戦国妖狐(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『戦国妖狐』とは2008年から2016年にかけて『月刊コミックブレイド』にて連載されていた水上悟志による戦国ファンタジー漫画作品、および漫画を原作とするアニメ作品である。闇(かたわら)と呼ばれる妖怪がはびこる戦国時代、人間嫌いの迅火と人間を愛する妖狐のたまが世直し兄弟として戦う姿を描く。人間と闇の複雑な間係を二部構成で描いた大作長編であり、壮大な世界観や綿密な伏線が魅力的な作品である。

『戦国妖狐』の概要

『戦国妖狐』とは2008年から2016年にかけて『月刊コミックブレイド』にて連載されていた水上悟志による戦国ファンタジー漫画作品である。『惑星のさみだれ』や『プラネットウィズ』の水上悟志が初めて歴史ものに挑戦した作品である。同作者による壮大な設定や、伏線を行かした作風が盛り込まれている。人と闇と呼ばれる妖怪たちとの戦いが全二部の壮大なストーリーで描かれる。2024年にはTVアニメ化もされ、アニメ制作はWHITE FOXが担当。原作の最終回までを3クールという長編で映像化する。

人とは違う闇とよばれる存在がはびこる戦国時代、人間嫌いの迅火と人間を愛する妖狐のたまは世直し姉弟として、闇を退治するべく旅をしていた。旅の中で闇の討伐を目的とする僧兵集団、断怪衆が人と闇を合体させた霊力改造人間を生み出す事を知る。人と闇の関係をもてあそぶ行いだと許せないたまと迅火は、旅の途中で出会った武者修行中の侍、真介や霊力改造人間の灼岩たちとともに断怪衆に立ち向かっていく。

『戦国妖狐』のあらすじ・ストーリー

第1部

世直し兄弟の旅

永禄7年(1564)、闇(かたわら)と呼ばれる妖怪がはびこる乱世の世。人間でありながら人嫌いの山戸迅火(やまとじんか)と人間好きの妖狐たまは世直し姉弟と名乗り、半闇の力を手にする精霊転化(せいれいてんげ)の力を使い、各地の闇を退治するために旅をしていた。闇に乗っ取られた野武士たちを倒す2人を目の当たりにした旅人の兵頭真介(ひょうどうしんすけ)は、その強さに憧れ旅に強引に同行する。旅の途中で人々を襲う闇である灼岩(しゃくがん)を退治した迅火たちは、灼眼が闇を討伐する僧兵集団の弾劾衆(だんがいしゅう)によって改造された人間であったことを知る。たまは断怪衆の非人道的な研究をただすために、灼岩を仲間に加え、弾劾衆の総本山を襲撃する。精霊転化(せいれいてんげ)の力で僧兵たちを倒していくが、総本山のリーダーである野膳(やぜん)は総本山の城に宿した山の神、泰山の力で迅火を返り討ちにする。
無事に逃げ延びた迅火は、断怪衆たちから追われる身となっていた。断怪衆に雇われた傭兵、雷堂斬蔵(らいどうざんぞう)と戦う迅火。雷堂の使う剣技に苦しめられるが、なんとか勝利するのであった。雷堂の敗北を知った弾劾衆は、雷堂の妹の氷岩(ひがん)を次なる刺客として差し向ける。氷岩の姿を見た灼岩は、彼女が自分と同様に改造された人間であると知り、正気に戻すために戦う。だが、戦いの中で龍の力を持つ断怪衆の神雲(じんうん)とその息子である千夜(せんや)が乱入する。神雲は氷岩が幕府要人を殺害したことを糾弾、禁じられていた闇の表舞台の介入をしたとして、彼女を処刑する。龍の力に勝ち目がないと思った迅火は仲間達を連れて逃げ出すが、戦意を喪失する。だが、たまの一喝により再び気力を取り戻し、龍の力に対抗するための力を求めるために旅に出るのであった。

