
『EVE ghost enemies』(イヴ・ゴーストエネミーズ)とは、2022年にRed Flagshipから発売されたゲームソフト。1995年にPCで発売され人気を博した『EVE burst error』を第1作とする「EVEシリーズ」の8作目である。主人公は私立探偵・天城小次郎と捜査官・法条まりな。2人の主人公を操作してストーリーを進めていくマルチサイトアドベンチャーゲームとなっている。『EVE rebirth terror』で描かれた世界観の、さらにその先を描く。
赤ちゃん(エリス)を連れさった法条まりなは公安香川美純と桐野杏子に追われ、CIAと公安に追われる事になった。法条まりなが向かった先は穂高菜穂の家だった。穂高菜穂との会話の中から回想に入りデオテティ館で3年前から「E計画」なる特殊な実験が行われ実際には元CIAララフーリオの不治の病を治すための研究だった。そして実験過程でまたも人間のクローンが誕生した。山笠室長の知る限り、E計画はここで挫折し全てはララフーリオの預りとなった。そしてララフーリオの死をもって、全ては闇に消えた。だが2年後に作られたクローンの1人レイスは自分と極めて似通ったDNAを持つ赤ちゃんを生んだ。赤ちゃん(エリス)は法条まりなの手の中にいた。事件の確信にいる人物ララフーリオ、ジュリオフーリオ、E計画を手伝った人物シェリイメア、山笠室長、沢城隆二の回想が終わり穂高菜穂がゴーストエネミーを調べ、CIAと公安でもしっぽをつかめなかったゴーストエネミーのしっぽを掴む事に成功した。ゴーストエネミーの正体は映像だ。人間の脳に多大な障害を及ぼす調整された可視化光線だ。それを連続して展開させるよう調整された映像それがゴーストエネミーの正体。法条まりなは穂高菜穂と共にゴーストエネミー抹消を決意した。法条まりなはまず山笠室長を調べるため本部長にTELし、山笠室長とアポを取った。山笠室長に会いに行くとイヴァンカレストレイジもいた。そして山笠室長、イヴァンカレストレイジ、甲野本部長20年ぶりの同窓会が始まった。3人の同窓会に参加した法条まりな、4人は硬直状態になりE計画の話をされたくない山笠室長は法条まりなの逃亡に目をつぶり4人は解散した。イヴァンカレストレイジと法条まりなは車に乗り山笠室長の手下の追跡を巻き、穂高菜穂の家に行った。イヴァンカレストレイジは「エリスを公安にわたさないで。」と言い部屋を出ていった。敵はジュリオフーリオ、シェリイメア、山笠室長この3人に絞られた。CIAはE計画を抑えるのがメインだけど、山笠は室長明らかに法条まりなとエリスに狙いを絞っていた。最後の敵はKGB改め、氷結会イヴァンカレストレイジ、堀度公一朗。穂高菜穂と大学の研究室に向かいブレインの中にあるゴーストエネミー抹消するべくプロメテウス、スパコンでMNバスターを使った。ここでゴースト編エネミー編が1つになり、一時的にゴーストエネミー編に変わった。ブレイン=人間の脳がデジタル化されていた。天城小次郎サイドでは、女の子レイスにそっくりなイレイスの声が聞こえだしブレインを挿入した。法条まりなサイドでもモニターの女の子の声が聞こえるようになった。天城小次郎サイドでブレインをセットする事で、穂高菜穂がプロメテウスを操作する事が出来た。人間の記憶をデジタル化してあの中に保存していた、ドクタードールマンという天才の作り出した脳と穂高菜穂という天才少女がの作った補助ソフトが電子の世界に人間を作り出した。天城小次郎サイドでもイレイスの姿が見えるようになったのだ。突如堀度公一朗が大学の研究室に現れ拳銃を撃ってきた。法条まりなと穂高菜穂は堀度公一朗から逃げ穂高菜穂の家で眠りに落ちた。
12 / 5ゴースト(天城小次郎編)
