こむぎびよりのコッペパン(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『こむぎびよりのコッペパン』とは、漫画家・魚田 南によって2020年5月12日より『マンガJam』にて連載された女性漫画である。不器用な青年と一匹の犬が出会って始まる日常生活が描かれている。主人公・甲斐田 一虎はバイト帰りに、河川敷に捨てられている犬・コッペ・パンを見つける。コッペ・パンはパンが大好きで、好き嫌いが激しいことで前の飼い主に捨てられてしまった。複雑な家庭環境によって愛情を知らない一虎と、人間に心を開かないコッペ・パンの2人が共に過ごし、信頼関係を築いていくストーリーである。

コッペの元飼い主で、ナンの現飼い主。小学生3年生。
コッペのことが大好きで大事に飼っていたが、コッペが母親に捨てられてしまい、とても悲しんだ。
一虎と散歩しているコッペを見つけ、再会を喜んだ。
両親が離婚した後、滋賀県にある父親の実家に住んでいる。

伊与の父親

伊与の父親。
妻と離婚し、娘とともに実家に身を寄せる。
妻がコッペを捨てたことを申し訳なく思っている。
飼い犬・ナンが娘に懐かず、困って一虎に相談した。

ナン

田村一家の飼い犬。
生まれて半年の幼犬。山生まれの保護犬で、田村一家に引き取られた。
不安から伊与に対して試し行動をとる。
名前は伊与が「パンと似た食べ物の名前がいい」ということで、「ナン」とつけられた。

櫻井(さくらい)

こうめの飼い主。
落ち着きある笑顔があたたかい老紳士。
ともやすの店の常連で、こうめを連れてよく訪れる。
妻が亡くなりこうめと2人で暮らしていた。コッペの飼い主を見つける重要な情報を教えてくれた。

こうめ

櫻井の飼い犬。
推定年齢16歳の成犬。犬種はシュナウザーのメス。
櫻井の妻が勤め先で見たコッペを可愛らしく思い、櫻井と共に飼い始めた。
老衰で亡くなる。

その他

古部(こべ)

コッペの元飼い主。
パン屋の主人で、コッペを連れて高校購買にパンを卸しに行っていた。
コッペとパンを分け合って食べるのが毎日の楽しみだった。
1年前に入院しそのまま亡くなる。

安達 淳一(あだち じゅんいち)

古部の孫で、大学生。
大学に通うため、春から閉店した古部パンに住んでいる。
祖父が亡くなったためコッペを引き取るが、祖父以外に懐かないコッペを可愛がらず、脱走したコッペをそのままにしていた。
両親は海外に赴任しており、一人暮らしをしている。

アキ

ナナの飼い主。
一虎が住むアパートの住人の甥っ子で、泣き虫な性格。
母親を早くに亡くし、父親と飼い犬・ナナの3人で暮らしている。
ナナが妊娠したことで母親と同じように亡くなることを怖れ、拒絶した態度をとる。

5ylacto_shimogamo
5ylacto_shimogamo
@5ylacto_shimogamo

目次 - Contents