怪異と乙女と神隠し(とと神)のネタバレ解説・考察まとめ
『怪異と乙女と神隠し』とは、ぬじまによる漫画、および漫画原作のアニメ作品。ウェブコミック配信サイト『やわらかスピリッツ』で2019年より連載を開始した。書店員として働く小川董子が『逆万引きの本』を手にしたことにより、同僚である化野蓮、その妹の乙や周囲の人間と共に様々な怪異事件に巻き込まれていく。作中に登場する怪異は、マイナー寄りだったり比較的歴史の新しい”現代の怪異”が登場したりすることが多いのが特徴。
怪異と対峙するミステリー要素、登場人物達の関係性など人間ドラマを掛け合わせた点が魅力。
蓮の妹で、ややブラコン気味のロングストレートの黒髪の美少女。
怪異が存在した場所に痕として「その他の危険」を表す「! キケン」の警戒標識を視ることが出来る。この標識は乙と蓮以外の人間には見えない。
コオネ女学院中等部に通学している。
蓮を「レン兄」と呼び慕っているが、実の兄妹ではない。董子を団地妻と呼ぶが、これは蓮の持っていた本からの知識。
大好物はパフェ。
コオネ女学院
畦目真奈美(うなめ まなみ)
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コオネ女学院の生活指導教諭。塵輪鬼を崇めた一族の末裔。
自身がいじめられていた過去から、いじめをなくすために塵輪鬼の力を使いヨダレカケ事件を起こした。あまりに強すぎる力ゆえに、唱えれば牛鬼を退けられるという牛転(うしまろび)の逆言葉を唱えて自ら弱めていた。その力は、蓮をして「怪異の格が違う」と言わしめるほど。
現在の新しい夢は、塵輪鬼の力を使わずにいじめをなくすこと。
皆が平等にくつろぐということから、銭湯が好き。
祖母に育てられたためか、自宅の家具やお菓子のセレクトが渋い。
天地のどか(あめつち のどか)
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乙の友人で、コオネ女学院中等部生徒。小柄で、ツインテールが特徴。
高天原病院の院長の娘で跡取りとして期待され、期末テストでは500点満点中496点を取り、家庭教師からは大学入試レベルの指導を受けるなど優秀である。
周囲の期待に応えようと思っている反面、本人は歌が上手くアイドルになりたい夢を持っている。姫魚よるむんの熱烈なファン。
赤根珠緒(あかね たまお)
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乙の友人で、コオネ女学院中等部生徒。ショートカットの色黒な少女。語尾に「~っス」をつける。
刺激を求め生々しい色話に非常に興味を持ち、コオネ女学院に潜入した董子にあれこれ聞こうとした。
宇佐美エリカ(うさみ えりか)
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乙の友人で、コオネ女学院中等部生徒。腰まである長髪で、前髪をアップにしたデコ出しスタイルが特徴的。
礼儀正しく、暴走しがちな珠緒をよく諫めている。
桑島麻里(くわしま まり)
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乙の友人で、コオネ女学院中等部生徒。少し長めの黒髪を片側で緩くまとめている。
実家は銭湯を営んでおり本人も番台に上がることがある。むっつりスケベの節があり、董子・畦目・乙が銭湯に来た際に、董子と畦目の身体や下着を観察しようとした。
その他登場人物
早見シズク(はやみ しずく)
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親友であるトモコが行方不明となり、そのきっかけの怪異である紅衣小女孩を追っていた女性。
家族と折り合いが悪く、上京した先でトモコと一緒に暮らしていた。
メイド喫茶のメイド長を務めている。面倒見がよく頼りにもなるが、人見知り。そのことから同僚から野良のボス猫と評された。
幼い時に放置子だった過去があり、死にかけた時に家に入れて助けてくれたのが親友のトモコだったため、トモコのためにすべての人生を使うことを決意する。
紅衣小女孩に一度なりかけた後分離して助かるが、紅衣小女孩の残滓によって、水に変化し姿を消すことが出来るようになった。水化している間はしゃべることができない。
トモコ
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シズクの親友で、小学生時代からの付き合い。放置児として外に出され、クリスマスイブの夜に凍死しかけたシズクを助けた。
夢だった美容師としての人生を踏み出したばかりだったが、紅衣小女孩のノックに応じてしまい行方不明となる。
その後、紅衣小女孩として乙とシズクの前に出現した。
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目次 - Contents
- 『怪異と乙女と神隠し』の概要
- 『怪異と乙女と神隠し』のあらすじ・ストーリー
- 小説家の卵と呪書
- 化野兄妹と怪異の末裔
- 混ざりものの怪異
- VTuberと画霊
- 猫の王、そして花火大会
- 『怪異と乙女と神隠し』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 緒川董子(おがわ すみれこ)
- 化野蓮(あだしの れん)
- 化野乙(あだしの おと)
- コオネ女学院
- 畦目真奈美(うなめ まなみ)
- 天地のどか(あめつち のどか)
- 赤根珠緒(あかね たまお)
- 宇佐美エリカ(うさみ えりか)
- 桑島麻里(くわしま まり)
- その他登場人物
- 早見シズク(はやみ しずく)
- トモコ
- 花村美甘(はなむら みかも)
- 皆川咲良(みながわ さくら)
- 皆川恭一朗(みながわ きょういちろう)
- 怪異
- きさらぎ駅駅係員
- タナカ
- 玉心堂書店の店員
- 姫魚よるむん(ひめうお よるむん)
- すず
- 『怪異と乙女と神隠し』の用語
- 逆万引きの本
- 月読の変若水(つくよみのをちみず)
- きさらぎ駅
- 『怪異と乙女と神隠し』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 緒川董子「これは私、緒川董子と口の減らない友人・化野蓮の、ささやかな友情と別れに関する記録だ。」
- 化野乙「ごめんなさい。董子さん。巻き込んでごめん、なさい。危ない事に。私、あなたに、関わって、ごめんなさい。甘えて、ごめんなさい。もう、もういいです。ありがとうございました。董子さん。」
- 緒川董子「これで君は私の“ファーストキスの相手”だ。関係性(しがらみ)としちゃ相当だろう?」
- 『怪異と乙女と神隠し』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「幼い時にだけ行けた場所がある話」のエピソードは董子の口調を読者に受け入れてもらうための回
- 『怪異と乙女と神隠し』のモデルとなった場所は神奈川県川崎市
- 『キュアメイドカフェ』と『青鬼ONLINE』とのアニメ化記念コラボレーション
- 『怪異と乙女と神隠し』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):遊遊『ハザードシンボル』
- ED(エンディング):大渕野々花『朱く染めて心臓』
- 挿入歌
- 天地のどか(会沢紗弥)『エール送ってる』
- MOKA☆『おっちょこちょい節』