黙示録の四騎士(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『黙示録の四騎士』は、2021年1月より『週刊少年マガジン』にて連載が開始された漫画作品。作者は鈴木央だ。2012年から2020年まで連載され、アニメ化もされた人気作品『七つの大罪』の続編である。前作の主要キャラクターとその子供たちが登場するということで、連載開始直後から注目を集めていた。物語の舞台となるのは、前作から16年後の世界。「世界を滅ぼす」と予言された〈黙示録の四騎士〉の1人に選ばれた少年パーシバルは、祖父を殺した父親イロンシッドと、黒幕アーサー・ペンドラゴンを倒すべく旅に出る。

魔力(まりょく)

自分の魔力に驚くパーシバル

ブリタニアに生きる様々な種族が持つ特殊な力。「破壊型」「変形型」「回復型」「探索型」「精神型」「幻惑型」「隠密型」「付呪型」「神託型」に分類される。基本的に、1人が持つ魔力は1つ。稀に2つ以上の型を操る者がいる。4つ以上の型を持つ者は「英雄型」と呼ばれる。

混沌(こんとん)

太古に誕生した、高次元の存在。世界を創造し、人間や魔神族、女神族など様々な種族を生み出した。「魔神族ですら畏れる闇」と「女神族すら崇める光」を持つ。

巨獣ベヒモス(きょじゅうベヒモス)

吠える巨獣ベヒモス

魔界に住む巨大な獣。普段は大人しく、体から放たれる生命力は魔界に生きる者たちに恵みをもたらす。しかし一方で、大きな異変を感じ取るとそれに呼応して暴れ始め、魔界の生物たちの命を脅かす危険な存在でもある。

炎災の月(えんさいのつき)

巨獣ベヒモスが起きて暴れると、ベヒモスがいるあたり一帯に炎を纏った鉄の塊の雨が降る。雨が降っている期間のことを「炎災の月」という。

生命の精霊(いのちのせいれい)

生命の精霊を眺めるパーシバルとパーシバルの分身

生命の精霊は、あらゆる世界のあらゆる生物を育む源。生物に繁栄と死をもたらすとされる。本来、個も形もない存在。

『黙示録の四騎士』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

パーシバル「キミのじいじを元に戻すんだ…僕らで」

ナシエンスを抱きしめるパーシバル

木霊の谷を地獄のような場所にした犯人だと疑われ、罵られても、決して谷を出ることはなかったナシエンス。それは、育ての親であるオルドが愛した谷を守りたかったからだ。努力の末、ナシエンスは谷を救うことに成功するが、そこに行方不明となっていたオルドが化け物のような姿で現れる。谷を襲うオルドを前に、絶望するナシエンス。パーシバルはそんなナシエンスを抱きしめ「キミのじいじを元に戻すんだ…僕らで」と告げて勇気づけた。

シンの正体が明らかに

真の姿を現したランスロット

強敵たちに囲まれて絶体絶命の窮地に陥ったパーシバル一行。そんな中、敵が狙いを定めたのはパーシバルではなく、狐のシンだった。勝つことを諦めていたパーシバルたちを一言で奮い立たせたシンの姿を見て、敵はシンこそが一行の司令塔だと見抜いたのだ。敵に取り囲まれたシンを助けることもできず、パーシバルたちは絶望する。しかしシンが敵に殺されることはなかった。シンを取り囲んでいた敵たちは倒され、狐がいたはずの場所には金髪の少年が立っていた。〈黙示録の四騎士〉の1人、ランスロットの登場である。

メリオダスの登場

パーシバルに自己紹介するメリオダス

ついにリオネス王国へと到着したパーシバルは、そこでリオネス国王のメリオダスと出会う。メリオダスは前作『七つの大罪』の主人公だ。パーシバルとメリオダスの邂逅は『七つの大罪』からの読者が待ちわびた瞬間だった。

ランスロット「混沌をぶっ潰す予言の騎士だ」

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