佐藤晴美(Flower・E-girls)の徹底解説まとめ

佐藤晴美(さとう はるみ)とは、E-girls、Flowerの元ダンスパフォーマー、モデル、タレントである。2019年にFlowerが解散、2020年にE-girlsが解散した後はモデルの仕事を増やし、ファッション雑誌『Ray』『sweet』『BAILA』で表紙を飾った。また、2014年からドラマ『恋文日和』で女優デビューもしている。2017年からはE-girlsのリーダーも務め、仕事が増えていく中で全て責任もって最後までやり遂げるところに、周囲のメンバーは絶大な信頼を置いている。

『紅のドレス』

結ばれない恋だとわかっているが、それでも好きな人にいつの日か振り向いてもらえることを願う女性の気持ちを歌った楽曲である。歌詞の「紅、見てよ見てよ私を忘れずにいてください」は、相手を誰よりも愛している、という情熱を伝える。メンバーたちも紅のドレスに身を包み、鮮やかな赤色の口紅をしてパフォーマンスをしており、ミュージックビデオ全体で熱烈な感情を伝える。

アルバム

『Flower』

1. Still
2. forget-me-not 〜ワスレナグサ〜
3. let go again feat. VERBAL
4. 太陽と向日葵
5. Fadeless Love
6. YOUR GRAVITY
7. Boyfriend (Moonlight Version)
8. To Be Free !!
9. 恋人がサンタクロース
10. 白雪姫
11. サクラリグレット
12. 初恋
13. CALL

Flowerのデビュー曲から13曲を収録した初アルバムの『Flower』は約6.2万枚を売り上げ、2014年2月3日付のオリコン週間アルバムランキングで初登場にもかかわらず3位にランクインをした。また、発売開始から約10万枚を達成したことを記念してミニライブも開催された。「失恋」をテーマにした代表曲「Still」「太陽と向日葵」「白雪姫」や、初めて付き合う時に感じる甘酸っぱい感情を詰めた「初恋」など、女性目線の気持ちをストレートに歌うFlowerに多くのファンが惹きつけられた。

『花時計』

1. 花時計〜Party's on!!
2. 秋風のアンサー
3. 青いトライアングル
4. さよなら、アリス
5. 熱帯魚の涙
6. Dolphin Beach
7. Flower Garden
8. Dreamin' Together feat. Little Mix
9. あの日のさよなら
10. Spring has come
11. 七色キャンドル
12. 時間旅行
13. 白雪姫 〜orchestra mix〜(version 2015)

Flowerの2枚目シングルとなった『花時計』は、ボーカルの武藤千春が脱退をした後、リリースされた。脱退前に武藤がボーカルを務めた「白雪姫」のみ、ボーカルの鷲尾と市来で収録し直したため「version 2015」として表記してある。雪が降り積もった森の中をさまよい歩き、好きな人を見つけようとする女性の切ない気持ちがメンバーの表情にも表れている。シングル『白雪姫』でオリコン週間ランキング3位を獲得するほどの反響を呼んだ。今作品、アルバムには作曲家である佐川 紘樹(さがわ ひろき)と共同でオーケストラ風に収録し直されている。ピアノ、ヴァイオリンのメロディーが楽曲「白雪姫」の切なさをさらに搔き立てる。

『THIS IS Flower THIS IS BEST』

(Disc 1)
1. Still (version2016)
2. SAKURAリグレット (version2016)
3. forget-me-not ~ワスレナグサ~ (version2016)
4. 恋人がサンタクロース (version2016)
5. 太陽と向日葵 (version2016)
6. 白雪姫 (version2016)
7. 熱帯魚の涙 (version2016)
8. 秋風のアンサー (version2016)
9. さよなら、アリス (version2016)
10. TOMORROW ~しあわせの法則~ (version2016)
11. Blue Sky Blue (version2016)
12. 瞳の奥の銀河(ミルキーウェイ)
13. やさしさで溢れるように
14. 他の誰かより悲しい恋をしただけ
15. 人魚姫