千本妖狐となる迅火

灼岩の提案で、氷岩を弔うために火岩の故郷である岩の里へと向かう一同。里の番人である大岩長老の協力もあり、灼岩は氷岩の欠片を埋葬し弔うのであった。たまは里の闇と仲良くする真介を見て「人と闇はわかりあえるのではないか」と人間嫌いの迅火を諭す。ここまでの旅でその事を理解しつつも、たまと同じ時を過ごしたいと思う迅火は闇となることにこだわるのであった。
そんな中、岩の里には迅火達の討伐の命令を受けた断怪衆の四聖獣である道錬(どうれん)と烈深(れっしん)が迫っていた。一対一の戦いを渇望する道錬であったが、烈深は迅火たちを匿ったとして、里の闇たちにも危害をくわえようとする。灼岩は里の闇たちを守るために霊気を使い、岩へと姿を変えてしまう。
道錬達をなんとか退けた迅火は旅を再開するが、灼岩がいなくなった事により重い空気が流れていた。灼岩を守れなかった事を悔やむ中、山の神・オオヤマミツチヒメと呼ばれる神が現れる。オオヤマミツチヒメは自分と同じ山の神であり弾劾衆に洗脳されている泰山の目を覚まさせてほしいと依頼、また野膳の元にはたまの母親であるくずのはがおり、野膳の目的が闇であるくずのはを人にすることだと語る。
一方、オオヤマミツチヒメの元には弾劾衆の四聖獣の1人神雲が迫っていた。オオヤマミツチヒメは結界を張り、神雲の侵攻を食い止める。そして自分が時間稼ぎをしている間に、迅火たちに時空のほどきと呼ばれる、時間の流れが一定でない空間で修行をすることを命じる。修行に励む迅火は、自分の中に眠る特殊な力である妖精眼(ようせいがん)の事をオオヤマミツチヒメから知らされる。妖精眼の持ち主は双子で生まれ、闇を寄せ付けないように引き離されて育てられたというのだ。妖精眼のせいで家族から捨てられた事を思い出し、苦しむ迅火であったが「辛かったのは不幸ではなかったからだと」吹っ切れ妖精眼を自在に操る事ができる力を取得する。戦いの中で精霊転化の五つ目の尾の力を開放した迅火は、オオヤマミツチヒメの協力もあり神雲を封印することに成功する。

オオヤマミツチヒメの弟子であるりんずを仲間に加えた迅火は、弾劾衆と決着をつけるべく再び総本山に乗り込む。待ち構える道錬と再戦する迅火は七本目の尻尾の力を手に入れ、戦いに勝利、泰山の洗脳を解除する。真介も烈深を倒し、灼岩の敵討ちを果たすのであった。全ての手札を失った野禅は自らを精霊転化させ、七尾を超えた九尾の力で迅火を圧倒する。野禅の持つ力に追いつくために迅火は自らも九尾の力を手にするが、力の歯止めが効かなくなり暴走。ついには地枯らしの神獣、千本妖狐(せんぼんようこ)となってしまう。さらにはそこに突如現れた無の民と呼ばれる存在に支配され、いずこかへと飛び去ってしまうのであった。たまは行方不明となった迅火を見つけるために1人で旅に出る。山の神は千本妖狐となった迅火や無の民に対抗するためには強い力が必要だと判断し、千魔混沌(せんまこんとん)の力を持つ千夜の封印をとくのであった。

第2部

千魔混沌の魔人、千夜の目覚め

オオヤミツチヒメは千夜の力で迅火の行方を捜し、さらには無の民や千本妖狐の力に対抗しようとしていた。オオヤマミツチヒメの元で修行に明け暮れていた真介は千夜の境遇を哀れみ、彼を連れて逃げ出すのであった。辛くも逃げ延びた真介と千夜は闇と人が共存する村へとたどり着くが、逃げ出す時の衝撃で千夜は記憶を失ってしまう。村で世話になることになった千夜は、村の少女の月湖(つきこ)たちと仲良くなり子供らしさを取り戻していく。しかし闇による盗賊団「百鬼夜行」の一員が子供達を拉致する事件が発生、月湖も拉致されてしまう。千夜は月湖たち友達を守るために戦う力を取り戻し百鬼夜行の闇を退ける。村に平和が戻ったと思われたが、今度は無の民に操られ<狂い神>となった<土地神>が現れ村人たちを殺めていく。真介の協力もあり土地神を倒すが、無の民の狙いが千夜だと知った真介は、村から旅立ちを決意する。千夜は真介や村を守れなかったと悔やむ月湖、途中に出会った「なう」と呼ばれる闇と共に、再び千本妖狐を探す旅に出るのであった。自分の力が月湖たちを苦しめたと思った千夜は、旅の中で千魔混沌の力を嫌い、人間になりたいと願うようになる。

京都についた千夜は、都に居ついた狂い神を退ける。その事を知った幕府将軍である足利義輝(あしかがよしてる)は千夜達を宮廷へ招き、京都の土地神である華寅(はなとら)に引き合わせる。各地の狂い神を退治した事を感謝される千夜であったが、人として生きたいと願う千夜は自分の力に苦悩する。義輝の宮廷で日々を過ごす千夜の元に、百鬼夜行の残党であるムドが来襲、月湖を拉致していく。千夜は対抗しようとするが、龍の力を恐れた千魔たちが戦うのを拒否し、動けなくなってしまう。災いを呼ぶ自分の力を憎む千夜は、義輝や真介の助言と修行により記憶を取り戻し、千魔混沌を操る力を手に入れる。自分の力を使いこなす事ができるようになった千夜はムドとの一騎打ちに勝利、月湖を取り戻すのであった。時を同じくして、義輝は家臣の松永久秀(まつながひさひで)による謀反により戦死する。

