鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(ゲ謎)のネタバレ解説・考察まとめ
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とは、2023年に公開されたアニメ映画。『ゲゲゲの鬼太郎』の第6期アニメシリーズの前日譚となっている。監督は古賀豪で、興行収入は約27億円。宣伝は少なかったが、公開後に評判が広まって大ヒットを記録した。キャッチコピーは「初めて明かされる、鬼太郎の父たちの物語」。
昭和31年、日本財政界に強い影響力を持つ龍賀時貞が死去。次期当主が誰になるか探るため、龍賀家の人々が暮らす哭倉村へと赴いた戦場帰りの青年・水木は、謎の青年ゲゲ郎と共に忌まわしき秘密を解き明かしていく。
CV:関俊彦(ゲゲ郎/鬼太郎の父)、野沢雅子(目玉おやじ)
人と妖怪の狭間の存在とされる、幽霊族の青年。飄々とした雰囲気の男で、長く生きていることもあって達観したところがある。愛妻家で、妻について語り出すと途端に饒舌になる。
作中では名前が明かされず、水木がつけたあだ名の「ゲゲ郎」で呼ばれる。後の「目玉おやじ」である。
龍賀一族(りゅうがいちぞく)
龍賀沙代(りゅうが さよ)
CV:種﨑敦美
龍賀一族の当主である時貞の孫娘。村を出たことが1度もなく、東京からやってきた水木に興味と好意を抱く。
幼い頃から時貞にレイプされ続けており、村と一族への憎悪から狂骨に取り憑かれ、これを使役できるようになっている。
龍賀時貞(りゅうが ときさだ)
CV:白鳥哲
龍賀一族の当主。物語の冒頭で死亡するが、実は一族の幼子の体から魂を追い出して乗っ取って生き永らえている。
幽霊族を捕らえて生きながら血を抜き取り、沙代を始めとする龍賀一族の女性に「強い子を産ませるため」と称して性的虐待を加え、それらの悪行全てを「日本に永遠の繁栄をもたらすための正義」と言い切る外道である。
龍賀乙米(りゅうが おとめ)
CV:沢海陽子
時貞の長女。時貞亡き後は、龍賀一族を主導する立場となってその秘密と繁栄を守ろうとする。
龍賀克典(りゅうが かつのり)
CV:山路和弘
龍賀製薬の社長で、乙米の婿。龍賀一族の次期当主の座を狙っていたが、それが叶わなかったため血液製剤“M”の秘密を探ろうとする。
幽霊族(ゆうれいぞく)
ゲゲ郎の妻
CV:沢城みゆき
ゲゲ郎の妻。人間嫌いのゲゲ郎とは異なり、人間と交流しながら彼らを愛して生きていた。
物語終盤でゲゲ郎と再会するが、血を吸われ続けたことで容姿が大きく変わっていた。
鬼太郎(きたろう)
CV:沢城みゆき
ゲゲ郎の息子。人間に対しては明確な距離を取る一方、助けを乞われれば見捨てようともしない独特の接し方を取る。
その他
長田幻治(おさだ げんじ)
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目次 - Contents
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の概要
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のあらすじ・ストーリー
- 龍賀時貞の遺言
- 哭倉村の秘密
- 龍賀一族の正体
- 沙代との別れ
- 時貞の野望
- 鬼太郎の誕生
- 果たされた約束
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 水木(みずき)
- ゲゲ郎(ゲゲろう)/鬼太郎の父/目玉おやじ(めだまおやじ)
- 龍賀一族(りゅうがいちぞく)
- 龍賀沙代(りゅうが さよ)
- 龍賀時貞(りゅうが ときさだ)
- 龍賀乙米(りゅうが おとめ)
- 龍賀克典(りゅうが かつのり)
- 幽霊族(ゆうれいぞく)
- ゲゲ郎の妻
- 鬼太郎(きたろう)
- その他
- 長田幻治(おさだ げんじ)
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の用語
- 哭倉村(なぐらむら)
- 血液製剤“M”(けつえきせいざい エム)
- 狂骨(きょうこつ)
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 水木「あんた、つまんねえな!」
- ゲゲ郎「我が子が生まれる世界じゃ」
- 水木「約束しろ。絶対に生きて戻ってくると」 ゲゲ郎「ああ、また会おう」
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 水木のモデルは「原作者の水木しげる」+「昭和の名優・佐田啓二」