あたしンちの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『あたしンち』とは、母、みかん、ユズヒコ、父の4人家族・タチバナ家を中心とした日常を描いたけらえいこによる漫画作品。読売新聞の日曜版に掲載され、日常的な出来事ユーモラスに描き、幅広い世代から愛さている。どこにでもいそうで個性的なキャラが多数登場しており、なにげないがいつまでも思い出して笑ってしまうようなエピソードが魅力的。平凡な日常を描いた作品だが、その中で様々な名言を残している。
ユズヒコやみかん、父が無理と思うようなことも、母はいつも無理と断言せずに強行突破することで可能にしてしまう強気な性格。しかしこの時は明らかに傷んだ煮豆をいつもの強気で食べたら寝込んでしまい、へこみながらも「強気はよかったけど運が悪かった」と名言を残した。強気でいったことではなく、運が悪かったことを悔やむ母であった。
「ああやって日頃ちょっとしたことで人をいい気分にさせる人…ああいうのが、幸福になれる人なのよね…」
ある日、みかんと電車に乗っていた母は、空き缶が転がっているのに気づく。その空き缶をサッと拾ってゴミ箱に捨てた男の人を見て「ああやって日頃ちょっとしたことで人をいい気分にさせる人…ああいうのが、幸福になれる人なのよね…」と母が呟いた。普段人を褒めることがない母が、珍しく褒めておりみかんは感心した。
立花ユズヒコの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「自分じゃ可愛く描いたつもりだったんだけど」
イラストを描くのが得意なユズヒコは友人の藤野に頼まれて、クラスの女子で1番描きやすそうな川島を描くことにする。その出来はあまりにリアルだった為、ユズヒコに想いを寄せている川島は泣きながら教室から出て行ってしまう。ユズヒコは川島に謝りに向かい、「自分じゃカワイく描いたつもりだったんだけど」と伝えた。この名言をユズヒコに言われた川島は、「可愛く」という発言に喜びを見せていた。
「げにおそろしきは食い物のうらみ」
ユズヒコが5歳の頃、留守番をしたご褒美に母からアイスをもらい嬉しそうに食べていると、みかんが「半分ちょうだい」と言ってくる。泣く泣くアイスを差し出したユズヒコだったが、みかんはそのアイスを全部食べてしまう。ユズヒコは母に泣きつくが、そのときに母からみかんはユズヒコより先にすでにアイスを食べていたことを聞く。その事実にショックを受けたときのユズヒコの一言が「げにおそろしきは食い物のうらみ」だ。
一面のマヨネーズ
一家揃って夕食を食べていると、ユズヒコが一番先に箸を置いた。 怪訝な表情で母はユズヒコに「もういいの?」と聞く。ユズヒコは次の週にテストをひかえており、早々に部屋に帰り試験勉強をはじめる。 時間はたち夜中2時頃、案の定お腹が空きだしたユズヒコは冷蔵庫に向い、パンとマヨネーズを手にし部屋へ戻る。マヨネーズサンドを作って食べたユズヒコは一眠りしようと、マヨネーズを床に置いていたことを忘れて背中からマヨネーズにのしかかり、背中がマヨネーズまみれになってしまう。現実逃避のためそのまま寝てしまい、翌朝母に見つかり「夜中にものを食べたらダメっていたでしょうが」と母から激怒された。普段はクールで賢いユズヒコのドジな一面が見られたシーンである。
「ボクはこういうパンツがはきたいんでーす!!」
体育の授業で着替えをしていたユズヒコは、クラスメイトのなすおがガラパンを履いていたことに気づく。ブリーフを履いていたユズヒコは自分もガラパンを履きたいと思い後日、母に買ってきてもらった。だが、母が買ってきたパンツのデザインが気に入らず、母に文句を言うと「それなら自分で返品しに行ってきなさい」と言われてしまう。店員にパンツの返品交換を頼むということは「このパンツに取り替えて下さい」と言うことであり、「ボクはこういうパンツがはきたいんでーす!!」と宣言することではないかと思ったユズヒコは、恥ずかしくて行けなかった。ユズヒコの繊細な一面が現れた言葉だ。
父の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「今日やることだけを目の前に据えて生きる」
ある日、ゲームをしているユズヒコに父は突然「明日死ぬとしたら、今日何をする?」と聞く。突然こんなことを聞かれビックリするユズヒコ。父は人生論の本に感化され、いきなりトイレの棚を作ったりと180度行動を変え家族を驚かせる。「今日やることだけを目の前に据えて生きる」と断言し、今度は植木の植え替えをやりだす。いつもと違う様子の父に母は「生き急いでるみたい」と嫌がっていた。普段のんびりしている父だが、人生論の本に影響され固定観念を捨てた言葉と行動をいきなりしたことで家族をびっくりさせた。
「女房は戦友だ」
ある日、父と母はかっちゃんという親戚の結婚式に出席することになる。父は結婚式のスピーチを頼まれ、何度もその原稿を書き数日後やっと完成させる。結婚式当日、母が結婚式の時間を勘違いしていたことに気づき、慌てて家を出たため大事な原稿を家に忘れて行ってしまう。母は家にいたみかんに助けを求め、ケータイでスピーチの文章を送ってもらうことにする。しかし間に合わず、お酒をたっぷり飲んだ父はアドリブで結婚式のスピーチを乗り越えた。そのスピーチで「女房は戦友だ」という名言を残している。母を大切にしていることが伝わるセリフだ。
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目次 - Contents
- 『あたしンち』の概要
- 立花みかんの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「無欲の勝利…ってやつか」
- 「不思議だよね~どうしてトキメキって時間がたつとなくなるのかね」
- 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生気持ち悪い」
- 「これからは正直に生きよう」
- 母の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 情熱の赤いバラ
- 「あたしがどんなに太ろうと醜くなろうと、お父さんはそれ以上の大きな愛でつつんでくれる」
- 「強気はよかったけど運が悪かった」
- 「ああやって日頃ちょっとしたことで人をいい気分にさせる人…ああいうのが、幸福になれる人なのよね…」
- 立花ユズヒコの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「自分じゃ可愛く描いたつもりだったんだけど」
- 「げにおそろしきは食い物のうらみ」
- 一面のマヨネーズ
- 「ボクはこういうパンツがはきたいんでーす!!」
- 父の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「今日やることだけを目の前に据えて生きる」
- 「女房は戦友だ」
- 父の男のカレー
- 「あれスーパーで山ほど売ってたら誰も買わんぞ」
- 「まぁいいだろう」
- しみちゃんの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 鼻水を垂らすしみちゃん
- 「なんか人間っていとおしいよね」
- 「誕生日って本人以外にはただの平日だもんねえ!」
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- 吉岡の香水
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- 浅田の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「それじゃあんたたちの罪がチャラになる」
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- 「貧民クラブ」
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