義輝の死を知った千夜は、家臣たちが逃げ延びていた村で真介と再会する。千夜は全ての元凶である無の民と接触し、その目的や正体を尋ねる。無の民は過去に滅んだ祖国を救う為に、霊的特異点(れいてきとくいてん)とよばれる存在を求めており、その特異点こそが、迅火と千夜であった。既に迅火を手に入れた無の民は、千夜をも手中にすべく暗躍していたのだ。千夜は無の民と戦い、彼らを退けるが、無の民が8年後に再び現れると予言を残して去っていく。無の民に対抗する力をつけるべく千夜は、月湖と共に華寅の元で修行に励むのであった。

8年後 無の民との戦い

元亀4年(1573年)、8年間の修行を終えた千夜と月湖は、たまと共に無の民が再び現れると予言された島に向かう。迅火を取り戻すべく島へと乗り込もうとするたまであったが、島には結界が展開され近づくことが出来なくなっていた。結界を解く手段を探すために、猫の闇である八卦猫(はっけねこ)の元を尋ねる千夜たち。無の民と並ぶ強い力が必要だと知ったたまは、再びオオヤマミツチヒメの力を借りるために再び旅に出る。千夜は八卦猫から迅火と戦う事を宿命づけられていると占われる。千夜たちはその旅の途中で、無の民に操られた泰山を解放し、彼の案内もありオオヤマミツチヒメの元に辿り着く。オオヤマミツチヒメと再会した千夜は説得することを条件に、封印された神雲の封印を解いてもらうことになる。説得の言葉に耳を貸さない神雲とぶつかりあうが、そこに無の民が襲来し、神雲を連れ去ってしまう。無の民の攻撃により負傷したオオヤマミツチヒメは結界を解くことが出来なくなっていた。千夜は新たな手段として雲の闇である万象王を探し出し力を借りる事を提案する。旅立ちの直前、千夜はオオヤマミツチヒメの元に保護されていた野禅と再会する。野膳は千夜が迅火と同じく人ならざるものに進化しつつあると言い、やがて迅火のようになってしまうと予言する。

万象王の情報を探るべく、千夜はたまと別れ真介達の待つ村へと一時的に帰還する。束の間の安らぎの中で千夜は野膳の言った言葉を思い出す。自分が人ならざるものとなり皆に危害を加えてしまう事を恐れた千夜は、ある夜になうを連れて1人で村を後にする。旅に出た千夜は万象王(ばんしょうおう)の力を探るが、その中で道錬と彼に弟子入りしたムドと再会する。道錬たちから既に万象王は無の民の手に落ちていること、千夜と戦うために無の民が各地の闇を攫っている事を知らされる。千夜は道錬の仲間や連れ去られた神雲を取り返すために、無の民が本拠地としている断怪衆の総本山へ向かう。

千夜が出ていった事を知った月湖はその後を追う為に真介と共に旅に出る。岩の里を再び訪れた真介は里の民が無の民により拉致され、その中には岩の中から目覚めた灼岩もいたことを知る。無の民と決着をつけるべく断怪衆の総本山に乗り込んだ千夜とムド、道錬は無の民が作り出した闇の軍団と戦う。千夜は、全てを救う存在になりたいと願い、千手観音の力に目覚める。そこに灼岩を取り返すために駆け付けた真介と月湖、そしてたまも駆け付ける。さらには総本山を取り返そうとする断怪衆たちも参戦し、無の民との総力戦が展開される。戦いの中で真介は灼岩を取り返し、道錬は神雲と決着をつける。劣勢になりつつある無の民たちは最後の切り札として万象王の力を目覚めさせる。万象王に立ち向かう、ムドと千夜であったが、千手観音の力を持ってしても劣勢を強いられていた。戦いの中で致命傷を負っていた道錬と神雲は自分達の命と引き換えに千夜に力を分け与える。新たな力を手に入れた千夜は、万象王を追い詰める。万象王との決着をムドに任せ、無の民たちの元へと向かう千夜。しかしそこに現れたのは迅火の双子の兄である山戸猛(やまとたける)であった。猛は無の民たちと話し合うべきだと言い、会談の場所を設ける。無の民の国の滅びの原因は、国が発展しすぎたことによるものであり、それを回避するには発展しすぎた文明を全て捨てるしか方法がないという事が分かる。その事を知った無の民たちは国で待つものたちへ、知った情報を伝え、今後の判断を相談すべく元の世界へと帰っていく。幽界から帰ってきた千夜は、無の民たちが去っていったことを伝え、戦いの終わりを宣言する。

