WILD ADAPTER(ワイルドアダプター)のネタバレ解説・考察まとめ

『WILD ADAPTER(ワイルドアダプター)』とは、峰倉かずやが2000年より連載している漫画作品。裏社会と繋がりを持つ青年・久保田誠人と獣の右手を持った記憶喪失の青年・時任稔が、謎の薬物「W.A(ダブリュー・エー)」をめぐる事件に関わりながら絆を深めていく姿を描いた、ハードボイルド・アクション漫画だ。峰倉かずやの圧倒的な画力で描かれるダークな世界観と退廃的な雰囲気、久保田と時任の言葉では言い表せない関係性が魅力となっている。

木場治(きば おさむ)

CV:近藤隆
身長は172センチ、体重は61キロ。血液型はA型。
久保田が出雲会を脱会したあと、年少組のリーダーとなった青年。同じ出雲会年少組のメンバーである神田龍之介と修司とは、学生時代からの付き合い。本人は嫌がっているが「ちゃむ」というあだ名がつけられている。愛飲しているタバコはLARKのメンソール。

神田龍之介(かんだ りゅうのすけ)

CV:伊藤健太郎
身長は175センチで、体重は60キロ。血液型はO型。
出雲会年少組に所属する人間で、木場治の友人。叔父が的屋をしており、その伝手で木場治・修司とともにヤクザの世界に入った。6巻のタンカー襲撃編で久保田に撃たれたが一命を取り留めたらしく、6巻の最後には40歳になり的屋の親父となった龍之介が登場する。愛称は龍(たつ、りゅう)。

修司(しゅうじ)

CV:勝杏里
出雲会年少組に所属していた人物で、木場治・神田龍之介の友人。「W・A」絡みの事件に巻き込まれ、死亡した。愛飲していたタバコはLUCKIE STRIK。

東条組

関谷純(せきや じゅん)

CV:三木眞一郎
東条組の代行を務める、おねえ言葉が特徴的な男。紅茶好きで、香りを楽しむため、組員には室内禁煙を厳命している。これを破った者は、関谷の容赦ない仕置きを食らう。銃を持ち歩いてはいるが、銃が苦手。そのため、戦闘時にはナイフを好んで使う。

矢崎(やざき)

CV:千葉一伸
東条組の一員で、関谷の運転手。スキンヘッドとサングラスが特徴的な男。

宇崎広重(うざき ひろしげ)

東条組の前代行。出雲会からの脱会を決め、けじめのために東条組の横浜支部事務所を襲撃した久保田によって殺害された。享年51。

佐藤義郎(さとう よしろう)

殺人の罪で1998年4月まで拘置所にいた男。幼少時に横須賀ベースに出入りしていたため、英語が堪能。出所して東条組に戻ったあとは関谷に気に入られ、若頭筆頭補佐兼愛人となった。7巻のゲストキャラである佐藤義壱の息子。

ゲストキャラクター

大久保沙織(おおくぼ さおり)

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