シェリイメアに殺されかけ、1年のリハビリで死の淵から復活した天城小次郎はレイスを殺した堀度公一朗を殺すと決意した。桂木事務で氷室恭子と合流し回想に入った。堀度公一朗にルスブン弾で撃たれたレイスの事は法条まりなに任せ、天城小次郎は堀度公一朗を追って逃げられた。結果的にはレイスの死に目に会い、法条まりなとその場で接触していれば早期に解決出来た事件であったと反省した。天城小次郎は全ての選択を間違ったと後悔した。法条まりなが探しているブレインを小次郎が持っているのだ。天城小次郎が探しているエリスは法条まりなと一緒にいるのだった。氷室恭子の話で堀度公一朗の本名が水守隆一郎、20年前、9才の時1家惨殺の憂き目にあいお寺を介し養子入ったようだ。堀度雅也氏の長男として堀度公一朗と名前を変えたのだ。桂木弥生の所に急に法条まりなから連絡がきたのだ。CIAと公安に追われているのだ。法条まりなから「1年前に死んだゴースト(天城小次郎)はそこにいる。」法条まりな編と天城小二郎編では同じ時を過ごしていると思っていたが実は天城小次郎編は1年前の話だったのだ。法条まりな編が現在、天城小二郎編が1年前の話である。そして天城小次郎編ゴースト編で現在に追いついたのだ。ホテルにいる沢城七瀬、ラウラ、リーサを迎えに行った。
12 / 6ゴースト(天城小次郎編)
次の行先はデザイヤ という島に行くことになった。 沢城隆二にスパコンを売りつけた人間がデザイヤにいるので調べに行くことになりデザイヤに到着し沢城七瀬と2人でデザイヤの奥の建物に入りモニターのある部屋に行くと急に大きなモニターが反応した。画面にはMNバスターズと表示されていた。画面から女子の声が聞こえる「私をこわさないで。」エネミー編のまりなと菜穂がMNバスターを使用しているシーンの裏側で、画面に目玉が現れそして女子が現れた「私はイレイス。」ゴースト編エネミー編が1つになり、一時的にゴーストエネミー編に変わった。ブレイン=人間の脳がデジタル化されていた。天城小次郎サイドでは、女の子レイスにそっくりなイレイスの声が聞こえだしブレインを挿入した。沢城隆二のメッセージがモニターに表示されていた。ラヒマ、シェリイメアの死んだ娘を生き返らせるための技術を作成を目指した沢城隆二にレイス自ら胚、妊娠するよう進言したのだ。「1年もすれば、生まれ、そして5年もすれば彼女(シェリイメア)が望む姿になるだろう。」シェリイメアの娘を生き返らせる事はできなかったが、クローンのレイスに子供を産ませ、その子にブレインの中の記憶を移す事でシェリイメアの娘と同等の子供を作る事が出来る壮大な計画だった。「レイスに鍵は預けた。」鍵とはブレインを解除する為の物ステラ基だ。レイスが沢城隆二に連れていかれた大学の金庫には網膜を鍵にした金庫がある。鍵がレイスだと知った時大きな音と共に飛行機が着陸し氷結会とエルディア人6人以上がブレイン回収の為来たので慌ててブレインを回収し、逃げる天城小次郎達。ピンチの天城小次郎は間一髪の所でジュリオフーリオに助けられた。ジュリオフーリオと共に日本へ帰る為飛行機に乗車した。デザイヤに行くことは天城小次郎、沢城七瀬、リーサ、ラウラの4人しか知らないのに何故氷結会が来たのか。ジュリオフーリオ、堀度公一朗、そしてもう1人情報をリークした敵がいた。次にやる事は決まった。法条まりなと合流する。飛行機の中眠りに落ちた。
12 / 6ゴーストエネミー(天城小次郎、法条まりな編)
デザイヤから日本に戻り内調本部で法条まりなの連絡を待っていると、町で爆弾音が発生し甲野本部長から法条まりなの拳銃を預かり現場へ急行した。現場では公安が騒ぎを収めた後で現場でリーサ、アウラと合流し、桂木事務所に向かった。天城小次郎が氷室恭子、桂木弥生、沢城七瀬、リーサ、ラウラに言った「全てはこの町だ、今この町の中に連中の欲しい物全てが集まっている。ブレイン、ステラ基、金庫を開ける鍵(エリス)全てだ。」そこで桂木弥生達に大学の金庫のハッキングの依頼をし、大学2万8千の金庫の中から沢城隆二名義の金庫を探す。その間に天城小次郎はエリスの捜索にあたる。外に出ると法条まりな、シェリイメア、エリスが車で走っていた。車で倉庫街、天城小次郎の事務所の方に行き、法条まりなと合流し法条まりなとシェリイメア、天城小次郎の対決シーンになった。エリスをシェリイメアに預けた事に天城小次郎が怒り、穂高菜穂救出の為に必要なブレインを天城小次郎が持っている事により法条まりなVS天城小次郎の対決になった。対決の最中4人目敵ラウラが登場ブレインを盗んで行き、シェリイメアはエリスを連れて行った。
