賢い犬リリエンタール(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『賢い犬リリエンタール』(かしこいけんリリエンタール)とは、日本の漫画家・葦原大介によるサイエンス・ファンタジー漫画。『週刊少年ジャンプ』で2009年から2010年まで連載していた。
ある日、日野兄妹の元に、両親から「あなたたちの弟と一緒に日本に帰ります」という手紙が来る。てつこは弟が来るのを楽しみにしていたが、やってきたのは弟を名乗るリリエンタールという犬だった。てつこは犬が弟なんて”普通じゃない”とリリエンタールを拒絶するが、一緒にいる内に家族としての絆を深めていくのだった。
『賢い犬リリエンタール』の概要
『賢い犬リリエンタール』(かしこいけんリリエンタール)とは、集英社の『週刊少年ジャンプ』で連載していたサイエンス・ファンタジー漫画。作者はSF漫画『ワールドトリガー』で有名な日本の漫画家・葦原大介である。2009年42号から2010年23号まで連載がされていた。全32話で、単行本は全4巻。2008年51号に掲載された読切漫画がプロトタイプとなっており、単行本3巻に収録されている。また単行本4巻に収録されている最終話は、本誌掲載時のものより大幅に加筆されたものとなっており、最終話の内容から半年後を描いたエピローグも収められている。
日野てつこ(ひの てつこ)とその兄は、日本のはすのべ市で2人暮らしをしていた。ある日、海外に住む優秀な科学者である両親から、「あなたたちの弟と一緒に日本に帰ります」という手紙が来る。てつこは弟が来るのを楽しみにしていた。しかしやってきたのは弟を名乗るリリエンタールという犬だった。おまけにリリエンタールは人の心に反応して不思議な現象を起こす”普通じゃない”能力を持っていた。てつこは犬が弟なんて、まして変な能力を持っているだなんて、”普通じゃない”とリリエンタールを拒絶。リリエンタールが起こす不思議な現象に振り回されたり、リリエンタールを狙う「黒服の組織」に襲撃されたりと、平穏だったてつこ達の生活は一変した。てつこはリリエンタールを拒否しながらも守り助け、家族としての絆を深めていくのだった。
『賢い犬リリエンタール』のあらすじ・ストーリー
日野家にやってきたリリエンタール
日本のはすのべ市という町に日野・兄(ひの・あに)と日野てつこ(ひの てつこ)という兄妹が暮らしていた。てつこ達の両親は科学者であり、日本にてつこ達を残して海外で暮らしている。そんな両親からある日、「あなたたちの弟と一緒に日本に帰ります」という手紙が届いた。てつこはそれを楽しみにし、兄と共に空港に両親達を迎えに行く。しかしそこにやってきたのは、かつて両親と共に研究をしていた早乙女(さおとめ)という男性だった。
早乙女はてつこ達の両親は急遽来ることができなくなったこと、小型の動物が入りそうなキャリーケースをてつこ達に渡すように言われたことを伝える。てつこはあからさまにがっかりしたが、文句を言っても仕方がないので、早乙女から受け取ったキャリーケースを開けることにした。キャリーケースはなるべく人目がないところで開けるようにとのことだったので、てつこ達は空港の貨物エリアでキャリーケースを開ける。すると中には1匹の犬がいた。その犬は日本語で自己紹介し、リリエンタールと名乗る。そしててつこ達の両親から預かったという手紙をてつこ達に渡した。手紙によると、このリリエンタールという犬がてつこ達に言っていた弟であるとのこと。犬が弟だなんて”普通じゃない”とてつこは激しく拒絶する。しかし手紙には、リリエンタールを狙う悪い連中がいるとも書いてあったので、てつこと兄は面倒事が起きる前にリリエンタールを連れてひとまず家に帰ることにした。
空港からバスに乗って帰る途中、黒いスーツを着た3人組にバスがジャックされた。3人組はキャリーケースの写真を見せ、このキャリーケースに入っていた「RD-1」というものを探しているという。キャリーケースはリリエンタールが入っていたもので、てつこ達は3人組が言う「RD-1」がリリエンタールだと気づく。3人組は「RD-1」がどのようなものかは知らないようで、乗客達に銃を突きつけ脅し始めた。そして次の瞬間、バスは海の中にいた。
