異世界美少女受肉おじさんと(ファ美肉)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『異世界美少女受肉おじさんと』とは、原作を津留崎優、作画を池澤真が担当するラブコメ漫画、およびそれを原作とするアニメ作品。「ファ美肉」の略称で親しまれている。主人公の平凡なサラリーマン、橘日向は、幼馴染の神宮寺司と共に愛と美の女神によって勇者として異世界転移させられてしまう。さらに橘は見た者すべてを魅了する美少女にされており、男に戻るために仕方なく魔王を倒す旅に出る。おっさんと元おっさんの絶対惚れてはいけない異世界ラブコメという、斬新な設定とテンポの良いギャグが魅力の作品。

CV:日野聡

橘の幼馴染で親友。成績優秀でイケメンなため女性にモテるが、本人は女性が苦手。基本的には何でもできるが、厳格な祖母に育てられたことが原因で、人付き合いが苦手な一面がある。当初は橘と神宮寺の2人が勇者として異世界転移したものと思われていたが、実は神宮寺は勇者(橘)の武器扱いだった。愛と美の女神からは「理想の肉体」という加護を得ており、橘の側にいることで強大なパワーを発揮することができる。また、スキル「楽園の扉」によって現実世界にある橘の自宅アパートの扉を出すことが可能。異世界に転移してからは、橘のことが可愛く見えてしまい困っている。

主要人物の関係者

愛と美の女神

CV:釘宮理恵

異世界の女神の1人で、魔王を倒す勇者として橘と神宮寺を異世界へ転移させた張本人。頭にうさ耳を生やしたピンク色の巻髪の美女で、全身光輝いており、衣服は身に付けていない。「金髪美少女になりたい」という橘の願いを叶えたにもかかわらず、橘と神宮寺に痴女扱いされたため、2人に「是が非でも世界を救いたくなる呪い」をかけた。本来、女神が召喚できる勇者は1柱に付き1人のみという取り決めがあったが、神宮寺を武器扱いにすることで2人まとめて召喚した。

ティロリロ・リリリ・ルー

CV:藤井ゆきよ

エルフ族の頭目。愛と美の女神の信徒であり、自身の美しさにもプライドを持っている。魔法の能力や身体能力は高いが、自分達が暮らしている森が火事になっていても気付かないなど、致命的に鈍いところがある。橘の美しさに嫉妬し、ことあるごとに橘達に突っかかってはトラブルを起こす。森を燃やして森の守り神様を殺した橘達に復讐するために2人を追うが、途中で奴隷商人に捕まったり牢屋に入れられたりしている。

魔剣パニパニ

ティロリロ・リリリ・ルーが「神」と呼ばれていた存在を倒した際に手に入れた魔剣。大きな一つ目が付いており、ぎょろぎょろと動く。また、刃を鞭のように伸ばしたり、柄を足のように開いて歩いたりすることができる。

シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム

CV:石川界人

異世界の女神の1柱である夜の女神によって召喚された勇者。橘や神宮寺と同じく日本から異世界転移した高校生3年生で、中二病的な言動、行動が多い。元の名前は捨てたものとして「シュバルツ」を名乗っているが、橘からは長くて覚えられないため「シュバくん」と呼ばれている。武器はシュバルツの中二病が具現化された聖剣グラムで、自分が切りたいと思ったものであれば実体のないものでも切ることができる。中二病ではあるものの根は素直で年相応。臆病なところはあるが勇者願望は強く、いざとなったら立ち向かう勇気を持っている。

ルシウス

CV:喜多村英梨

メルクス領自警団の団長を務めている男装の女性。職務に忠実な人物で、武芸だけでなく尋問術にも秀でている。町で騒ぎを起こしたシュバルツを捕縛したが、本物の勇者であることが判明したため、その後は師匠としてシュバルツを指導している。

夜の女神

CV:能登麻美子

異世界に存在している12柱の女神の1柱。パジャマを身に付けた女性で、シュバルツを勇者として召喚した。夜と闇を司る女神であるため昼夜が逆転しており、シュバルツと同レベルの中二病。シュバルツとは馬が合うため、橘達が全く聞かされていなかった魔王に関する情報もきちんとシュバルツに説明していた。

シェン

CV:諏訪部順一

イカ推しの村で神宮寺が偶然出会った商人。奴隷を含めたあらゆる商品を取り扱っているが、「暗殺技術」など商人とは思えないスキルを持つ胡散臭い人物。鍛え抜かれた肉体に目がなく、神宮寺に並々ならぬ興味を持っている。一方、女性に興味がなく、橘の魅了が一切効かない。実は王国に使える諜報員だが、他にも別の顔を持っているような言動が多く、謎が多い。

ムリア

Apricot_perfume1
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@Apricot_perfume1

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