12 / 6エネミー(法条まりな編)
12/6 エネミー(法条まりな)編
穂高菜穂の家から沢木堂村に行き沢城家でシェリイメアと会い、穂高菜穂からのTELから堀度公一朗に脅されていると分かったのだ。急いで穂高菜穂の家に行くとエリスだけが残っていた。車の中でシェリイメアが屋敷にいた理由は天城小次郎探していたのだ。シェリイメアと共にセントラルアヴェニューへ行くと、堀度公一朗とエルディア兵がいた。ジュリオフーリオのトレーラーを爆破し誘拐そして堀度公一朗が言う「どっちがアザーなんだ」アザーの正体はラウラでCIAに天城小次郎とブレインの情報をリークしていた。公安に現場で合流し桐野杏子から天城小次郎の拳銃を借り、ブレインを手に入れる為シェリイメアと共に倉庫街に向かったのだ。誘拐した穂高菜穂とジュリオフーリオの交換条件がブレインと交換なのだのだ。倉庫街に到着し、天城小次郎と対決中シェリイメアにエリスを連れていかれた。ラウラ、ララフーリオにブレインを盗まれた。
12 / 6ゴーストエネミー(天城小次郎、法条まりな編)
4人目の敵は天城小次郎のそばにいた。ラウラ=ララフーリオ、ラウラは沢城隆二が作ったラヒマにより若返ったララフーリオだった。法条まりなと天城小次郎は旧エルディア大使館に向かい、法条まりなが先に潜入した。天城小次郎はラウラが来るまで外で待っていた。天城小次郎はラウラが来ると共闘の約束をし旧エルディア大使館に忍び込んだ。法条まりなはイヴァンカレストレイジと対峙したが応援で来た甲野本部長と共にイヴァンカレストレイジを確保し、堀度公一朗と穂高菜穂の元へ向かった。穂高菜穂の元に行くと部屋に堀度公一朗、ジュリオフーリオがあとから入ってきた。ジュリオフーリオは人質ではなく堀度公一朗と共謀していた。天城小次郎とララフーリオも部屋に到着し、ララフーリオはジュリオフーリオが堀度公一朗と共謀してたことに驚きを隠せずにいた。ジュリオフーリオが堀度と共謀した理由はルスブン弾を氷結会に盗まれ、それを回収するために利用されていたのだった。堀度公一朗が穂高菜穂に発砲したがララフーリオが身代わりになりララフーリオは死んだ。堀度公一朗は穂高菜穂を連れ大学へ行き、堀度公一朗はモニターのイレイスの瞳でバンクからステラ基を取ろうとしたが、氷室恭子達が沢城隆二のバンクを突き止めていたのだ。大学のバンク28000個中16000件目でヒットしていた。穂高菜穂を助け、堀度公一朗は狂ったようにスパコンの方に行き、高熱でガソリンベルトに火が付き焼死した。だが堀度公一朗は死ぬ直前にエルディアへゴーストエネミーを送っていた。シェリイメアが現れ、シェリイメアが灼熱の熱さスパコンの方へ向かう。
シェリイメア編
シェリイメア、ララフーリオ、山笠室長、沢城隆二らの回想シーンに入りE計画の全容を知る。目的はシェリイメアは死んだ娘イレイスの蘇生の為、ララフーリオは病を治す為、山笠室長はイヴァンカレストレイジとの子テレサを蘇生させる為、シェリイメアも娘イレイスを蘇生させる事への罪などと葛藤しながら、スパコンの中で死をとげていく。炎の中でも娘イレイスとの思い出の中パスワードを思い出した。
mama=ママ。ゴーストエネミーは止める事が出来たが20世紀の時点では。後日談で天城小次郎は探偵事事務所に戻り、法条まりなは内調を首にならず沖縄へ1週間出張に行き、山笠室長は公安を辞め地元北海道に戻った。最後にモニターにいたイレイスはスパコンが焼けてしまったが、仮想域で復元されていて202x年にもネットワークの中にいる。20年以上長い時間をかけ復元され続けていた。ゴーストエネミーズも復元されて世界にばらまかれゲームはここで物語は終わる。
『EVE ghost enemies』のゲームシステム
一人称視点で進めるアドベンチャーゲーム
ゲームは一人称視点で相手と対面しているようなアングルで進める。調べる、話す、など自分で行動を決めて進めていける。話の内容によりキャラクターの細かい表情やグラフィックが変わっていく。随所にムービーが挟まり没入感を高めてくれる。