(Disc 2)
1. CALL (version2016)
2. Boyfriend(Moonlight Version) (version2016)
3. 初恋 (version2016)
4. Dolphin Beach (version2016)
5. Flower Garden (version2016)
6. Clover (version2016)
7. ラッキー7
8. Imagination
9. Virgin Snow~初心(はつごころ)~
10. 紫陽花カレイドスコープ
11. Dreamin' Together feat.Little Mix (version2016)

(DVD )
1. Still(Music Video)
2. SAKURAリグレット(Music Video)
3. forget-me-not ~ワスレナグサ~(Music Video)
4. 恋人がサンタクロース(Music Video)
5. 太陽と向日葵(Music Video)
6. 白雪姫(Music Video)
7. 初恋(Music Video)
8. let go again feat.VERBAL(m-flo)(Music Video)
9. 熱帯魚の涙(Music Video)
10. 秋風のアンサー(Music Video)
11. さよなら、アリス(Music Video)
12. Dreamin' Together feat.Little Mix(Music Video)
13. Blue Sky Blue(Music Video)
14. 瞳の奥の銀河(ミルキーウェイ)(Music Video)
15. やさしさで溢れるように(Music Video)
16. 他の誰かより悲しい恋をしただけ(Music Video)

(ドキュメンタリー映像)
1. THIS IS Flower ~True Story of the Flower Garden~

Flowerデビューシングル『Still』からシングル『やさしさで溢れるように』までの表題曲に加え、カップリング曲に「ラッキー7」「Imagination」「Virgin Snow〜初心(はつごころ)〜」「紫陽花カレイドスコープ」と、新曲「他の誰かより悲しい恋をしただけ」「人魚姫」を加えたベストアルバムである。映像作品には楽曲のミュージックビデオに加えて、ドキュメンタリー映像を収録している。デビュー前からベストアルバムをリリースするまでの軌跡と、メンバーそれぞれにインタビューした様子を収録した。佐藤はドキュメンタリー映像でインタビュー映像を取る前にFlowerとして活動してきてリリースしたミュージックビデオを全て振り返った。多くの楽曲でオリコン週間ランキングのトップにランクインした喜び、コンサートを開催できたことへの感謝、メンバーの脱退の寂しさ、など様々な感情が生まれて涙を流したという。しかし、メンバーが減ることについては「1人1人の夢があって、それを思うと卒業っていうのは、グループとしてやっていく上で避けては通れないこと」と前向きに捉えてメンバーの背中を押し、ベストアルバムのリリースを迎えた。

そんなFlowerの成長と歴史を振り返ることができるこの作品は、オリコン週間ランキング1位を獲得した。

『F』

1. 紅のドレス
2. たいようの哀悼歌
3. そこらへんによくある話
4. MOON JELLYFISH
5. モノクロ
6. カラフル
7. とても深いグリーン
8. まだ好きだから
9. My Joe
10. Stranger
11. Boyfriend
12. F

本アルバムはパフォーマーの藤井萩花(ふじい しゅうか)が脱退した後にリリースした作品で、Flowerで出す作品はこれが最後になった。メンバーが9人だった当初から、この作品をリリースした時には5人にまで減ってしまった。佐藤は人数が減ってもパフォーマーとして「自分だったら恋する切なさをどう体で表現するか」を考えて集大成の作品の作成に挑んだ。週間オリコンランキングでは6位にランクインした。

佐藤晴美(Flower・E-girls)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

「太陽と向日葵」

真夏の始まりに恋をし、好きな人に思いを伝えられないまま夏が終わる切なさを歌った楽曲である。ボリュームのある白色と紫色のスカートを左右に振りながらパフォーマンスをする場面が多く、迫力がある。上品で、品のある楽曲に合わせて女性らしいダンスをするところが佐藤の強みである。

「let go again feat. VERBAL(m-flo) 」

ボーカルの鷲尾伶菜(わしお れいな)と日本のMC、DJ、音楽プロデューサー、デザイナーでもあるVERBAL(バーバル)によるコラボ楽曲である。鷲尾の力強く、儚い歌声にVERBALによるキレのあるラップをいれたことで、さらに愛を求める情熱さが感じられる。

「白雪姫」

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