片田舎のおっさん、剣聖になる(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『片田舎のおっさん、剣聖になる』とは、佐賀崎しげるによるファンタジーライトノベル、およびそれを原作とした漫画、アニメ作品である。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2020年より連載を開始した。田舎で剣術道場を開いていた中年剣士ベリル・ガーデナントが、大成した弟子たちの推薦によって騎士団の指南役に指名され、無自覚ながらその実力を周囲に知らしめていくというストーリー。自己評価は低いが実は凄腕なベリルのギャップや、ベリルと彼を慕う弟子たちとの温かい交友が見どころの作品。

レビオス・サルレオネ

スフェン教のバルトレーン教会の司教。身元不明の遺体を運び込んでるなど非常に不可解な動きをしているが、明確な証拠がないため、誰も手を出せないでいる。
実際には死体を使った実験のようなことをしながら、金で雇った教会騎士団を操って暗躍している。

教会騎士団

宵闇

ミュイの関連で暗躍していた人物。基本的な戦闘スキルの高さに加え、魔術を無効化する装束など対策も万全な実力者だが、王国一の魔術師であるルーシーが相手だったため、完敗する。
対盗賊団のボスをしているが、その背後に大きな組織があったため、正体が知られるのを恐れた組織に口封じのために始末された。

ギャミ

宵闇殺害の実行犯。教会騎士団の中では目立った才覚は見受けられないが、それでも王国騎士団副団長と渡り合うだけの実力を持っている。最後は団長に歯が立たず秘密を守るために自決。
後に若い騎士団員に稽古をつけるなど面倒見の良かった過去が語られる。

ロバリー

教会騎士団の一員。宵闇の部下たちと共にベリルと対峙するが、旗色が悪いと見るや部下たちを全員殺害して立ち去る残忍で卑怯な性格。
ベリルの目からみて明らかに一人だけ実力が桁違いであったが、教会で直接戦った際は、3人がかりでもベリルに勝つことは出来なかった。
クルニ相手に卑怯な運びで戦いを有利に進めるが、彼女の真っ直ぐな精神と戦い方に圧倒され敗北する。彼女に行った毒攻撃の毒中和を引き換えに存命を願うがあっさり了承され呆気に取られるが、誰もが卑怯者と呼んだ自分を強いと言ってくれた彼女に負けたことを満足そうにする。

ウロ

教会騎士団の一員。一見温厚そうだが、スフェン教の狂信者で冒涜と判断した行為をしたものには殺意MAXで襲いかかる。
治癒力が優れており、戦いながら回復するため大胆な攻め方をする。

ゴーレン

教会騎士団の一員。パワータイプのようだが特に活躍もできないままベリルに瞬殺される。

シュプール

教会騎士団の隊長。酒場でベリルに初遭遇した時は身分を隠し意気投合してみせたが、教会内で対峙した時には容赦なく斬りかかる。
「役目」という言葉をやたら意識している。部下がベリルと実力同等と分析するほどの実力者。
実はもともとアイレンテール家という貴族の元で騎士をしておりそこの令嬢ラフィと惹かれ合っていたが、教会騎士団によって襲撃され、重傷を負った状態で治癒能力を自身ではなくシュプールに使い、それを自身の役目と語り絶命したため、教会への恨みから教会狩りになった。
ラフィを生き返らせるという言葉に釣られて司教に雇われるが、最期はベリルとの壮絶な戦いの末死亡。自身の人生を後悔するがベリルに剣士としての最大の賛辞を受ける。

ラフィ・アイレンテール

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@nicotouch1212q5

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