あたしンちの名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ
『あたしンち』とは、母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・タチバナ家を中心とした日常を描いたけらえいこによる漫画作品。読売新聞の日曜版に掲載され、日常的な出来事ユーモラスに描き、幅広い世代から愛さている。どこにでもいそうで個性的なキャラが多数登場しており、なにげないがいつまでも思い出して笑ってしまうようなエピソードが魅力的。平凡な日常を描いた作品だが、その中で様々な名言を残している。
『あたしンち』の概要
『あたしンち』とは、母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・タチバナ家を中心とした日常を描いたけらえいこによる漫画作品。1994年6月5日から読売新聞の日曜版に掲載され、日常的な出来事ユーモラスに描き、幅広い世代から愛さている。単行本は全21巻が刊行されているされ、1996年には文藝春秋漫画賞を受賞。
テレビアニメは2002年4月19日から2009年9月19日までテレビ朝日他で放送され、2015年10月から2016年4月にアニメ専門チャンネル・アニマックスにて『新あたしンち』というタイトルで続編が放送された。
2003年12月6日に、テレビ朝日開局45周年記念として第1作アニメ映画『映画 あたしンち』が公開され、2010年11月13日に第2作アニメ映画『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ〜超能力♪ 母大暴走!』が公開された。
タイトル『あたしンち』の「あたし」である高校生のみかんと、その家族や友人近所の方々との出来事や日常を面白くユーモラスに描いている。言われてみないと気が付かないが、誰もが日常で一度は抱いたことがある些細な感情を取り上げるのが魅力で、「確かにあるある」と共感を抱けるものが多い。どこにでもいそうで個性的なキャラが多数登場しており、なにげないがいつまでも思い出して笑ってしまうようなエピソードが魅力的。平凡な日常を描いた作品だが、その中で様々な名言を残している。
立花みかんの名言・名セリフ／名シーン・名場面
「無欲の勝利…ってやつか」
風邪をひいてしまったクラスメイトのゆかりんのお見舞に行ったみかん。ゆかりんの優しい母の看病に感激し、病気で寝込むことに憧れたみかんだが、今度は本当に自分が風邪をひいてしまう。母に優しくされたくて辛そうなふりをするが「寝ていなさい」となんだか冷たくされてしまう。数日で元気になったみかんだったが、今度は弟のユズヒコが風邪をひいてしまう。しかし、弟のユズヒコは本当に熱があるにもかかわらず、母に何も要求をせず静かに寝込んでいた。母はそんなユズヒコを心配しわざわざアイスを買ってくる。その様子を見ていた時に言ったみかんの一言が「無欲の勝利…ってやつか」である。母は子供達のことをしっかり見抜いていて、ちょっとのことで大袈裟に言うみかんと、大事になっても何も言わないユズヒコのことを理解している上での行動なのである。
「不思議だよね～どうしてトキメキって時間がたつとなくなるのかね」
かつて大好きだったアーティストに今や何故かときめかなくなったみかんはトキメキについて母に語る。その時に発した言葉が「不思議だよね～どうしてトキメキって時間がたつとなくなるのかね」である。母はすぐに共感できなかったが、スーパーの自由に使える小さな袋を以前はたくさん持ち帰っていたが、次第に執着しなくなったことを思い出し共感することができた。かつてはあんなに大事にしていたのにトキメキは時間がたつとなくなるのか、それは何故なのか思わず考えさせられてしまう名言である。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生気持ち悪い」
人が気にしている事や聞いてほしくない事をついつい聞き出そうとしてしまうみかん。そんなみかんはしみちゃんから指摘をされて、空気を読もうと努力する。だが、今聞いておかないと後に後悔してしまうのではないかと開き直り「私ならもっと根ほり葉ほり聞いたね」と言った後に、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生気持ち悪い」とことわざを生み出した。マイペースで好奇心旺盛なみかんらしい名言である。
「これからは正直に生きよう」
お小遣いがピンチの時にクラスメイトたちからご飯に誘われてしまったみかん。断れずファミレスに入るがお金がないため、コーヒーだけ注文する。食べないのかとクラスメイトに突っ込まれ、咄嗟に「ダイエットしている」と嘘をついてしまう。みかんと同じくお金がピンチだったクラスメイトのみえは、正直に「お金がピンチなの」と言いコーヒーを注文する。そんなみえにクラスメイトたちは、自分の注文した料理を分けてあげた。「私も…」と言いかけたみかんは「意志が弱い！」とクラスメイトに言われてしまい、「これからは正直に生きよう」と涙しながら言った言葉だ。
母の名言・名セリフ／名シーン・名場面
情熱の赤いバラ
母といえば「情熱の赤いバラ〜そしてジェラシー」と歌いながら登場するシーンが印象深い。母がいつも口ずさんでいるこちらの歌は、『あたしンち』オリジナルの曲であり、歌謡曲のような曲調である。
「あたしがどんなに太ろうと醜くなろうと、お父さんはそれ以上の大きな愛でつつんでくれる」
母は友人の大和田マチコと旦那の話をしているときに、マチコから「立花さんは旦那さんに愛されているんだと思う」と言われ、嬉しい気持ちになる。その夜、父と会話しながら「あたしがどんなに太ろうと醜くなろうと、お父さんはそれ以上の大きな愛でつつんでくれる」と名言を残した。父の母への愛が母自身にも伝わっていること、父の大きな愛情に包まれている母はとても幸せだと、思わずほっこりしてしまうセリフだ。
「強気はよかったけど運が悪かった」
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目次 - Contents
- 『あたしンち』の概要
- 立花みかんの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「無欲の勝利…ってやつか」
- 「不思議だよね～どうしてトキメキって時間がたつとなくなるのかね」
- 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生気持ち悪い」
- 「これからは正直に生きよう」
- 母の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 情熱の赤いバラ
- 「あたしがどんなに太ろうと醜くなろうと、お父さんはそれ以上の大きな愛でつつんでくれる」
- 「強気はよかったけど運が悪かった」
- 「ああやって日頃ちょっとしたことで人をいい気分にさせる人…ああいうのが、幸福になれる人なのよね…」
- 立花ユズヒコの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「自分じゃ可愛く描いたつもりだったんだけど」
- 「げにおそろしきは食い物のうらみ」
- 一面のマヨネーズ
- 「ボクはこういうパンツがはきたいんでーす！！」
- 父の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「今日やることだけを目の前に据えて生きる」
- 「女房は戦友だ」
- 父の男のカレー
- 「あれスーパーで山ほど売ってたら誰も買わんぞ」
- 「まぁいいだろう」
- しみちゃんの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 鼻水を垂らすしみちゃん
- 「なんか人間っていとおしいよね」
- 「誕生日って本人以外にはただの平日だもんねえ！」
- 吉岡の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「あのなぁ」
- 吉岡の香水
- ゆかりんの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「人がむいたのがダメ」
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