Best』
- 『ALL MY BEST』
- 『Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-』
- 『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21 -真実はいつも歌にある!-』
- 『Mai Kuraki Single Collection ~Chance for you~』
- DVD/Blue-ray/VHS
- 『FIRST CUT』
- 『倉木麻衣&Experience First Live 2001in Zepp Osaka』
- 『Mai Kuraki & Experience First Live Tour 2001 ETERNAL MOMENT』
- 『Mai Kuraki "Loving You…"Tour 2002 Final 2.27 YOKOHAMA ARENA』
- 『Mai Kuraki Loving You…" Tour 2002 Complete Edition 【Tour 2002 Finl 2.27 YOKOHAMA ARENA+ Tour Document】"』
- 『My Reflection』
- 『Mai Kuraki 5th Anniversary Edition Grow, Step by Step』
- 『Mai Kuraki Live Tour 2005 LIKE A FUSE OF LOVE and Tour Documentary of Chance for you』
- 『Brilliant Cut ~Mai Kuraki Live & Document~』
- 『Mai Kuraki Live Tour 2008 “touch Me!”』
- 『10TH ANNIVERSARY MAI KURAKI LIVE TOUR BEST』
- 『HAPPY HAPPY HALLOWEEN LIVE 2010』
- 『Mai Kuraki Premium Live One for all、All for one』
- 『Mai Kuraki Live Tour 2012~OVER THE RAINBOW~』
- 『Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 1-』
- 『MAI KURAKI LIVE PROJECT 2013 RE:』
- 『Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 2-』
- 『15th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2014 BEST“一期一会” ~Premium~』
- 『Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 3-』
- 『Mai Kuraki Live Project 2017 “SAWAGE ☆ LIVE”』
- 『Mai Kuraki Live Project 2018 “Red it be ~君想ふ 春夏秋冬~”』
- 『20th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2019 "Let’s GOAL!~薔薇色の人生~"』
- 『Mai Kuraki Live Project 2021 "unconditional LOVE"』
- 『Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022』
- OTHER
- 『Strong Heart ~from Mai Kuraki Premium Live One for all, All for one~』
- 『Mai Kuraki Symphonic Collection in Moscow』
- 『Wake me up』
- 『YESTERDAY LOVE』
- 『ZEROからハジメテ』
- 『forever for YOU』
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Secret of my heart
- 渡月橋 ~君 想ふ~
- Love, Day After Tomorrow
- Time after time ~花舞う街で~
- Stay by my side
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の名言・発言
- “みんなから育てられた倉木麻衣”っていう感じがします。
- ずっと走り続けていく中で息切れするときってあるんですよね。自分自身を見失っちゃう。
- 実は“無敵”って思える瞬間って弱いときなんじゃないかと思っていて。「無敵になりたい!」って思うとき。ツラかったり、苦しかったりすると、どうしてもハートって歪んできたりする。でも歪んじゃうと夢に到達できなくなっちゃうから「歪まない心を、無敵な想いを持って頑張ろう」っていう。
- ファンの方も当時小学生だった子が大学生になっていますし、「子供が生まれました」とか「ファン同士で結婚しました」なんて報告もすっごい多いんですよ! いまだに自分は結婚できてないのに(笑)。
- 単なる笑顔だけではなく、そこにはつらい思いや、涙したことや、いろんなことがあったからこそのスマイルということなので。
- すべてなくなったとしても、そこで絶対にストップはできないですし、前に進んでいかなければいけない。そう思う中で、ゼロになったからこそ無限の可能性が見えることがあると思うんですね。
- 小さいころ街を掃除していたら、近所のおばさんに「ありがとう」って言ってもらえたことがすごくうれしかったんです。その経験があって、デビューする前には友だちと一緒に募金活動をしてみたこともあるし、おっしゃるとおり大学や学部を選ぶときにもそういうことを考えていました。
- 言葉が分からなくても音を聴いて好きになってもらってるところもあるし、言葉を超えるもの、国と国の壁を超えるものがあるんだな。音楽にはそういう力があるんだなって。言葉は分からないけど、気持ちは通じ合える。それをすごく体感してきたので。
- 実は自分自身はネガティブなんです(笑)。10代の頃は自分を表現することが苦手でクラスにも馴染めなかった。自分の殻を破ることができないでいたんです。そんな私を救ってくれたのが“音楽”でした。歌うことで褒めてもらい、自信が生まれました。私は音楽に救われたんです。ですから歌詞の世界観にも夢や希望を散りばめ、『自分もそうなりたい、そこで頑張りたい』という気持ちで曲を作るんです
- 『名探偵コナン』を通して、みんなと繋がることができた。一緒に成長してきた大切な存在ですし、いまやファミリーですね。ストーリーに寄り添い、その世界の一部になれるよう、そしてフレッシュに楽しんでいただけるよう、今後も機会をもらえたときには、一生懸命、制作していきたいと思います
- 倉木麻衣(Mai-K・Ima Kiraku)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 階段が下りられないほど重い十二単の衣装
- あと一歩のところで叶わなかった絶縁状態の父との再会
- 「変わり過ぎ」な外見に好意的な声多数 大人になった倉木麻衣