リリエンタールは人の心に反応して、架空のものを具現化する能力を持っていた。その力がバスに乗り合わせいた女の子の恐怖心に反応し、女の子が読んでいた絵本「せんすいかん くじら号」という絵本の内容が具現化されたのだ。バスは巨大な魚に食べられそうになる。乗客達は懸命に女の子をなだめ、バスはなんとか元の世界に戻ることができた。バスが出たのは、ちょうど日野家の敷地内。バスジャックをした3人組は警察に引き渡され、乗客は全員無事に帰っていった。そしてリリエンタールは日野家にやってきたのであった。
てつことリリエンタール
リリエンタールは日野家に住むことになったが、相変わらずてつこはリリエンタールを拒絶し続けていた。
てつこは小学生だが、学校には行っていない。いわゆる、不登校児だった。3年前まで父親と海外のジャングルでサバイバルをしていたてつこは、ある時クラスメイトの前でカブトムシの幼虫を食べてしまう。それはサバイバルでは普通のことだったが、日本では普通ではなかった。”普通じゃない”と周囲の友達はてつこから離れていき、てつこは友達を失った。そのことがトラウマとなり、てつこは”普通じゃない”ということに対して異常なほどに拒否反応を示すようになったのだ。犬であるリリエンタールが弟だなんて、どう考えたって”普通じゃない”。しかもリリエンタールには”普通じゃない”不思議な能力がある。てつこはリリエンタールを拒絶し続けるが、リリエンタールのほうは弟と認められるように奮闘し続けた。
てつこ達の生活はリリエンタールがやってきて一変する。リリエンタールが突発的に起こす不思議な現象のせいで非現実的なことがたくさん起こるし、リリエンタール(RD-1)を狙う「黒服の組織」の構成員がリリエンタールを狙っててつこ達を襲撃してくる。そんな日々の中でてつこはリリエンタールに助けれられることもあり、てつこは徐々にリリエンタールを家族として認めていくようになっていった。
リリエンタールとRD-0(アールディーゼロ)
慌ただしい日々の中、ついにリリエンタールは「黒服の組織」に連れ去られてしまう。てつこや兄達はリリエンタールを助けに向かった。そこでリリエンタール、ひいては「RD-1」が何であるかを知る。「RD-1」は極秘の研究物の片割れであり、もともとは「RD-0(アールディーゼロ)」と1つだった。「RD」は「Realize Device(現実化装置)」の略称で、「人の意識・心を現実世界に作用させる」装置である。その強大な力を「黒服の組織」のような悪の組織に奪われないように、研究者達は「RD」を「RD-1」と「RD-0」に分け、「RD-1」には命を与えて日本に逃した。それがリリエンタールだったのだ。「RD-0」は既に「黒服の組織」の手に落ちており、組織の首領(ボス)に使われていた。酷使されすぎた「RD-0」にはガタがきており、そのため「黒服の組織」は「RD-1」を早急に手に入れようとしていたのだ。
「RD-1」であるリリエンタールを手に入れた首領は、完全となった「RD(現実化装置)」の力を使う。てつこや兄達、そして「黒服の組織」の管理者(マネージャー)・シュバインを始めとする首領に反旗を翻した構成員達は、リリエンタールが今まで生み出したものと共に首領と戦った。そして首領を倒すことに成功する。リリエンタールは「RD-0」を助け出し、一緒に家に帰ろうとする。しかし「RD-0」は力尽き、リリエンタールに吸収されて1つになった。
リリエンタールは、てつこと兄のいるはのすべ市の家に戻り、平和で少し不可思議な生活を再び送るのだった。
『賢い犬リリエンタール』の登場人物・キャラクター
主要人物
リリエンタール