また、本作には「不必要なコマンド」があるがこれは、キャラの深掘りできキャラクターの私生活などストーリーに不必要な情報を知ることができ、キャラへの愛着が湧いてくる。プレステ4版はトロフィーの取得にも欠かせない行動である。
『EVE ghost enemies』の登場人物・キャラクター
天城 小次郎(あまぎ こじろう)

EVEシリーズの主人公の1人。「あまぎ探偵事務所」を構える私立探偵。
沢城堂村で起きた事件の調査を弥生経由で引き継ぎ、真実に迫る中で、複雑に絡み合う陰謀の渦へと巻き込まれていく。
法条 まりな(ほうじょう まりな)

EVEシリーズ主人公の1人。警察組織内調調査室に所属している1級捜査官。任務遂行率99%。
桂木 弥生(かつらぎ やよい)
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目次 - Contents
- 『EVE ghost enemies』の概要
- 『EVE ghost enemies』のあらすじ・ストーリー
- 12 / 1エネミー(法条まりな編)
- 12 / 2エネミー(法条まりな編)
- 12 / 3エネミー(法条まりな編)
- 12 / 4エネミー(法条まりな編)
- 12 / 5エネミー(法条まりな編)
- 12 / 1ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 2ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 3ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 4ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 5ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 5エネミー(法条まりな編)
- 12 / 5ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 6ゴースト(天城小次郎編)
- 12 / 6ゴーストエネミー(天城小次郎、法条まりな編)
- 12 / 6エネミー(法条まりな編)
- 12 / 6ゴーストエネミー(天城小次郎、法条まりな編)
- シェリイメア編
- 『EVE ghost enemies』のゲームシステム
- 一人称視点で進めるアドベンチャーゲーム
- 『EVE ghost enemies』の登場人物・キャラクター
- 天城 小次郎(あまぎ こじろう)
- 法条 まりな(ほうじょう まりな)
- 桂木 弥生(かつらぎ やよい)
- 氷室 恭子(ひむろ きょうこ)
- 桐野 杏子(きりの きょうこ)
- 甲野 三郎(こうの さぶろう)
- 香川 美純(かがわ みすみ)
- 山笠 喜一(やまがさ きいち)
- シェリィ・メア
- ジュリオ・フーリオ
- 沢城 七瀬(さわしろ ななせ)
- 穂高 菜穂(ほだか なほ)
- レイス
- リーサ
- アウラ
- イヴァンカ・レストレイジ
- 東海 林修二(とうかいりん しゅうじ)
- 堀度 公一郎(ほりど こういちろう)
- 『EVE ghost enemies』の用語
- エルディア共和国
- 旧科学局
- 大使館
- プリシア・レム・クライム
- μ-101
- ラストマ・グルリタ・ラシャール卿
- C計画
- EVE
- 『EVE ghost enemies』のアイテム
- ルスヴン弾
- ジェラルミンケース
- 黒い基盤ブレイン
- スーパーコンピュータースパイラル
- ゴーストエネミー
- 御守り
- 『EVE ghost enemies』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- クリア後好きな所からスタート可能
- 捜査資料集で『DESIRE remaster ver.』がプレイ可能
- 捜査資料集に画像・音楽・過去資料が追加