迅火VS千夜 宿命の戦い

戦いの後、村へと帰ってきた千夜達。未だに野禅の言葉が気にかかる千夜は「本当に村にいていいのか」と苦悩するが、真介の助言もあり過去の自分と向き合う事で、月湖たちと共に生きる事を決意する。万象王と協力関係を結んだ千夜たちは迅火が眠る島へと再び赴く。万象王の力により結界を破壊し島へと乗り込む千夜は、遂に千本妖狐となった迅火と対峙する。千夜と迅火が戦う中で、たまは隙をついて真介や灼岩とともに迅火の中の幽界に乗り込む。幽界にとらわれている迅火を開放し遂に迅火の正気を取り戻すのであった。

天正2年(1574)、戦いが終わり村へと帰ってきた千夜たち。これまでの旅の清算が残っているとして千夜、迅火、真介はそれぞれの目的をもって再び旅に出る。千夜は月湖とともに土地神であったなうを元の土地へと返す。野禅と決着をつけるべく単身で旅に出た真介は野禅を襲撃し片腕を切り落とす。間一髪生きながらえた野禅ではあるが、片腕を失った事により研究ができなくなってしまう。迅火はたまと共にオオヤマミツチヒメの元へ向かい、「力を貸すかわりにどちらかの魂を貰う」というかつての契約を果たそうとする。だが、オオヤマミツチヒメは野禅を無力化した真介の功績に免じて、その契約をなかったものとする。迅火はたまとともに故郷の村に帰還し、千夜は真介の村に戻り、月湖と一緒に暮らす事になる。

月湖と結婚し子供や孫をもうける千夜。村に張られた結界により戦乱からも逃れた村で平和に暮らしていた。時代が過ぎ徳川が統治する江戸時代。元和と呼ばれる時代、年老いた月湖は孫や子供、そして千夜に見守られて天寿を全うしていた。月湖と死別した千夜は年老いた灼岩に見送られて村を後にして再び旅に出る。各地を巡り、闇の問題を解決していく千夜は、いつの間にか白神様と呼ばれていた。

『戦国妖狐』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

山戸迅火(やまとじんか)

CV:斉藤壮馬
第1部「世直し姉弟編」の主人公。妖狐たまと共に世直し姉弟として各地を旅してまわっている仙道の少年。妖狐であるたまの血を吸うことで闇の力を使う精霊転化の秘術を使いこなす。自分の体に宿る妖精眼の力のせいで家族から引き離された事から人間嫌いとなり、本物の闇となる事を願っている。第1部の戦いにおいて力を暴走させ地枯らしの神獣・千本妖狐となり、無の民の支配下におかれてしまう。第2部においては、宿敵である千夜と戦いの中で、たまやかつて共に旅をした真介や灼岩による幽界の干渉により己を取り戻す。その後は、かつて住んでいた山へと帰り、たまと結婚する。200年後の世界でも千夜たちと共に闇の討伐を行っている。下戸であり、道錬との飲み比べでは真っ先にリタイアしていた。

千夜(せんや)

成長した千夜

幼少期の千夜

第2部「千魔混沌編」の主人公。断怪衆四獣将の神雲の息子であり、千体の闇を体に宿す千魔混沌の力の持ち主。第1部では神雲の息子として迅火達の敵として立ち塞がり、山の神の里の戦いで封印される。第2部では迅火を助けるための切り札としてその封印を解かれるが、その時に記憶喪失になる。この際に、今までのような感情を表に出さない寡黙な性格から、素直で年相応な性格へと変化し「人間になる」という目的を持ち始める。その目的のため自分の中に眠る力に苦悩していたが、真介との修行の末に記憶を取り戻し、力を制御する事ができるようになる。無の民からは特異点として迅火と共に狙われており、彼らとの戦うために華寅の元で8年間の修行を行い、肉体的にも大きく成長する。同じ霊的特異点である迅火とは戦う事を運命づけられており、長い旅の末に迅火と戦い、彼を解放する。戦いが終わった後は月湖と結婚し、穏やかな時を過ごすが、彼女と死別した後は再び旅に出る。200年後の世界では闇を退治し各地を旅しており、いつのまにか「白神さま」と呼ばれる。

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