本作のタイトルにもなっている主人公。人間の言葉を話す犬である。その正体は、「RD-1(アールディーワン)」と呼ばれる、「人の意識・心を現実世界に作用させる」装置の片割れ。強大な力を持つため、「黒服の組織」のような悪者に狙われるのを防ぐために、研究者である日野夫妻によって日本の日野家に逃された。日本にいるてつことと兄の弟して扱われ、家族になるのを楽しみにしていたが、てつこには”普通じゃない”と拒絶されてしまう。それでもめげずに家族になれるように奮闘し、絆を深めていく。
日野てつこ(ひの てつこ)
リリエンタールがやってきた日野家の長女。11歳。カンフーの達人である。日本で兄と2人暮らしをしており、ある日両親から来た「弟と一緒に帰る」という手紙を信じて楽しみにしていた。しかしやってきたのが、人語を話す犬だったため、”普通じゃない”と激しく拒絶する。
幼い頃、研究者の父親とジャングルでサバイバル生活をしていた。日本に来て、最初は小学校に通っていたが、ある時サバイバルで染み付いた習慣から、友達の目の前でカブトムシの幼虫を食べてしまい、周囲からドン引きされる。誤魔化そうとしたがとても繕える内容ではなく、友達を失った。自分が”普通”だと思っていたことが”普通じゃない”と知り、そのせいで友達を失ったトラウマから不登校になり、”普通じゃない”ことに拒否反応を示すようになった。
日野家(ひのけ)
日野・兄(ひの あに)
日野家の長男。作中では常に「兄」と表現され、本名は出てきていない。てつこの兄であり、年齢は15歳。楽観的な性格をしており、リリエンタールのこともすぐに受け入れていた。てつこに激しく拒絶されるリリエンタールの良き相談相手となり、リリエンタールとてつこの仲の橋渡しをしている。
日野・父(ひの ちち)
てつこと日野・兄の父親。回想でしか登場しておらず、名前も不明である。3年ほど前まではてつことジャングルでサバイバル生活をしていた。リリエンタールが研究所にいた頃に親身に接しており、必ず研究所から出してやるとリリエンタールに約束していた。リリエンタールからは「はかせ」と呼ばれている。
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目次 - Contents
- 『賢い犬リリエンタール』の概要
- 『賢い犬リリエンタール』のあらすじ・ストーリー
- 日野家にやってきたリリエンタール
- てつことリリエンタール
- リリエンタールとRD-0(アールディーゼロ)
- 『賢い犬リリエンタール』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- リリエンタール
- 日野てつこ(ひの てつこ)
- 日野家(ひのけ)
- 日野・兄(ひの あに)
- 日野・父(ひの ちち)
- 日野・母(ひの はは)
- 春永家(はるながけ)
- 春永雪(はるなが ゆき)
- 春永桜(はるなが さくら)
- リリエンタールが生み出したもの
- さかな
- 吉良・ライトニング・光彦(きら・ライトニング・みつひこ)
- ごむぞう
- スーパーうちゅうねこ
- 血も涙もない虎
- おばけのマリー
- あんこくまじん
- 黒服の組織
- 首領(ボス)
- シュバイン
- アキラ
- ジョー
- ケンジ
- ピエトロ
- 龍之介(りゅうのすけ)
- 紳士ウィルバー
- ローライズ・ロンリー・ロン毛
- 神堂令一郎(しんどう れいいちろう)
- オリガ
- TV番組「ちょんまげ騎士(ちょんまげナイト)」
- 音羽・スーパーソニック・山彦(おとわ・スーパーソニック・やまひこ)
- ワリーゼ・カナリーナ
- その他
- 早乙女(さおとめ)
- てつこの担任の先生
- 宇佐美文(うさみ あや)
- 金小沢(かねこざわ)
- 『賢い犬リリエンタール』の用語
- RD(アールディー)
- RD-1(アールディーワン)
- RD-0(アールディーゼロ)
- 黒服の組織
- ちょんまげ騎士(ちょんまげナイト)
- 『賢い犬リリエンタール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 敵味方関係なく優しいリリエンタール
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