片田舎のおっさん、剣聖になる(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『片田舎のおっさん、剣聖になる』とは、佐賀崎しげるによるファンタジーライトノベル、およびそれを原作とした漫画、アニメ作品である。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2020年より連載を開始した。田舎で剣術道場を開いていた中年剣士ベリル・ガーデナントが、大成した弟子たちの推薦によって騎士団の指南役に指名され、無自覚ながらその実力を周囲に知らしめていくというストーリー。自己評価は低いが実は凄腕なベリルのギャップや、ベリルと彼を慕う弟子たちとの温かい交友が見どころの作品。

ベリルの弟子。弟子たちの中ではかなりノリが軽く明るいが、彼女も騎士団の中で屈指の実力者。
作中ではスランプに陥りそうになったところをベリルのアドバイスで再浮上。
教会騎士団との戦いに参戦し、毒を受けるなど苦戦を強いられるが、前向きさと真っ直ぐさで怯むこと無く立ち向かい勝利を掴む。弟子の中で師匠の「戦いを楽しむ」を最も体現出来ている弟子である。

フィッセル・ハーベラー

ベリルの弟子。ベリルの弟子の中では唯一魔法師団所属で剣魔法を操る魔法師団のエース。
ベリルに教わった後、現魔法師団長のルーシー・ダイアモンドに魔法を教わった。
王国最強の剣士と魔術師に師事したため、両方を高いレベルで複合した戦い方ができる。
教会騎士団との戦いでは負傷しながらも見事敵を打ち取る活躍を見せる。

バルデル・ガスプ

ベリルの弟子。現在は鍛冶師でベリルへ弟子入りしたのも鍛冶をやる上で剣術も学ぶため。
握手をするだけで相手のコンディションや成長具合を測ることが出来る。
師匠の新しい刀を作ることを自ら進言したが、その際に師匠の底しれぬポテンシャルの高さを垣間見、自身がそのポテンシャルに見合った刀を作れるかに重圧を受ける。

その他の人物

モルデア・ガーデナント

主人公ベリルの父。ベリルが卑屈になってしまった元凶。しかし本人を負い目を感じているらしく強引な形ではあるが息子の首都行きを後押しする。
腰を痛めるまでは道場の師範に君臨し続けたかなりの実力者。

ランドリド

ベリルの弟子。具体的な活躍のシーンは出てこないが、冒険者として3番目のプラチナム級まで上り詰めた実力者で結婚と妻の出産を期に道場を継ぐことになった男。結果的にベリルは道場を追い出される形となった。

ヘンブリッツ・ドラウト

王国騎士団の副団長。ベリルの剣術指南役就任に納得いかなかったため、一戦交えるがベリルにコテンパンにされる。
相手が悪かっただけで実力は確かで「轟剣」の異名で知られている。
宵闇暗殺事件の際には実行犯であるギャミを追い詰める活躍をみせる。

ルーシー・ダイアモンド

王国の魔法師団長。フィッセルの魔法の師匠でもある。見た目はかなり幼いが魔術や戦い方の熟練度からして相当な年数を重ねている模様。
あらゆる魔術を知りすぎているという理由で国に管理されている。
見た目に反して、降参する相手に容赦なく一撃を加えるなど型破りな人物。

ミュイ・フレイア

魔力を持っている少女。姉の安否を利用されて最初は悪に手を染めていたが、ベリルに保護される。
最初は王国への不信が強く誰も信じていなかったが、ベリルが今まで会った大人と全く違うため考え方を変えていく。
生きていると信じ姉をずっと探していた。

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